ステージⅣ 大腸癌、肝臓と肺に転移

ステージⅣ 大腸癌、肝臓と肺に転移

2020.09 75歳の父に、肝臓と肺に転移したステージⅣの大腸癌が見つかりました。闘病ブログです。

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12月の後半、紹介状をもって、総合病院へ行った。

担当の消火器外科の先生は、お若いけれど、優しそうな先生で、一安心。

 

その日にできる検査、血液検査、レントゲン、肺の機能検査を受け、後日、MRIとCTの予約をしました。

その結果を見て、今後の治療方針を決めましょうと、1月半ばの診察予約もして帰宅。

 

肺の機能検査では、前歯が痛くて、強くゴムを噛めずに、口元から空気が漏れ、何度もやり直しをさせられたそう。

最後には、頭にきてしまった父は

「抗がん剤投与後で、息が続かないんですよねー」と訴えたそうです。

 

いやいや・・・前歯が痛いせいでしょう・・・?

 

話し合いの結果、家から、バスで通える、がん診療連携拠点病院の総合病院に決めました。私が産まれた病院でもあります。

 

父も、自分のことを思っての家族の意見だと分かってくれ、承諾。

父の希望を酌まなかったことに、後々後悔するかな。父のためと言いながら、自己満足のエゴなのかも。と悩みもしました。

 

お世話になった主治医は

「○○さんにとって(父)納得のいく、最善の治療を受けることが、一番ですよ」と仰ってくれました。

手術をした病院の先生がOKしてくれたら、術後抗がん剤を、こちらでしても良いですし、何かあったら、来て頂いて結構ですよ、とまで言っていただきました。

 

ほんっとに、良い先生で、お別れが寂しかったです。

紹介状、診療情報と、画像データを頂き、手術を受ける総合病院へは、12月の後半に予約がとれました。

 

ただ、こちらの主治医が仰った、どこの病院で手術を受けるにしろ、なるべく早く、1月以内にはしたほうがいいと思います。

 

この言葉が引っかかっていました。

 

手術を受ける病院を決める。

 

①父は、現在の病院で主治医にして欲しい。

②家族は、がん専門病院か、せめて、がん診療連携拠点病院だと安心。

③親戚は、絶対に、専門病院推し。

 

かかってきた科が、外科だったから、手術一辺倒で、話は進んでいたけれど、父の本音は、できることなら手術したくない。そんな雰囲気が感じとれました。

私も、難しい肝臓と肺の手術は、高齢だし、できるなら受けさせたくなかった。だけれど、直腸だけを手術する。というのは、ガイドラインから外れるのかな。手術するなら”全てを”ということでした。

 

うちは、足となる車がなく、専門病院へ電車で通うとなると1時間~2時間かかる。入院、手術はもちろん、術後の抗がん剤治療に通うのも、何かあった場合、緊急で受診するのは大変だろうと、話し合いで②が濃厚となりました。