アルバイトの目的(雫の場合) | 27卒までの徒然日記

27卒までの徒然日記

2004年8月生まれ「夏鈴」と2001年6月生まれ「雫」の父親が徒然を綴ります

少し前に雫(社会人1年目)と電話で話したときのことです。


雫が大学生だったころに、私がよく言い聞かせていた「あること」を社会人になった今、とても実感していると話してくれました。

 

「あること」というのは、学生時代のアルバイトに関することです。

 

雫の学費と下宿費用は私が払っていましたが、友だち付き合いや遊びに掛かる分については、自分がこれまで貯めてきたお小遣いや、アルバイトをして稼ぐ分で賄うように言っていました。

 

雫は倹約家で、派手に遊んだり、高価なものを欲しがったりするタイプではないので、アルバイトに明け暮れるような心配はしていませんでした。


ただ、アルバイトを初めてみると、お金を貯めたい気持ちが強い(倹約家が故?)ように感じたため、次のように話したことがあります。


「アルバイトの目的は、お金を稼いで貯めることじゃなく、学校では得られない社会寄りの経験を積むこと、大人と話す機会を作って大人の考え方や常識を学ぶこと」

「お金に関して言えば、社会に出て働くようになれば、学生時代に稼ぐ分くらい、直ぐに取り戻せるから」

「だから、アルバイトをし過ぎて学業が疎かにならないように」

 

今、雫が実感しているのは、この2つ目のこと。


雫は次のように話してくれました。


「100万円くらいは直ぐに貯まりそう!お父さんが言ってたとおりやわ。アルバイトは程々にして、学校の授業はもちろん、資格試験の勉強とか、交友関係を広める活動とか、色々なことに取組めて良かったよ」

 

大人になった雫を感じました。