何かをやる
パンダは14時間も使い笹を食べる変わり者である。一日の半分以上の時間を費やしている。
どんなグルメだろうと14時間も食べれる人はそういないだろう!
吉野家の夜勤ですら9時間である。休憩が入るのでもっと少ない
パンダは何を考えて1日の半分も食べているのだろう!
しかし、オレもパンダを見習い1日の半分、食べるでも、走るでも、描くでも、ブログを見る書く
なんでもいいので12時間、なにかをやろうと決心した。今日、7時間やっていることは
牛丼が戻るまでの新メニューをいろいろ考えている。あと5時間考えれば12時間である。
なんとかやり遂げようと思う!ただこんだけ考えて、いまだに何も発明されていない!
さっきキャベツとひき肉をご飯の上にのせた!ひき肉キャベツ丼を創作したが
とても人間の食べるものではなかった!もしとてつもなくうまいものが出来たとしても
オレ個人の店ではなく、全国チェーンの吉野家なのでメニューにのることはない!
だがオレはあと5時間創作し続ける
信号の前で
ようやく延暦寺の手数珠の効果もあり、休憩中は快適な
3階で過ごそうと思い、くつろいでいた。ただなんとなく
後ろを振り返ったり、周りをキョロキョロ見たりと
休んでいるはずなのになんか疲れる。仕事中より神経をすり減らしてることに気付き
明るく、蒸し暑い店内の厨房に戻る決心をした。 やはり、2時ー5時は
お客さんがほとんどこない!霊的なこともあり、だんだん人に会いたくなってくる。
しかし、思えば思うほど人は来ない!そんな時オレは外に出る。
しかし店内よりも暗く、時間が止まっている。店内に戻り
オレはあれでもやるかと思った!これは時々やるがとても清々しい気持ちになる。
豚丼を外で食べる。静寂の中、時々車が通るくらいの変わらない信号の前で
豚丼を食べる。何ともいえない味である。山で食べるおにぎりに匹敵するうまさである。
これができるのはこの時間であり、この街だからだろう!
心募金
思えば外も明るくなってきた!
さっき、十代後半の男が来店してきた。
ちょっと怪しげな空気を出していたこの男は
オレにこのような質問をしてきた「あのー、‥お金、後で持ってくるじゃ‥だめですよね?」
オレはこのような質問がくるとまったく思ってなかったので、オレの思考回路が途切れた
少し回転している脳から出た言葉が「おそらく、だめですね。」
怪しい男「じゃあ、お茶くれますか?」
オレ「おまちください」
怪しい男にお茶をだしたところ、お茶でこんなに喜ぶ日本人がいるのか!と思うほど喜び
お茶を飲みだした。このときオレは決心した!
普段、道を歩いていて「募金お願いします」と言われても
まったく募金しないオレだが!本当は募金したい気持ちがある!
だが、なんかいい人ぶっている自分に照れて募金をしなかった!
その思いをここでと思った!
オレは店内に一人しかいないお客さんに豚丼大盛りを出した。
お客さん「お金、今ないんですけど」
オレ「今度、来たとき持ってきてください、つけときますんで」
お客さんが食べ終わり、お礼を言いながら帰って行った!
オレは豚丼大盛り420円を財布から出しレジに入れた。そう吉野家でつけ制度は存在しない!
オレの財布の中は事実!残金1280円!オレがつけたいくらい財布はオケラだ!
ただ、心はオケラではなかった。
おそらく返ってこない420円だが
まぁ、ここはよしとしよう!募金をしてこなかったオレだから
吉野家中
結局、フケり続けたが!迷宮から抜け出せそうにない!
このまま牛丼が食べれなくなったらオレは、どうなってしまうのか
いつかは食べれると思っていたが!本当にこのままだったらどうしよう?
たしかに、おいしい焼肉屋の特上カルビはうまい! オレは普通のカルビだが
飛騨牛や、松阪牛のステーキもうまい! オレはスーパーのステーキだが
しかし、このような高価でおいしい牛肉より、吉野家の牛丼の牛肉が一番だとオレは思う!
300円代で食べれる牛丼が、高級牛肉よりもほんとに食べたい!
ほんとに食べたい!
名探偵
チラッとニュースを見たらまたBSE牛がでたようだ!
そろそろ牛丼食 べれるかなーと思うと、タイミングよくBSE牛が出て来る!
