政党支持もすべては仕事で決まる | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

無党派層はどんな人たちでしょうか。主には仕事が政治と直接関係ない人たちです。わたしもその一人ではありますが、政治に興味はとてもあります。それは広い意味では仕事にも影響するからです。例えば人口問題や消費税なとです。


これらは基本的なことでほとんどの人が関係しますが、逆にテーマが大きすぎて無関心にもなります。政治と仕事の密着度でいえば、まずは土木・建設業や通信事業などが代表的です。ほとんどが自民党支持者になると思います。 


次にくるのが労働組合関連です。これは行政の組合と民間の組合とに分かれていましたが、現在は統合されて「連合」となっています。しかし自治労の中でも左派系は、「自治労連」と別組織になっています。少しややこしいですが野党系ではあります。


そもそも公務員の組合は、政権政党との影響は大きくなるはずです。かつて野党だった民主党が政権を取ったことがありました。しかし長続きせず、そこから政治家全体への不信感となりました。その理由は簡単で権力を持つと態度が変わるからです。


かつて社会党が自民党と連立政権を組んだときも同じでした、社会党の政治家が自民党の政治家と同じように、大臣ポストに目がくらみました。そこから社会党の凋落もはじまりました。そして民主党も政権は取ったのですが政権運営に失敗しました。


これらのことから自民党の強さが逆にわかります。そして今の野党を見ていると、まとまって政権を取れる気がしません。わたしはもしもそれができるとすれば、キーマンの一人に小沢一郎がいると思います。ただしこれまでの小沢さんではダメです。


昔の自民党を操ったやり方ではもう通用しません。それを変えられればおそらくできると思います。最近はYouTubeなどにも出ていますが、話の内容はあまり変化を感じません。悪には悪ではないですが、そのくらいでやらないと自民党は倒せません。


しかし現在は自民党が自滅しそうです。なのに野党が今のままではという話にもなります。リーダーも表と裏に必要です。表の総理大臣は一人ですが、裏も含めて各所にリーダーは何人も必要です。それによって政権運営も決まります。


時を戻そう。正しい政権運営をするためにも、仕事と政治の関係はとても重要です。企業がパーティー券を何十枚も買うのは、すべてが営業活動費から出ているようなものです。仕事を取るための営業活動が選挙応援なのです。わかりやすい構図です。


これは野党の組合側も同じです。自分たちの利益(賃金や待遇)ために政治活動をしています。そしてそれ以外の人が政治に無関心層となるのですが、これもわかりやすい構図でもあります。この無関心層をいかに引き込むかは大事です。


かつての小泉フィーバーは、無関心層まで引き込むのに成功しました。あのくらいのリーダーシップは必要なのです。小泉さんの行った政治に賛否はありまずが、あの北朝鮮との難しい交渉もできました。私利私欲はほとんど感じない政治家でした。


民間の経営者も私利私欲はできるだけ抑えるべきと思います。経営も政治も同じことだといえます。トップに大欲は必要ですが、私利私欲は抜きにすべきです。私利私欲は小さな欲です。賃金闘争などが必要ない社会が理想です。


わたしの仕事と政治の関係は主に人口問題です。人口が減り続けては仕事もできなくなります。まずは人口問題を最優先に考えてもらいたいです。これは全業種に当てはまることです。それができる政治家を早急に求めたいです。ではまた関係。