桜並木も時代を経て換わりつつあるなと。 | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 怪しく分厚い雲が流れるDaimal地方。

午後からやってくると予報されている雷雨の前に、母宅の買い物に出かけます。 今日は桜通りを経由してモール方向へ向かいます。

 

 この桜通りは道の両側に染井吉野が多数植えられている桜の並木道。 だいぶ昔は用水だったと思います。 既にすっかり葉桜となって、夏場は涼しい影を作ってくれます。

 

 しかし、どこの染井吉野並木でも同じように、木の老朽化が進んでいて、道路の整備と併せて少しずつ伐採されてきました。 この一画も右側は殆ど伐採されてツツジの植え込みと新しい街路樹が植えられています。

 

 

 植えられている若木は神代曙(ジンダイアケボノ)という桜のようです。 調べてみると神代植物公園で見いだされた種で、病気に強いことから染井吉野の植え替え木として注目されているとか。

 

 花はこんな感じだそうです。

染井吉野よりもピンクが強い種であるようで、来年が楽しみ。

(写真出展:掬茶 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=147487150による@ウキペディア)

 

 そして最近ちょくちょく見かけるようになった、おかめ桜。

 カンヒザクラ(寒緋桜/緋寒桜:緋色)とマメザクラ(豆桜:白花)を交配して造られた品種で外国産(英国1947年byイングラムさん)。 早咲で樹が大きくならないので鉢植えや庭木として広く普及しているそうです。  大きくなりすぎないところが管理上も今風ということなんでしょうね。

 

水元公園バーベキュー広場のこの木がそうであると思います(って結構大きく育ってますが)。

 

 おかめ桜の花(これも昨年の水元公園より)

 

 下の緋寒桜(寒緋桜)の交配種ということがよく解ります(@理科大)。

 

 さて、雨が降り出す前に買い物の続きを済ませねば。

 

 桜と言えば染井吉野。 それが河津桜のようなピンクの強い早咲きがあちこちに増え、並木の植栽も植え替えと共に多様性を増しています。 こういうのを多様性と言うんだと思います。

 

 5/8撮影@さくら通り他

 

 

 過去に撮影した写真などから描いていると、色々と些細なことまで思い出したり、その頃は気にならなかった細部が見えてきたりします。 描いてみる楽しさは上手に描くことよりも、写真だけではお蔵入りしてしまうはずだった記録を思い出に焼き直す作業だと思っています(ちょっとカッコいい)。

 

 村のカフェ(フランス ラ・ボルテ村の近く)

水彩色鉛筆と普通のポスターカラー(空とか)