母との距離—衝突から気づいたこと」

 

 

2年前、私は母と一緒に住み始めました。


母は若いころ、とても活動的で丈夫な人でした。

しかし、80歳を過ぎた頃から、

近くに住む私が、

少しずつ身の回りのことをするようになりました。

 

そして、2年前、一緒に住みました。

 

 

 

 


最初の頃は、

衝突することが多かったです

 

 

私の中には、

若いころの母のイメージが強く残っていて、

「できなくなっていく母」を

受け入れるのがつらく、

無意識に「私が頑張らなきゃ」と

背負い込んでいたのだと思います。

 

 

私には兄がいるのですが、

兄はおっとりした性格で、

 

「何か手伝うことがあったら言ってね」と

言うものの、

 

私は「私が言う前に気を利かせてほしい!」と

イライラしていました。

 

「察してちゃん」になっていたんですね。

 

 

 

 

 

 

そこで、兄にも小さなことでも頼むようにし、

介護支援も考えながら進めていこうと思った矢先、

母が家で転倒し、

入院することに。

 

現在は介護施設に入所しています。

 

 

 

 

 

この距離感が、今の私にはちょうどいい。
 

 

施設では「退屈」

「することがない」

「認知が進む」といった心配もあります。
 

 

また、介護福祉士として

「自分で母を見ないなんて」と

罪悪感を抱くこともありました。

 

 

それでも

施設では朝昼夕の三食が提供され、

週に2回の入浴、見守りもある。

何かあったら、誰かがいてくれる。


それだけで、とてもありがたいと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

私も時間に余裕ができました。

私は週に1度母に会いに行きます。

 

 

母の「よく来てくれたね」と

うれしそうな顔を見ると、

私もうれしくなります。

 

私が、「父の仏壇に毎朝線香をあげている」と話すと、

「良かった~、安心できる。ありがとうね」と

言ってくれました。

 

 

 

 

 

 

母の入院は大変な出来事でしたが、

今はこの距離感がちょうどよく、

心のバランスを保ちながら関わることができています。

 

 

 

 

50代になると「親の介護」の問題も出てきますよね!

親子だからこそ、イライラしてしまうことって

あると思います。

 

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