大般若祈祷会の季節 | ゆうの日単「己事究明」

ゆうの日単「己事究明」

滋賀県東近江市能登川町にある禅寺、大徳寺の住職です。「禅は己事究明である」とは、学問の師の言葉。日々の活動や思ったことを気ままに更新していきます。見て楽しんでいただけたら光栄です。

3月に入り、滋賀県東近江市では、臨済宗妙心寺派寺院の大般若祈祷会が毎週開催されます。

参加している和尚が大般若経600巻の経題を読み上げ、経典一巻一巻を転読する法要。

皆で家門繁栄、災除魔障、商売繁盛、五穀豊穣などを祈ります。

法要は約1時間。

 

今日はまず、午前10時に五個荘の石馬寺。

 

山の中腹で、長い石段のあるお寺です。

上り下りは大変ですが、私はいつもこの石段が楽しみです。

これは帰り道、下りの写真。

石馬寺ホームページ

 

一度お寺へ戻り、午後1時より五個荘小幡町の正眼寺。

こちらは住宅街にあるシンプルな禅寺です。

 

例年3月5日は、この2か寺がセットで大般若祈祷会を行います。

 

今日は、法要の後、八日市の瓦屋寺にて、秋の御開帳及び受戒会の衆評。

「衆評」(しゅうひょう)とは、打ち合わせの会議のことです。

 

聖徳太子ゆかりのお寺で、最近は観光のお客様も多く来られます。

今の季節の境内はこんな感じですが、春は新緑、秋は紅葉で大変美しいお寺です。

 

全て終わって寺に戻ると午後5時。

帰ったら庭の掃除をしようと思ってたけど、さすがにくたびれてあきらめた(^^;)

 

次の日曜日、3月12日は午前10時より、当寺の大般若会。

今週はコツコツ準備します。

大徳寺大般若祈祷会