大雑把な旅三日目は移動日。移動前に札幌を歩いてみた | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 昨日の小樽観光挫折から立ち直りはしたものの、多少腰が疼きます。 昼の飛行機で函館に向かう前に、札幌駅南口の近場を観光散歩。 修復中の庁舎前に列ぶ銀杏も少し黄色味がかっています。

 

 五月に娘から送られてきた内部見学写真があったので、てっきり見学出来るかと思っていましたが期間限定であったようで今日は外から見るだけ(こういう所が大雑把だとつまずいてしまう)。

 

 ちょっと反省で足元のドングリに話しかける。

クヌギのドングリはちょっと丸っこい。 頑張れば食べられないこともないようです。

 

 何気なくG先生で見てみると、サトウカエデであるらしい街路樹。 そうだとするとメイプルツリーだからシロップの元が取れるのですが、おそらく普通に楓じゃ無いかと(確かに葉の形がメイプルツリーに似ている)。

 

 庁舎を抜けて北大植物園へ。

開園前で閉まってます。。9時ころ開園じゃないの? HPでも9:00開園となってますが、なぜ? 仕方がないので正門前の植え込みでサルビアとコスモスを愛でる。

 

 ピンクの花はG先生によると、コスモスでも間違いではないようですがオオハルシャギク(大春車菊)という名前を持っているそうです。 コスモスにも色々と家系があるようですが、この際どうでもよろしいんじゃないかと思います。

 

 写り込んでいるのはセイヨウオオハナマルバチ。

この蜂は特定外来生物に指定されていています。 この蜂、農業ハウス内での受粉に活躍してくれていたのですが、逃げ出した個体が野生繁殖して在来種のマルハナバチなどを競合駆逐してしまったりするそうです。

 

~北海道HPより引用~

 

 『北海道には、エゾオオマルハナバチなど11種類の在来のマルハナバチが生息し、野生植物の受粉に欠かせない存在となっています。しかし、セイヨウオオマルハナバチが法規制前に逃げ出し野生化して、令和5年度(2023年度)末、現在、道内132市町村で生息が確認されており、在来のマルハナバチを駆逐したり、受粉をマルハナバチに依存する植物を減少させたりする心配があります。』

 『そこで、道ではセイヨウオオマルハナバチの防除(駆除)活動を行う「セイヨウオオマルハナバチバスターズ」を募集し、セイヨウオオマルハナバチの減少にご協力をいただいています。』

 

~引用ここまで~

 

 

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 曇天下で色づく大通り公園

 

 海外からの団体さんが引くと静かな秋のスポット 

 

 奔りの紅葉を愛で、ベンチで腰を休ませる。

 

 ところでこの蒸気を吐いているパイプは何でありましょうか?

 

 どこにあるか判りますか?

 札幌地下街の排気用ダクトだそうです。

 

 

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直ぐ近くには時計台があります。

何度か来たことがあるのですが

時間が無くて前を通っただけとか

修復中で足場があるとか

あまりご縁がありませんでした。

 

 

 折角なので中を拝見します。

ちょっとカメラ不調で色がおかしい写真が続きます。

 

 一階は博物館のような展示がされていて、ボランティアガイドさんが説明してくれます。

 

 正式名称は「旧札幌農学校演武場」。

 

~時計台HPより引用~

 

 『札幌農学校は、北海道大学の前身で北海道開拓の指導者を育成する目的で1876年(明治9年)年開校しました。演武場(時計台)はクラーク博士の提言により、農学校生徒の兵式訓練や入学式・卒業式などを行う中央講堂として1878年(明治11年)に建設されました。』

 

 

~引用ここまで~

 

 

 今は大都会の札幌も、明治代には農地の中

 

 二階は講堂のような構造になっています。

中央の四角いダクト上が時計ですね。 その前では時計台の歴史など蘊蓄が放映されています。

 

米国はワード社製の時計はシリアルナンバーが738号機

兄弟時計が世界各地に残ってるそうです。

 

 一通り拝見して裏手が出口。

 

 「日本三大がっかり名所」の一つと言われますが、個人的には大変面白かった。 ぱっと来てビルの間にある木造の時計台なんて面白くないでしょうね。 是非、内部展示もご覧になって、自ら発見と驚きを醸し出してください。

 

 時計台の写真を見ると札幌ラーメンが食べたくなります。

ですが少々時間が押してしまったので、ラーメンを諦めて早足で札幌駅北口からタクシーで丘珠空港へ。

 

 小雨が少し降るなか、函館に空路向かうのでありました。

 

 

 10/3撮影@札幌