【 要約のつくり方 4 】
【 工程 4 】
【 工程 3 】における【 原文と捉えた英文 】と【 機械翻訳による直訳 】と【 意訳と捉えた原文 】の関係性から【 要約文 】を自分の頭で考えてみる
※ 補足説明 冠詞の訳し方
【 第一文節 】の五行目に含まれている冠詞の解説
This is the end of the way!
ピンクの蛍光ペンで色分けした冠詞の表現は、下記の文型であるため省略して訳しても構いません
【 冠 詞 】+【 名 詞 】+【 名詞を修飾する形容詞 】
the end of the way!
【 冠 詞 】=【 名詞を修飾する形容詞 】
【 冠 詞 】の部分は名詞を修飾する形容詞と同じ役割
黄色の蛍光ペンで色分けした冠詞の表現は、下記の文型であるため直訳して訳すか、言葉を代入して訳すかのどちらかでなくてはいけません
【 冠 詞 】+【 名 詞 】+【 原文から省略されてしまった名詞を修飾する形容詞 】
the end of the way +【 原文から省略されてしまった名詞を修飾する形容詞 】
【 冠 詞 】=【 原文から省略されてしまった名詞を修飾する形容詞 】
【 冠 詞 】の部分は後ろに掛かる名詞を特定・限定する用途か、文章の中の言葉を受ける用途
【 原 文 】 This is the end of the way!
【 直 訳 】 これが この 道 の 終わり です!
【 意 訳 】 ( これが ) その 果て の 終局 だ!
【 要 約 】
それぞれの人称代名詞で表現されているキャラクターを識別して、誰の台詞でダレに対しての台詞であるのかの識別もして、冠詞と代名詞の表現に文脈の流れから読み取れる具体的な言葉を代入して訳した状態の訳文
【 登場人物 】
一人目 … キラ・ヤマト
二人目 … ラウ・ル・クルーゼ
三人目 … 人類
四人目 … コーディネーター( 遺伝子操作によって生み出された優れた遺伝子を持つ人類 )
【 例文 1 】
【 要 約 】
【 第一文節 】
【 原 文 】 This is the way it's supposed to be!
【 直 訳 】 これが そうで あるべき その 道 だ!
【 要 約 】 この結末が 人類の辿る べき 道 だ!
【 ラ ウ 】 これが定めさ!
【 原 文 】 This is the path you knew you had to take.【 直 訳 】 これが アナタが アナタが 選択しなければなかったと 知っていた その 道
【 要 約 】 この結末が 人類が 選択しなければなかったと すでに知っていた 道
【 ラ ウ 】 知りながらも突き進んだ道だろう
【 原 文 】 What?【 直 訳 】 何?
【 要 約 】 何だと!
【 キ ラ 】 何を!
【 原 文 】 Believing in justice, running from it, not knowing, not asking!【 直 訳 】 正義を信じること それから逃げること 知らないこと 尋ねないこと!
【 要 約 】 正義を信じ この絶望的な現実から逃がれ 知らず 聞かず!
【 ラ ウ 】 正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず、聞かず!
【 原 文 】 This is the end of the way!【 直 訳 】 これが この 道 の その 終わり です!
【 要 約 】 この結末が 人類の辿るべき 終局 だ!
【 ラ ウ 】 その果ての終局だ!
【 原 文 】 There is no way to stop it!【 直 訳 】 そこには これを 止める 手段は ない!
【 要 約 】 その精神の中では 人類の滅亡を 止める 手段は ない!
【 ラ ウ 】 もはや止める術など無い!
【 原 文 】 And you will perish, man! And they will perish!【 直 訳 】 そして アナタは 滅びる だろう 人は! そして 彼等は 滅びる だろう!
【 要 約 】 そして 人類は 滅びる だろう 人は! そして 人類は 滅びる だろう!
【 ラ ウ 】 そして滅ぶ、人は! 滅ぶべくしてな!
【 第二文節 】
【 原 文 】 Such is your logic!
【 直 訳 】 そんな アナタの 理屈!
【 要 約 】 そんな 貴方の 理屈!
【 キ ラ 】 そんな貴方の理屈!
【 原 文 】 That's who you are, Kira boy.【 直 訳 】 それが アナタの 存在 キラ少年
【 要 約 】 私が キミに諭す 人類こそ 本当の人間の 存在だよ キラ君
【 ラ ウ 】 それが人だよ、キラ君
【 原 文 】 No, it's not!【 直 訳 】 イヤ そうじゃない!
【 要 約 】 イヤ 本当の人間というのは 貴方の理屈通り じゃない!
【 キ ラ 】 違う!
【 原 文 】 People are not like that!【 直 訳 】 人々は その ような 存在 じゃない!
【 要 約 】 人々は 貴方の理屈通りの ような 存在 じゃない!
【 キ ラ 】 人は、人はそんなものじゃない!
【 原 文 】 What's different! Why are they different?【 直 訳 】 何が 違う! 何故 彼等は 違う?
【 要 約 】 何が 違う! 私に見える人々と キミに見えている人々とは 何故 違う?
【 ラ ウ 】 何が違う! 何故違う!
【 原 文 】 In a world of those who have only eyes and hearts of hate and fingers to pull the trigger【 直 訳 】 憎しみ の 心 と 目 と その 引き金を 引く 指 しか 持たない それらの この 世界 の 中で
【 要 約 】 憎しみの心と目と他人の命を奪う引き金を引く指しか持たない人類たちに支配された世界の中で
【 ラ ウ 】 憎しみの目と心と、引き金を引く指しか持たぬ者達の世界で
【 原 文 】 What do you believe in? Why do you believe?【 直 訳 】 アナタは 何を 信じる? アナタは 何故 信じる?
