みちくさの終わりは摩周丸を見学して時代を味わう。 | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 快晴に恵まれた二日目の函館。

遊覧船で湾内クルーズを堪能したところで一旦駅前の宿に戻りました。

 

 結構汗をかいたのでシャワーを浴びて、昼ビールを頂く。

そのままちょっと昼寝してしまいます。

 気がつけば既に午後2時過ぎ。

 

身支度をして再び出発。 函館駅を回り込んで湾岸に出て、摩周丸に向かいました。 イカ広場との看板もあるのですが、なんだろう。

 

 近くで見ると流石に大きいですね。

しかし人の気配がまったく無い。。。。。。

 

 今日は休館日なのだろうかと心配しましたが開館していました。

廃止から35年ほども経過すると、人々の記憶や興味すら忘れ去られてしまうのでありましょうか。

 

 見学出来るのは甲板と上層二層まで。

 

 展示室

 

 懐かしいYEWプレートのテスター。

横川電気のマルチメーターとか、よく学生実験で使いました。 40年も前のことだけど、当時から厳つい飾り気のないザ・計測器という感じでした。 実験レポートに型式と校正日の記載を忘れると再実験させられるんです。

 

 三時間半ほどの船旅だったそうです。

 

 ここでごろ寝している見学者がいました。

 

 摩周丸をほぼ貸し切り見学。

 

 船舶に特別な思いを寄せる気持ちが、少しだけわかったような気がします。


ずっと風雪の津軽海峡を見つめてきたのでありましょう。

 

 メモリアル係留船内を見学したのは四隻目

横浜の氷川丸

横須賀の船艦三笠

夢の島の第五福竜丸

いずれも機関室などの興味津々エリアを堪能出来ます。

 

 青函連絡船のコアと言えば鉄道列車収納フロアですが、残念ながら立ち入り出来ず、定点カメラ画像だけでした。 船内に敷かれた線路が船尾から延びています。

 

 船尾外観

 

ローマ字のMASHU MARUの後に消されたTOKYOの文字が気になる。

 

青森側には八甲田丸が係留展示されているそうです。

 

 摩周丸をほぼ貸し切りで妄想航海し、イカ広場でぼ~っとする。 ここは摩周丸の碇などが置かれており、イカリと函館のイカとイカのモニュメントでイカ広場なのかなと勝手に決めつけるのでありました。

 

 さて、そろそろ駅前の土産物売り場でそれらしい買い物でもしましょう。

函館駅の車止めは果てと始まりオーラがあって思わず撮影してしまいました。

 

傾く日にシルエット化してきた函館駅近くで

 

 今夜はあっさり函館ラーメンで夕食。

 

 今度は、真夏の内陸や、真冬の北辺も散歩してみたいと思うのでありました。

 

 9/23の帰京は迷った末に函館空港から羽田に戻りました。

新幹線利用とも考えたのですが、腰への気遣いと、きっと盛岡・仙台・山形とそれぞれ一泊して散歩してしまいそうなので、素直に帰宅と致しました。

 

 9/22撮影@函館


 「北海道に拠点が出来たからちょくちょく遊びに行くといいよ」と仰るあなた、娘一家の狭いマンションに宿泊なんてしようものなら、高級ホテル宿泊並みの経費を覚悟する必要があります! 土産や孫への献上品等々を準備し、お金を使い気を遣って、もうそれだけでお疲れ様でしょうね。