地方でも国立に進学するメリット(学業編) | 27卒までの徒然日記

27卒までの徒然日記

2004年8月生まれ「夏鈴」と2001年6月生まれ「雫」の父親が徒然を綴ります

雫は地方国立大(文系)に通う4年生。ちなみに、難関大ではありません。


関西圏の私大も魅力的ですが、私個人としては国立に進んで欲しいと思っていました。


理由としては大きく3つ。

・1つ目:私立と比べて少人数教育であること。

せっかく高いお金を払って学ぶのだから、密度の高い教育を受けて欲しいと思っていました。

関学の社学を卒業した20代の(一緒に仕事をしている)女子に聞いたところ、所属していたゼミの学生は20人弱だったそうです。対して、雫が所属しているゼミは5人です。ちょっと寂しい気もしますが、教授との距離は近く、何でも遠慮なく話せるようです。

院進を目指していたときは、色々アドバイスをしてくださったり、教え子で奈良女の准教授をされている方を紹介してくださったり、親身になって相談に乗っていただいたようです。


・2つ目:学生の学力が揃っていること。

今の時代、国公立大学でも「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」を取り入れてはいるものの、私立大学のような指定校の仕組みは無いため、学生の学力はある程度揃っていると思います。


・3つ目:誘惑が少ないこと。

地方だと、首都圏のような楽しく遊べる施設やオシャレなお店が少なく、時間とお金を浪費する機会が少ないと思います。


他に、理系であれば、国立大学の方が研究設備が充実していると聞きますから、この点も地方を気にせず国立に進むメリットだと思います。


また、理系で国立の場合は、院に進学する割合が高く、就職にも有利だと思うので、院卒の就職先を確認してみるなど、卒業後のことも考えて進路を決めた方が良いと思います。