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ステージⅣ 大腸癌、肝臓と肺に転移

2020.09 75歳の父に、肝臓と肺に転移したステージⅣの大腸癌が見つかりました。闘病ブログです。

抗がん剤6クール目に、CTの検査も受けました。

結果は、主治医が「これは嬉しいな~!」と、高らかな声をあげるくらい、肝臓の腫瘍が縮小と、消滅していました。

 

「あと2、3回抗がん剤をすれば、手術の可能性も見えてきそうです」

 

その主治医の言葉通り、次回の診察で、来年手術をする予定だと伝えられました。

 

ポートの埋め込み手術で、こちらの病院へ、入院したときから、もしも手術が可能になった場合は、家族と相談し、手術を受けるかどうか、受けるなら、病院選びをしたいと、お伝えしていました。

 

違う病院で、手術するなら紹介状を書きます。と、快く、仰っていただき、2週間考える時間をいただきました。

 

父は、この主治医がお気に入りでした。

おそらく、後期研修医を、終えたくらいの、お若い先生でしたが

言葉選びに、気遣いを感じ、余命はもちろん、後ろ向きな言葉は言いませんでした。

父は、先生に手術をして欲しいと思っていました。

父がガン宣告をされてから、ネットやブログで情報を漁っていた私。

その中で、生まれた感情。

コネがあったり、知名度がある方は、神の手の医者に診てもらえたり、手術してもらえるんだな・・・。

 

うちの父なんて、コネもないから、2回目の診療からは、一番若い先生にまわされるんだな。(若い先生でも、親身になって、とても良くしていただいたので、感謝しておりますが)

 

手術だって、後期高齢者で、ステージ4の患者の寿命を少し延ばすために、何時間もかけて、手間のかかる手術なんて、したくないんじゃないか?

 

知人の紹介で。上司のツテで。などで、名医に診ていただいた方をネットで、見かけて、こんな穿った感情をもってしまいました。

素直に、うらやましいと思います。

 

告知から、4ヶ月経った現在、父は元気にお正月を迎えました。

今週から早速、様々な検査が始まります。

 

過去の記事の一部をアメンバーに変えました。

治療とはあまり関係ない、プライベートな記事となります。

私のように、闘病中の家族との関係に葛藤がある方もいらっしゃると思います。

 

承認は、勝手ながら"ブログを書かれている"闘病中の、ご本人と、ご家族に限らせてください。治療の過程の記事は、アメンバーから、一般記事にしましたので、メッセージをくださった方、申し訳ございません。

 

今年も父と、二人三脚で治療をがんばっていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いします。