朝市を横目でひやかして、開港通りを函館山に向けて歩きます。
赤煉瓦倉庫付近までは凡そ20分。
函館山が綺麗に見えます。 大雑把な計画ではロープウェイで街の全景を堪能し、函館山麓付近を散策するつもりであります。
まずロープウェイ山麓駅に向かおうと思っていましたが、海辺を散歩してみようと変更。 この変更選択が大正解。 8:30頃に赤レンガ倉庫付近にいるDaimal。 ロープウェイは10:00始発と後で知りました。
路上の観光マップを眺めながら、四時間コースを見積もります。
・赤煉瓦倉庫群を散歩。
・コンクリート電柱見学。
・海沿いを海自基地まで散歩。
・基坂を登って元町公園で休憩、
・ロープウェイ駅に向かって散策し教会等々を見学する。
・ロープウェイで函館山の眺望を楽しむ。
・赤レンガ倉庫付近に戻り昼食。
とのいいかげんな作戦です。
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イカ釣り船ですね。 遭遇は酒田港以来。 海風が気持ちいい。
真冬の雪降る情景だと、はるばる来たぜ函館となるのでしょうが、ひたすら爽やかな港町。
ご存じ金森赤煉瓦倉庫群エリアに来ました。
朝8:30ではほぼ誰もいない。
大きな荷物を転がした観光客がたまに歩いている程度。
函館駅から函館山方向への市電はメンテナンスで今日まで運休。 この界隈から駅に向かう多くの観光客とすれ違いました。 朝市で朝ご飯を食べて函館駅から次の目的地へ向かうのでしょう。
函館はハーバーとかベイじゃなくて、波止場だよね!
遠くに見える摩周丸。 午後の散歩で行くからね。
観光マップにもあった日本最古のコンクリート電柱。 これは見学しないわけにはいかない。
現役
この日はどこから撮影しても絵になる湾岸をてくてく歩く。
本日まで運休の市電軌道を越えて山側へ、歩みを左に向けます。
基坂を登る
正面に見えるのは、旧函館区公会堂。
取り敢えずあの場所まで上がって休憩としましょうか。
この坂、冬場はガスで沸かした湯をパイプに通して路面を暖めて凍結防止しているようです。 確かに滑り止めで石畳の街という感じはしましたが、坂が多いので、他の坂はどうしているんだろう。 冬に来て確かめなければいけない (という再来訪理由を見つけた)。
山形とか本州の雪国などでは地下水を使った融雪装置だけど、ここは温泉があったはずですが。。。
今は右から左方向に登ってます。
北島三郎記念館もあるんですね。 この界隈はよきスポットが沢山。 でも9:00頃では、ほぼ何処も開いていない。
旧イギリス領事館は開いていました。
館内に入らない場合は、無料で建物外観を愛でることが出来るようなので拝見致しました。
裏はイングリッシュガーデン風のお庭。
はるばる英国から赴任してきた領事さんは何を思って海の見える窓辺に立っていたのでしょうか。
まぁ誰かさんのようにひとりぼっちで赴任したわけじゃないだろうけど。
元町公園の更に上に建つ旧函館区公会堂。
ここで休憩と思ったのですが、小学生と思われる修学旅行的集団が沢山おられて、専属カメラマンによる記念撮影やら何やらと、館内に入るのも混雑していたので、こちらも正面外観を見るだけでした。
ちょっと腰が重いかなぁという雰囲気。
ちょい座り出来そうな場所を探します。 教会やレトロな家(お店)が列ぶ通りは、ぼちぼち観光客で賑わい始めました。
数々のドラマ撮影現場となったらしい八幡坂に到着。
主に日本人観光客が盛んにポーズしながら撮影しています。
個人的にはNHKドラマ 「北の家族」 を思い出します (かなり古いけど)。 今更ですが、撮影は左側のビルが入らないように、左によって少し望遠にするとよかったなぁと反省。
函館ハリストス正教会前。
ロシア正教かと思いましたが、ギリシャ正教の教会だそうです。 赤い門に誘われて見学させて頂きました。
風雪に耐える建物も、今日は逆光に映えて綺麗に浮かびます。
因みに、広角で接近して撮影すると、奥の幅側が隠れてしまいますので細く見えます。
パステルグリーンというかライトグリーンな屋根に惹かれます。
内部は時間によって見学させて頂けるようですが、タイミングが合わず。 ベンチをお借りして、屋根に見惚れながら休憩です。
今日は良い日になったと、暫しぼ~っとする。
向こうに見える伝統的な教会は、
カトリック元町教会。
こちらも公開時間は10:00から。
魔除けの鶏が結構迫力がありますね。
礼拝堂屋根、塔の先端や小窓の破風部分にあるのはケルト十字だろうか?
9/22撮影@函館
まったく関係ない話ですが、昨日27日に映画 「ミステリと言う勿れ」 を観てきました。 個人的には大変楽しませて頂きました。 風呂光たちが最後の数分しか出てこないところが残念ですが、推理もの映画としては上々かと。
久しぶりの映画館ということが影響しているのかもしれませんが、音量的にウルサい場面がところどころにあって、私的にはホラー映画的音響演出のように感じた次第です。