オーディブルコール、昨日の新馬戦で無事にデビュー出来ました。

2 歳時に一頓挫あった馬でしたが、それ以降は順調に来られたからこその昨日のデビューだったと感慨深いです。

 

パドックの周回気配は、クビをリズミカルに上手く使って動けており、とても良い雰囲気でした。

さすが池江厩舎所属馬だなぁと思いながら見ていました。

ダート馬にしては動きのしなやかさがとてもあるので、芝も走れるような気はしますが、池江調教師的にはダートなのでしょう。

 

残念ながらデビュー勝ちとはいきませんでしたが、勝ち馬は後々短距離しか走れなさそうな馬でありましたし、今は筋肉量のバランスがちょうどいいのでしょうが、これから硬い筋肉がついてくると動けなくなりそうな馬なので、1 年後にはたぶん逆転していると思われます。

 

こちらは伸びしろしかないような馬体でした。

ひとつ驚いたのは、NF しがらきから入厩する時の馬体重が 515kg だったのですが、昨日のデビュー戦の馬体重が 500kg だったことです。

普通の馬はもっと減ってしまうものですが、オーディブルコールは東京競馬場までの長距離輸送があるにもかかわらずこの馬体重で出走してくれました。

思えば、入厩してから一度も飼葉のことや馬体重が減っているなどというコメントはありませんでしたし、結構 CW でしっかりと動かしても馬体減りすることなかったのは、今後に向けてとても良いことです。

 

オーディブルコールは、出資決定時から走ってくれるだろうという自信はありました。

動画のみで決定しなければならないのが 2 年目で、クラブも動画を工夫してくれているところでしたので、この動きをしている馬に出資できたのなら、楽しめるはずだと考えていました。

しかしながら、走ってみないと分かりません。

走らせたら、全然走れなかったという馬が過去にいなかった訳でもありません。

昨日は楽しみなデビュー戦でしたが、ある程度のジャッジが下される一戦でもあり、正直気が気ではない一週間を過ごしていました。

 

オーディブルコールは先々楽しみになる走りを見せてくれましたので、とてもホッとしています。

動きのバランスが良い馬ですし、走り方もバランスは良さそうでしたので、今後はあまり故障することはないのではないかと思われます。

2 歳時の剥離骨折は、まだ身体がトレーニングの負荷に耐えられるほど整っていなかったのと、同時に悪い部分をクリーニングできていたので、後々の為には結果オーライだったのではないかという気がしています。

 

池江調教師のコメントでは、レースを走った反動がなければ続戦もという感じでしたので、3 月も走ってくれる可能性があります。

次のレースではどの騎手が乗ってくれるのかというところを含め、楽しみです。