芸大で学食ってみる | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 眼科へ定期検査に行った足を再び上野まで伸ばしてみました。

初夏の気温とコントラストの高い空。 ほぼ葉桜になった並木でも散策する人々が多く集まっています。 もちろん海外観光客も多く、八重桜や牡丹桜などで記念写真に余念がありません。 そういえば、何十年か前は、日本人観光客は海外でカメラをみんなぶら下げていると揶揄されていた事がありますが、ほんとうは皆写したいんじゃん。

 

シャガが、あちこちの植え込みで満面の笑顔。

 

この様子では日比谷公園も同様でしょう。

 

 

旧東京音楽学校奏楽堂前を通って、東京国立博物館端の旧博物館動物園駅の博物館口跡(京成線)前にでました。 今は閉鎖されてしまった駅ですが、子供の頃に上野動物園に行く際に何度か利用しました。 たまに公開しているようです。

 

少し北西へ進むと東京芸術大学 大学美術館

 

 

大吉原展に行ってみた

 

一部の”有識者”から、遊郭賛美だと批判が発せられ

一部で炎上したらしい

だから開催者側もだいぶ気にした注意書きなどを書いていました

 

 

ここは大学施設なのに、しっかりとしたエントランス

 

館内の絵画は撮影禁止。

歌麿・広重・北斎の遊女絵や吉原の風俗を描いた数々の作品は、海外が認めたように美術的な価値が非常に高いと感じました。 写実的とは違いますが、日本画独特の艶やかさが見てとれます。 外国人の見学者は5%くらいかな。 こういった所に来れば良いのにと思う反面、混雑するのはゲンナリします。

 

・花魁の立ち姿は肩から裾にかけて緩やかな八の字のような曲線様式美

 中国美人画とも通ずる気がする

・他の姿のきものも流水のような素直な曲線美

・和服の紋様がプリントされているように緻密

・肖像画風の作品では、瞳や顔立ちがとても綺麗だった

 

館内で唯一撮影出来るのが、ミニチュアの遊郭

ものすごく緻密に出来ていて、これ自体すばらしい工芸品です。

 

では、郭を訪問してみましょう。

 

二階の座敷では、Daimal様到着に準備で賑やかになりそうです。

 

今宵はわっちがおもてなし致しんす

 

念の入った身だしなみ

 

ぬしさま、用意が出来んした。

 

先ずはお茶でも

 

すぐにお酒をお持ち致しんす

 

涼風が気持ちの良い夜でありんすねぇ

(小指ほどの風鈴の造り込みがすごい)

 

花魁言葉変換サイトがあります↓↓↓

 

 

 

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美麗な姿と線を堪能した後は、ちょっと芸大内をお散歩。

 

彫刻棟近くに迷い込む。

遠目に見えた石彫制作中の学生さん?

ここは来ちゃいけない場所だったかもしれない(安全上)。

 

寛永寺護国院に隣接したここは資材置き場?

 

あぁ。。

 

学食に戻る。

 

普通に学生食堂といった感じ。

上に見える二階は、美術館併設のホテルオークラのレストラン。 確かナポリタン1400円。

 

学食では、たらこスパ650円+アイスコーヒー250円=900円

ちょっと学食という風情はないなぁ、安価だけど。 テイクアウト可能ということですね。

 

テラス席にすればよかったかなぁ。

因みに唐揚げ定食500円にすればよかった。

最近の大学生はみな小食なのだろうか。

 

キッチンカーの方が集客があるのは今どきの学生さんという勝手なイメージでした。

 

大吉原展、お勧めです。

大人2000円とコロナ後価格になってますね。

 

 

 4/16撮影@上野・東京芸術大学

 

 

この後は西日暮里めざし、谷中霊園などで牡丹桜や藤にハナミズキを愛でながら散歩するのでした。 次回は、谷中霊園界隈お散歩写真羅列の予定です。

谷中霊園のハナミズキ