白山神社の紫陽花を愛でた後、お腹が空いたので特に考えもなしに日比谷に上陸。
このあいだタイミングが合わずに寄れなかった定食屋さん「いわさき」に5年振りに入る。 創業1920年(明治9年)ですが、特別感があるわけじゃなし、素朴なお店です。
しょうが焼き定食を掻き込む。
熱いお茶かと思ったら、冷たい麦茶が湯飲みで出されていてほっとしました。
日替わり定食のチキンカツにしておくべきだったと、少しだけ後悔(値段的にもね)。
折角日比谷まで来たのだから、日比谷通りを渡って日比谷公園の有楽門へ腹ごなしのお散歩。
毎度ここの石垣土手は素晴らしい。
伊達政宗公ゆかりの地。
蘊蓄は手抜きで観光案内板写真です。
心字池の東側を固める石垣に古の思い。
第一花壇もよく手入れがされています。
その芝生の上を、のこのこ走るは草刈りロボット。
ハエが止まっているほどゆっくりと走行し、ちゃんと芝生広場のエッジでは溝に落ちることなく折り返すというかわいいヤツ。 暫し観察していると、少し伸びた雑草は刈り取っていますが、芝やシロツメグサのような地面に張り付いている緑はスルーでした。 この広さでは、短く芝を刈ろうとすると10分ともたずにお腹いっぱいになってしまいますからね。
薔薇も旬を過ぎ、各所の植え込みでは多種のユリが出迎えてくれます。
葱坊主のような皮を破って、アガパンサスの蕾が活動を開始していました(我が家も丁度これくら)。 別名をムラサキクンシラン(紫君子蘭)
アガパンサスの白花は咲き始め
こちらはアカンサス(ハアザミ:葉薊)。
ギリシャの国花で、芸術や美術と云った花言葉を持っています。
花穂に鈴なり
種類によって色合いにバリエーションがあるようで、日比谷公園は紫の苞のような包みに白い花びら。 よく見ると、苞のような二枚貝の中にしっかりとしたシベが隠れています。 ムール貝(ムラサキイガイ:紫貽貝)を連想しました。
貝殻に守られて雌しべ(多分)がこちらを見ています。
アメリカのどこかで食べた、ツボに入ったムール貝の白ワイン蒸しが食べたくなってきました。
近くではアメリカディゴが真っ赤な花を咲かせています。
マメ科の植物で、江戸時代には渡来していたとか。
蕾がトウガラシみたいだ。
沖縄の県花ディゴに似ていますが、こちらの方が派手。
花としては沖縄のディゴの方が好みです ↓↓
腹ごなし散歩もよいのですが、暑くてそろそろ退散と致します。
で、タイサンボクの花。 赤ちゃんの頭ほどある咲き始めの花が、砲弾みたいな蕾を従えて高い位置で揺れています。
日比谷公園を半周し、心字池の石垣土手南側に戻ってきました。
梅雨が始まる前に、次は何処をお散歩しようか。
6/11撮影@日比谷
第二花壇はまだ工事中。

























