カリスマ僧侶・行基(ぎょうき)とサウナ | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

サウナファンは信仰の対象として崇めなければならないサウナの話です。佐賀県にある「らかんの湯」のことです。ここは犯罪者とも言われた僧侶の行基が作った蒸し風呂が起源です。行基がそこに五百羅漢を作り、その横にできたので「らかんの湯」と命名されました。


本当は「行基の湯」にするべきだったのです。そうすればさらに信仰の対象となったでしょう。しかしその湯がヒットしすぎて名前を変えられなくなったそうです(笑)。この話をあのチームラボ代表の猪子さんがしてくれました。これも驚きです。


猪子さんを初めて知ったのは「朝生」に出演した頃です。当時から田原総一郎さんは、若手の優秀な人をピックアップしては参加させていました。それもかなり個性とアクの強い人たちが多かったです。ホリエモンやいま話題の宮台さんなどもそうです。


その中でも猪子さんはかなり変わっていたのを今でも覚えています。その猪子さんが仏教の深い話をして、サウナの由来まで話したのは本当に意外でした。そして時間の流れはずっと続くの話から、人は自分の存在よりも超越した存在に触れたいそうです。


そのときには何か特別な状態になるそうです。長い時間が連続している事に気づくと、わざわざ遠くまで行ったりするのだそうです。アンコール・ワットやマチュピチュまでも行くのです。しかし佐賀県の御船山にはあまり来てくれないとぼやいていました(笑)。


しかしそれはジョークで、実際はかなりの人がチームラボのアート作品を見に行っています。ただ宿泊施設が足りなくてそこは課題のようです。それはアートの横に立派なサウナを作ったので、今はそちらの客がとても多いとのことでした。


人は自分の存在よりも超越した存在を感じられる時に、何か特別な状態になるそうです。そして自分を生んだ父親と母親の話になりました。それはずっと続いている連鎖なのだがなかなか気づきません。それをここに来れば感じられるそうです。


人の価値観は頭だけでは変わらないが、体験をすれば全員価値観は変わると猪子さんは言います。見てる世界を認識しているのでなく、認識した世界を見るの違いだそうです。少しややこしくなりましたが、人間は奇跡的な存在であるということでした。


それに気づくとすべてを肯定できだすのです。見ている世界しか認知できないのは当然のことであり、他人の人生などはとても認識できません。VRもダメだとハッキリと言っていました。すべて身体を通さなければ本当の認識はできないようです。


ちなみに猪子さんは、身体を「からだ」ではなく「しんたい」と発言します。なんとなく教祖感も出てきました(笑)。内容も難しかったのですが、興味のある方はぜひYouTubeで見てください。ではまた明日。