【 要 約 】 人類は 何を 信じればいいのか? 人類は 何故 信じる?
【 ラ ウ 】 何を信じる! 何故信じる!
【 原 文 】 Because that's all you know!【 直 訳 】 それが アナタが 知ることの 全て だから!
【 要 約 】 アナタは それしか 知らないの だから!
【 キ ラ 】 それしか知らない貴方が!
【 原 文 】 I don't know, after all, one only knows what one knows!【 直 訳 】 私は 知らない 所詮 私は 私が 知る こと しか 知らない!
【 要 約 】 私は 知らない 所詮 私は 己が 知る こと しか 知らない!
【 ラ ウ 】 知らぬさ 所詮、人は己の知る事しか知らぬ!
【 原 文 】 Do you still want to suffer? Someday, someday, someday...【 直 訳 】 アナタは まだ 苦しみたいのか? いつかは いつかは いつかは
【 要 約 】 人類は まだ 苦しみたいのか? いつかは やがて いつかはと
【 ラ ウ 】 まだ苦しみたいか? いつかは、やがていつかはと
【 原 文 】 How long have you been fighting with such sweet poison?【 直 訳 】 アナタは そのような 甘い 毒と 共に どのくらいの時間 戦い続けてきたのか?
【 要 約 】 人類は キミの理想のような 甘い 毒と 共に どのくらいの時間 戦い続けてきたのか?
【 ラ ウ 】 そんな甘い毒に踊らされ、いったいどれほどの時を戦い続けてきた?
【 第三文節 】
【 原 文 】 Ahahahaha!
【 直 訳 】 アハハハハ!
【 要 約 】 アハハハハ!
【 ラ ウ 】 アハハハハ!
【 原 文 】 I guess I win anyway!【 直 訳 】 私は とにかく 勝つと 私は 思う!
【 要 約 】 この勝負 私が キミに 勝つと 確信している!
【 ラ ウ 】 どの道、私の勝ちだな!
【 原 文 】 If Yakin self-destructs, Genesis will fire!【 直 訳 】 ヤキンが 自爆 すれば ジャネシスは 発射される だろう!
【 要 約 】 ヤキンが 自爆 すれば ジャネシスは 発射される!
【 ラ ウ 】 ヤキンが自爆すれば、ジェネシスは発射される!
【 原 文 】 There is no longer any way to stop it!【 直 訳 】 そこでは もはや 誰にも これを 止める 方法など ない!
【 要 約 】 その精神の中からでは もはや 誰にも ジェネシスを 止める 方法など ない!
【 ラ ウ 】 もはや止める術はない!
【 原 文 】 The earth will be burned, and the tears and screams will be the culprit of a new conflict!【 直 訳 】 この 地球は 焼かれることに なる だろう そして その 涙 と 叫びが 一つの 新しい 対立 の その 犯人に なる だろう!
【 要 約 】 この地球は焼かれ 犠牲となった人々の涙と心の叫びが 次の新しい戦争の火種となるだろう!
【 ラ ウ 】 地は焼かれ、涙と悲鳴は新たなる争いの狼煙となる!
【 原 文 】 It is the day of the prophecy that man has many!【 直 訳 】 これが 人が 多く 持っている その 予言 の その 日だ!
【 要 約 】 今日こそ 人類が 数多 持つ 予言 の 日だ!
【 ラ ウ 】 人が数多持つ予言の日だ!
【 原 文 】 Such is the prophecy!【 直 訳 】 そんな この 予言!
【 要 約 】 そんな 貴方の 予言!
【 キ ラ 】 そんなこと!
【 原 文 】 Who has done so much work?【 直 訳 】 そんな 多くの 使命を 行ってきたのは 誰だ?
【 要 約 】 それほど 多くの 歴史を 重ねてきたのは 誰だ?
【 ラ ウ 】 それだけの業、重ねてきたのは誰だ!
【 原 文 】 You are one of them!【 直 訳 】 アナタは 彼等 の 一つ!
【 要 約 】 キミとて 遺伝子操作から生み出された優秀な遺伝子を持つコーディネーター の 一人だろうが!
【 ラ ウ 】 キミとて、その一つだろうが!
【 原 文 】 And yet! I have a world to protect!【 直 訳 】 それでも! 私は この 世界を 守る べきなんだ!
【 要 約 】 それでも! 僕は この 世界を 守りたいんだ!
【 キ ラ 】 それでも! 守りたい世界があるんだ!
【 機動戦士ガンダムSEED 48.FINAL PHASE 終わらない明日へ から引用 】
【 直 訳 】
文章構成の理解、人称代名詞の識別、冠詞と代名詞の理解が及んでいない状態の訳文
外国語の原文を辞書の言葉通りに直訳しただけの訳文
機械翻訳に可能な翻訳品質の限界
【 要 約 】
原文の直訳から文章構成の理解、人称代名詞の識別、冠詞と代名詞の理解を進めている状態の訳文
直訳した原文から読み取れた原文の内容を訳文に反映させている段階の訳文
自分の頭で原文の内容を捉えようとしている段階の訳文
原文に対しての理解を深める目的で作成しているため、訳文の文章が具体的かつ長文になりやすい
人間の翻訳者にしか作成できない訳文
【 意 訳 】
原文の要約から文章構成の理解、人称代名詞の識別、冠詞と代名詞の理解できた後の訳文
訳文の文章が長文になってしまった要約の表現を削り、スッキリとした短文に仕上げた状態の訳文
表現が不自然になってしまった要約を自然な日本語の表現へと変換した状態の訳文
人間の翻訳者にしか作成できない訳文
【 翻訳品質 】
【 意 訳 】>【 要 約 】>【 直 訳 】
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