フェルマーテ、引退決定です。

もう一戦してくれるものと考えていましたが、残念ながら合う条件がないということと、すこしインターバルがないと走れないということで、先週のレースがラストランになりました。

 

人気はなかったですが、見せ場たっぷりのレースを最後にしてくれたことは、良かったと思います。

ただ、この世代のアーモロートとフェルマーテに関しては、もったいなかったなという印象が強いです。

どちらも 2 勝クラスで勝負になったかは別として、1 勝クラスは勝ち上がれる力を持っていたのにも関わらず、勝ち切ることが出来ずに引退となってしまいました。

 

ただ、これも良い経験にして、先に繋げるようにしたいと考えています。

アーモロートのように上体が重たいというか、筋肉がムキムキだと、どうしても脚元に負担がかかりすぎてしまうこと。

フェルマーテのように動きはそれなりに良くても、どうしてもラスト 100m 辺りで脚が鈍る馬もいるということ。

これは今後の出資馬選びに活かしていきたいところです。

 

それと、これは最大の課題ですが、自分の選択する馬はどうしても晩成傾向が強くなってしまっています。

理由が自分自身でも分かっていないので、現時点ではいかんともしがたいのですが、そうなのであれば牝馬を選ぶべきではありません。

現役を退く期限が決まっていない牡馬を中心に、出資馬選択していくべきだと思われます。

 

今年は 1 日ツアーしかないとすでに決定していますが、それでも周回展示はあると確定していますので、今年はツアーに行く予定です。

まだ行けるかどうかは分かりませんが、出来る限り行ける日程を選択して申し込みをしようと考えています。

去年牡馬を選択しているので、今年は牝馬かなという想いはありましたが、上記のことを踏まえていろいろ選択肢を広げてみます。

 

フェルマーテ、お疲れ様でした。

未勝利戦終了ギリギリの時期に勝ってくれるというのは、本当に貴重な経験でした。

様々な経験をさせてくれて、ありがとうございました。

オーディブルコール、昨日の新馬戦で無事にデビュー出来ました。

2 歳時に一頓挫あった馬でしたが、それ以降は順調に来られたからこその昨日のデビューだったと感慨深いです。

 

パドックの周回気配は、クビをリズミカルに上手く使って動けており、とても良い雰囲気でした。

さすが池江厩舎所属馬だなぁと思いながら見ていました。

ダート馬にしては動きのしなやかさがとてもあるので、芝も走れるような気はしますが、池江調教師的にはダートなのでしょう。

 

残念ながらデビュー勝ちとはいきませんでしたが、勝ち馬は後々短距離しか走れなさそうな馬でありましたし、今は筋肉量のバランスがちょうどいいのでしょうが、これから硬い筋肉がついてくると動けなくなりそうな馬なので、1 年後にはたぶん逆転していると思われます。

 

こちらは伸びしろしかないような馬体でした。

ひとつ驚いたのは、NF しがらきから入厩する時の馬体重が 515kg だったのですが、昨日のデビュー戦の馬体重が 500kg だったことです。

普通の馬はもっと減ってしまうものですが、オーディブルコールは東京競馬場までの長距離輸送があるにもかかわらずこの馬体重で出走してくれました。

思えば、入厩してから一度も飼葉のことや馬体重が減っているなどというコメントはありませんでしたし、結構 CW でしっかりと動かしても馬体減りすることなかったのは、今後に向けてとても良いことです。

 

オーディブルコールは、出資決定時から走ってくれるだろうという自信はありました。

動画のみで決定しなければならないのが 2 年目で、クラブも動画を工夫してくれているところでしたので、この動きをしている馬に出資できたのなら、楽しめるはずだと考えていました。

しかしながら、走ってみないと分かりません。

走らせたら、全然走れなかったという馬が過去にいなかった訳でもありません。

昨日は楽しみなデビュー戦でしたが、ある程度のジャッジが下される一戦でもあり、正直気が気ではない一週間を過ごしていました。

 

オーディブルコールは先々楽しみになる走りを見せてくれましたので、とてもホッとしています。

動きのバランスが良い馬ですし、走り方もバランスは良さそうでしたので、今後はあまり故障することはないのではないかと思われます。

2 歳時の剥離骨折は、まだ身体がトレーニングの負荷に耐えられるほど整っていなかったのと、同時に悪い部分をクリーニングできていたので、後々の為には結果オーライだったのではないかという気がしています。

 

池江調教師のコメントでは、レースを走った反動がなければ続戦もという感じでしたので、3 月も走ってくれる可能性があります。

次のレースではどの騎手が乗ってくれるのかというところを含め、楽しみです。

オーディブルコール、日曜日の東京競馬場最後の新馬戦でデビューが決まりました。

正直、除外権利持ちの馬が多数いましたので、いくらモレイラ騎手を確保していても出走できない可能性が高いのではないかと考えていたのですが、出馬確定してホッとしています。

モレイラ騎手は今年で騎手人生を終えるということを宣言していますので、秋に日本へ来ることはあるかもしれませんので二歳新馬戦に乗る可能性はありますが、三歳新馬戦に乗ることはオーディブルコールの後には二度とありません。

その最後の馬に出資馬がなったというのは、なにか感慨深いものがあります。

 

仕上がりの方は、かなり良さそうです。

調教のタイムもなかなか良いですし、池江調教師もよく動けているとコメントしてくれていますので、走れる態勢にはあると思っています。

おそらくですが、出資決定時の歩様から察するに、パドックでの動きはとても良く見えると思われます。

今からそれがとても楽しみでワクワクしています。

池江厩舎の出走馬達は、どの馬もみなかなり動きはよく見える馬が多いですので、元々歩様の良いオーディブルコールはとても良く見えることでしょう。

どうか、注目していただければと考えています。

 

結果はともかく、新馬戦に間に合ったことと、なによりモレイラ騎手でデビューというなかなか経験できないことになりましたので、今は楽しみだとしか言えません。

まずは、このまま何事もなく、日曜日に無事ゲートインして走り切ってくれることを願います。