このタイミングのよさには、オレの金田一魂がでてくるほど
なんか裏にあるんじゃないか!ともの思いにフケッてしまう!
しかし、オレに金田一家の血は一滴も流れていないので!フケッたところで
なにもひらめかない!だがフケッた以上、このミステリーをひもとくまでは
フケり続ける・
井の中の蛙
一通り、吉野家の仕事も覚え、飲食店ならどこに行っても
通用する世界基準の男になっていると思っていた。しかし
すし屋で修行して早、12年になるお友達の話を聞いたオレは
即座に思った!オレにすし屋は無理だ!オレは自分が何でもできる
大きい男になったと思っていたが、実際はとても小さかった!
そんなオレと対極の男が、テーレ山脈にいた。
男の名は(アンドレ・ザ・ジャイアント)である。
アンドレ家は9人家族であった。そして、アンドレは9人の中で
1番小さかった。アンドレはテーレ山脈の人間しか見ていなかったので
自分は小さい人間とずーと思って生きてきた。
しかし、テーレを出て初めて自分のジャイアントぶりに気づいたのである!
そう、小さいと思ったいたアンドレは実際大きくて!
そう、大きいと思っていたオレは実際小さかった!
予断だがアンドレ一家は普通の人より、歯が4本多かった!アンドレよ永遠
稲川
最近、オレの店でよからぬ噂がとびかっている。
何人かの店員が店の3階にある
結構広い休憩部屋で、いるはずのない人影を見たという
話を聞かされた!こんな話しを聞いて喜ぶ人間はあまりいない!
オレも喜ばないほうの人間で、それ以来、休憩中も
決して上には上がらずやや蒸し暑い厨房に朝までずーと立ち続けている。
そこで、オレは比叡山延暦寺の手にはめる数珠を購入した。
もちろん吉野家中はがっちりはめて豚丼を作っている。
おそらく、数珠の力で豚丼も清められ、少し清らかな味になっているだろう!
吉野家初!食べたら清らかになる豚丼をオレは今作っている。
育ち
最近、アルバイトで夜勤に新しい人が入ってきて
先週から入ってがんばってたようだが、今週は来ていないようだ!
人が一人前になるのもたいへんだなぁーと思ってしまった。
考えてみると一つの店をオレのような男が、たった一人でやっていることに
自分でびっくりしてしまう!オレが店長なら間違いなく
オレには店を任せることはないだろう!
杏里は思い切ったことをする女だ!ただ、杏里は間違っていなかったのかもしれない
なぜならオレは今のところミスといっても、自分の右手に自分で火傷したくらいで
ミスらしいミスはしていない、ちょっとパーフェクト店員である。
なんなら半年に一度ある昇給をひそかにアピールしているほどだ。
ただ杏里はまったくオレの事をみていない!評価の(ひょ)の字もない!
とにかくランクアップするまでオレのひそかな戦いは続く…負けられない戦いがそこにはある。
赤字ー黒字
最近、吉野家は牛丼が消えてずっと続いてた赤字から
黒字になり少しずついい傾向になっている。しかし、これはあくまで
吉野家全体をさしての黒であり、ことオレの店に限っていうと、未だに赤字である。
永遠の赤字店である。なんでも牛丼が世に栄えていた時代から
赤字という末恐ろしい事実をM君から聞いてしまった!この店が未だに24時間営業
している事が奇跡なのかもしれない!この奇跡の店でオレはまだまだやることがあるようだ。
偉人へ捧げる
昨日、永い間、オレの友達をしている人から
すごい話を聞いた。オレも好きで時々、なんとなく見ることがある
かの (チャールズ・チャップリン)は映画のワンシーンに
364日をかけアイデアを考え抜いたのだ!オレは最初その話はウソだ!と
思い、まっ たく聞き入れなかったが!その友達の真剣な顔と話で
これはウソじゃない!と悟った。しかしだ!
たったワンシーンに360日もかけるとは!どんなこだわりなんだろう!
まさに天才は1日にしてならずである。オレの豚丼のタレへのこだわりなど
なんだったのか!とこの偉人の前では思ってしまう。
それは、佐野実もしかりで!(こだわり)という言葉を簡単に安易に使っちゃ駄目だ!
麺1本に360日かけて初めてこだわりという言葉をつかってほしい!
オレも、ネギが1番やわらかく甘い時間は煮込んでから何時間なのか?
ここから出直しである。