27卒までの徒然日記

27卒までの徒然日記

2004年8月生まれ「夏鈴」と2001年6月生まれ「雫」の父親が徒然を綴ります

2024年パリオリンピック。

3年前の東京オリンピックと違って有観客なだけに、テレビで観ていても盛り上がりを感じます。


今回、開幕直前に、某選手(19歳)の喫煙と飲酒が発覚し、その選手が出場を辞退する出来事がありました。


大学生を子に持つ親としては他人事ではありません。


さすがに高校生は大丈夫と思いますが、大学生(特に一人暮らしをしている子)の場合、ことの重大さに気付かず、サークルの先輩だったり、先に二十歳になった同級生から勧められ、お酒を飲んでしまうことが無いとは言えません。


昔は気にしなくて良かったですが、今はスマホで簡単に動画が撮れる時代。


もしかすると、二十歳前の飲酒を誰かに撮られていて、その2年後、就活で内定を得た企業にチクられ、内定取消になることも考えられます。


雫(社会人1年目)が大学1、2年生のときはコロナ真っ只中、皆でお酒を飲む雰囲気ではなかったため、そういった心配は不要でしたが、夏鈴(大学2年生)のときは心配でした。


そのため、入学と同時に、先に書いたことを伝え、二十歳になるまで飲酒は絶対にしないよう注意を促しておきました。


もし、そういった事態になっても「若気の至り」とされ厳重注意、内定が取消されるまでは無いと思いますが、気を付けるに越したことはありません。




最近、夏鈴(大学2年生)のアルバイトに対する意識が変わってきていることに気付きました。

このことについて書きたいと思います。


夏鈴は中学生になった頃から、欲しいものがあれば友達と出掛け、親に何の相談もなく買ってくるような子でした。


一方、姉の雫(社会人1年目)は、高校生までは、友達と買物に出掛けても、勝手に洋服を買ってくるようなことはありませんでした。


夏鈴は、大学に入学早々アルバイトを始め、今は2つを掛け持ちしています。


夏鈴がどのくらい稼いで、そのお金をどう使っているかは知りません。

もう大学生なので、細かくあれこれ言うつもりはありませんが、例え自分で稼いだお金であっても、大切に使って欲しいと思います。


アルバイトについて、雫に話してきたことは前回の投稿に書いたとおりですが、夏鈴にも同じことを伝えています。それでも、受け取り方は姉妹でそれぞれ違います。


そんな夏鈴と先日電話で話した際、今さらですがやっと気付いてくれたことがありました。


夏鈴「夏鈴、スタジオのバイト辞めようかな。だって時間が勿体ないもん。」

夏鈴「(自分の)周りにめっちゃバイトして服を買いまくってる子とかいるけど、キリがないと思うねん。」

夏鈴「しかも(スタジオのバイトは)言われたことをやってるだけやし。夏鈴じゃなくても(誰でも)出来るし。」


この辞めようと思っているアルバイトは、時給の割りに楽だそうで、「楽して稼ぐ」のには向いています。ただ、就活時にガクチカとして話せる要素がなさそうなことから、折を見て辞めようということになりました。





少し前に雫(社会人1年目)と電話で話したときのことです。


雫が大学生だったころに、私がよく言い聞かせていた「あること」を社会人になった今、とても実感していると話してくれました。

 

「あること」というのは、学生時代のアルバイトに関することです。

 

雫の学費と下宿費用は私が払っていましたが、友だち付き合いや遊びに掛かる分については、自分がこれまで貯めてきたお小遣いや、アルバイトをして稼ぐ分で賄うように言っていました。

 

雫は倹約家で、派手に遊んだり、高価なものを欲しがったりするタイプではないので、アルバイトに明け暮れるような心配はしていませんでした。


ただ、アルバイトを初めてみると、お金を貯めたい気持ちが強い(倹約家が故?)ように感じたため、次のように話したことがあります。


「アルバイトの目的は、お金を稼いで貯めることじゃなく、学校では得られない社会寄りの経験を積むこと、大人と話す機会を作って大人の考え方や常識を学ぶこと」

「お金に関して言えば、社会に出て働くようになれば、学生時代に稼ぐ分くらい、直ぐに取り戻せるから」

「だから、アルバイトをし過ぎて学業が疎かにならないように」

 

今、雫が実感しているのは、この2つ目のこと。


雫は次のように話してくれました。


「100万円くらいは直ぐに貯まりそう!お父さんが言ってたとおりやわ。アルバイトは程々にして、学校の授業はもちろん、資格試験の勉強とか、交友関係を広める活動とか、色々なことに取組めて良かったよ」

 

大人になった雫を感じました。