孫と娘を札幌に送り届けるという名目で、曇天の羽田から飛んで晴れ間の東北地方上空。
JALの尾翼カメラ映像で見ると、まるで宇宙を飛行しているみたいですね。
CAさんにおもちゃをもらってご満悦。 離陸直後から着陸まで大人しく眠り込んだよい子でありました。 それまでは爺も苦戦しましたが。。
JR札幌駅に迎えに来た娘の旦那に引き渡してお役御免。 さて、ここからが四泊五日のDaimal爺のお楽しみが始まるのでありました。
午後2:30頃に駅で孫達と別れ、密かに狙っていたお昼御飯を目指して北口へ。
(北海道大学予科記念碑)
また来てしまった北大の札幌キャンパス。
そして生協の中央食堂へ突入。
この牛トロ丼が美味しいらしい。
夜の一人呑み会を勘案して小=579円と豚汁=88。
都内の大学だとレストラン顔負けの食堂があったりしますが、The学食だよね。
牛トロ丼って「凍らせた牛フレーク(牛挽肉)を温かい御飯の上でとろけさせた丼」とのことで、どうやら北海道十勝の方にはなじみがあるらしい。
「甘辛いタレが既に入っているのでよくかき混ぜて食べてください」とな。
もちろん美味しかったけど、微妙に豚汁=88円も美味かった。
これに生卵を入れるとユッケ丼になったりして。 もうすこしフレークが多いとよいなとか、小盛りを頼んでおいて自分勝手ではあります。 胡椒とちょい柚子があると贅沢なお味になりそう。 そうだ永谷園の「松茸のお吸い物」を少し振りかけてもよさそうであります。
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腹ごなしに北大散歩
木々が色付きはじめています。
奥のほこりっぽいのは落ち葉収集作業中。
昨年は朝散歩だったので外からしか観ていなかった「総合博物館」をひやか拝見してみよう。
立派な建物の博物館ですが、無料。 来場者は少ないですね。
総合総合博物館(理学部本館)はゴシック風のレンガ造り
札幌農学校時代の授業は日本人教師も生徒も英語だったのか。
わたしのように英語の先生と対立して二回も再履修するようなちゃらんぽらんで過ごした学生とは大違い。 志は大切なんですねと、45年前の私に聞かせたい。
古くさい展示とも見えるのですが、そもそも博物館とはそういった所です。
高額な対価を支払って楽しませてくれるエンターテイメントとは違って、発見と驚きを自ら醸し出す場所であります。
ちこっと建物フェチとしては展示物並みにそそられる階段。
重厚な木製手すり
小学校の頃の木造校舎階段を思い出します。
踊り場の床板。
学校とか役所なんかでもこういう床ってありましたよね。
多くの理学生がここを上り下りしたのでしょう。
三階まで登ると、吹き抜け周辺が素敵です。
吹き抜け下に続く階段があるのですが通行禁止。
アインシュタイン・ドームと云うそうです
流石に写真では読めないかな。 是非行ってみましょう札幌の北大へ!
~北大理学部HPより引用~
『ところで、 あなたは、 「アインシュタイン・ ドーム」をご存知でしょうか? 理学部本館中央部の3階まで吹き抜けの白天井ドームがそう呼ばれています。命名などの由来は不明なのですが、1935年当時の堀健夫教授(分光学)がフランス郊外のポツダムにあるアインシュタイン塔(1924年建設)を想起して呼び広めた可能性が高いとのことです。 ドーム3階の東南西北の壁に、果物(くだもの)、向日葵(ひまわり)、蝙蝠( こうもり)、梟(ふくろう)の陶板製レリーフがあり、それぞれに「1929」の製作年とともにMATIN(朝)、MIDI(昼)、SOIR(夕)、NUIT(夜)の刻印があります。』
レリーフが四方向にありますが上手く撮影出来ませんでした(少々首が痛くてこの角度が精一杯のため、綺麗な天井が撮せませんでしたが、興味ある方は北大理学部HPへ)
四泊五日の詳細計画ナシの旅。
なんと、晴れたのはこの初日だけでした!
この後は、雨・腰痛・アルコールのぐだぐだで、ほぼ行き当たりばったり。
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札幌の夜は更けて。。更けていない。
ほぼ午後5時で明るい街を、予約なしお一人様なので、開店直後に鳥源へ。
昨年来たときに「鳥串」が美味しかったので鳥串目当てでやって来ました。
開店5分後なのに座敷席には15人位のお客さん。
カウンターも2名二組くらい。
やはりこのタイミングで来ないと予約なしお一人様はダメなんだなぁ。。
札幌はジョッキと泡も凍る
お通しやらお新香やらでビール二杯をやっつけて、無意識に冷酒。
「久しぶりの酒は効くなぁ」と、しみじみとしているところに鳥串がやって来ました。
タマネギをネギ代わりにしているので甘口。 色々なお宝を特別な注文ナシで堪能出来ます。 一本から注文出来ますが、今回はまず5本で。
野菜関連串焼きも納めたところで、シンプルピーマン焼き。
ワタごと焼いてありますが、そのままがぶりと頂き来ました。 ちょっとだけ醤油をかけちゃおうかな。
そういえばナス焼きと名前が思い出せにアレを芋焼酎のお供に。
疲れているからちょっと酔ってしまったと自分で自分に言い訳をして、二杯目を我慢した焼酎の杯に溜まっていた氷解水を舐めて今夜はおしまい(多分焼酎はお替わりしていないはずである。レシートなくしてしまった)。 仕上げの「かけそば」も食べられませんでした。
写真見るまで、焼酎を呑んだことを忘れていた。。。
沈没する前に、もう一段摂生しよう。。。
10/1撮影@札幌