人間失格にならないために… | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

臨床美容師の和ダンボです。自己紹介から始まるブログも多いですが、それはほとんどがビジネスブログです。しかしこのブログは違います。メモ帳の代わりに使っているブログです。自分が気づいたことや気になったことを書いています。


ですから普段は自己紹介はしません。臨床美容師という肩書も、ウィキペディアに一時載っていたのでビックリしました。今のところ他にはいないからです。そうなると自然とSEO対策にもなるのです。やはりオリジナルは強いのでしょうか。


臨床美容師も和ダンボも検索で必ずトップに出てきます。わたしのデジタル知識はかなり低く発想もアナログ的ですが、だからこんなネーミングにしました。ネットで調べて誰かが同じようなことしていたらしません。その結果が臨床美容師です。


太宰治イコール人間失格と勝手に思っています。デジタル化社会が、どうも多くの人間を失格にさせそうな気がします。もちろん全員ではありませんが、本当に優秀な人だけしか生き残らない気がします。単純作業や単純労働がなくなるからです。


効率だけを考えれば当然そうなります。一時のGAFAのように、極端な一極集中が起きるのです。今はそこにM(マイクロソフト)も入っていますが、当初からマイクロソフトも入っていたそうです。ただビジネススタイルの違いで入らなくなったのてす。


マイクロソフトはプラットフォーム事業ではなく、個人相手でもなく企業相手のビジネススタイルでした、しかしその影響力は大きく最近は入るようになりました。しかしこの5つの企業がずっと続くことはありえません。実際に業績は落ちています。


時を戻そう。結局デジタル化社会は、人間失格者をたくさん出すことになるでしょう。デジタル化で仕事が無くなるというよりは、人間が成長をしなくなるからです。長年仕事をやってきましたが、常に「仕事の目的」が気になっていました。


そしてわたしの出した結論は、仕事の目的は「自分の成長」でした。自分が公私両面において成長することこそ、幸せへの道となるからです。仕事の先には結婚や出産もあり、さまざまな人生が待っています。もちろん一生独身でも構いません。


しかし長い人生を生き抜くには、それなりの力は必要となります。その力は仕事の中でしか身につかない場合が多いのです。働いてお金を頂くことで、初めて真剣にもなるのです。家庭でしつけができなくても、社会に出れば立派に身につきます。


しかしその社会が今はやばいのです。人間が人間としての成長ではなく、デジタル人材としての成長を求められているのです。政府もそこに集中しているようでとても危惧しています。デジタルとアナログの両立こそが大事と思うのですが心配です。


人間は人間として育てましょう。それが基本中の基本だと思います。自分の成長のための仕事と思えば、嫌なことほど自分のためと思えるようになります。当然仕事も楽しくなります。仕事が楽しくなれば人生もほぼ成功です。


そんな生き方をしてみませんか?お金はそんなに残りませんが、楽しい人生にはなると思います。ではまた明日。