昨今、テクノロジーの著しい進歩により、次から次へと新しい技術やサービスが実用化されています。その中のひとつが人口知能のAIです。その進化は「アクティブラーニング」をすることにより、勝手に進化し続けています。
もちろんそこには人間の力は関与していますが、このまま進めば人間の知能を越える可能性があります。その転換点を「シンギュラリティ」と呼ぶそうです。落合陽一風にいえば「頭の良い人は要らなくなり、バカをバカにできない時代」になるそうです。
少し乱暴な表現ですが、逆に危機感を煽る意味ではちょうど良い感じがします。身近で一番わかりやすい例が銀行です。昔はATMの側に行員さんが立って使い方を教えていました。そしていつの間にかその行員はいなくなりました。
みんながATM使え出したら今度は人間が必要なくなりました。これを効率化または生産性か上がるということでしょうか。企業にとっては良いのでしょうが、結論としてはすべてが1ヶ所に集中され、リアル店舗はなくなっていきます。
店舗がなければ働く人もいなくなります。それがいろんな分野で起きるのです。豊後大野市に数店舗あった大分銀行も、近々三重町の1店舗に統合されるでしょう。それによってどれだけの人が解雇させられるのでしょうか。
正社員の解雇は難しい時代ですが、何らかの人員整理はしたでしょう。その結果が今の転職サイトの大流行に繋がっています。そしてそれを国も後押しをしています。人生で何回転職するのでしょうね。若い人はそれを当然と思いそうです。
時代が大きく変わったのも確かです。デジタルのこの流れはもう止まりません。シンギュラリティの2025年説を知ったのは落合陽一さんからでした。ただそのシンギュラリティがどの程度のものなのかです。マイナンバカードの期限もその頃です。
いろんなことが2年後くらいには変わりそうです。政府にはほとんどの情報は来るでしょうから、そこから企業とすり合わせをしながら政策を決めます。そしてパソナやオリックスや楽天はその恩恵を受けました。規制改革という名で。
やはり上だけが良くなるような政治は、人口を減らしますね。別に社会主義にならなくても、全体を良くすることはできます。そこで優秀な頭脳を使って欲しいと思います。しかしこれからは地方創生もAIがするようになるかも知れません。
そして人口が増えるようになれば、デジタル化も大成功となるでしょう。それを悪い人間が邪魔をしないことを祈ります。今日も地道に啓発仕事を続けます。ではまた明日。