はるばる来た函館は雨なので呑んでしまう | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 みちくさ散歩二日目。

北大散歩の後に向かった札幌駅。

北斗8号 函館行き が入線してきました。

 

 グリーン車に乗り込んで余裕余裕! 7割は外国人観光客。

 

 函館までは室蘭本線を走っての4時間の長旅。

ひたすらぼ~っと過ごすことが目的ですが、ぼ~っとするには長すぎるかもしれない。

 

 どんよりとした北海道の空。 なぜか、もの悲しい。

お住まいの方々には申し訳ないのですが、最果て感が押し寄せてきます。 観光狙いの施設にも疲れが見え隠れしていて、「持続可能な計画」とはこういったところも大切なんだなと感じます。

 

 海岸線沿いを走る列車からは、実をつけたハマナスと暴風防砂林の松が延々と続きます。

余談ですが、ハマナスは実が梨に似ていることからハマナシ(浜梨)と呼ばれ、それがなまったという記述が見られます。 私的にはプチトマトや丸小茄子に似ていると思います。 よって当家の辞書では、「小茄子やミニトマトなどのナス科に似た赤い実をつけることからハマナスといふ」、と記録することと致しましょうか。

翌日函館湾で撮影したハマナス

 

 

 山側の席だったので、海はデッキからしか眺められません(函館本線小樽経由と誤解をしていたので)。 重苦しい天気に海への思いはむしろ沈み気味。

 

 遂に降って来ちゃいました。

ちゃんと札幌で折り畳み傘を購入済みです。

 外国人観光客の半分以上は新函館北斗で下車。 新幹線狙いでしょうか。

北海道新幹線、欲しくなりますよ、函館~札幌4時間だもの。

 

 函館駅着。 こざっぱりとした明るい駅。

 

 右に見えるホテルは我がお宿。

チェックインには微妙に早いので、コインロッカーにバックパックを預けて昼食を求めて彷徨います。

 

 雨は本降り、朝市付近の海鮮お食事処などは2時頃に店終い、ラッキーピエロ(ご当地ハンバーガーショップ)は満員御礼行列はみ出し。 お腹が空いたよね、、、、パトラッシュ。

 

 市電に乗ろう。

取り敢えず五稜郭に向かう。

 

 市電駅から少々歩いて五稜郭タワーに避難。

 

 タワーから見える箱館山もお隠れになる。

箱館山に向かわず五稜郭タワーに来て正解でした。

 

 はるばる来たぜ函館

函館駅で見かけた新撰組羽織を纏った青年を思い出す。

一部の木は色付きはじめていますね。

 

 相変わらずの本降り。 ちょっと腰に違和感が生まれる。

 

 腰も不調であるし、ここから望遠で見たので、五稜郭は行ったことにしよう。

そうしよう。 記憶書き換え。

 

 市電で駅前に戻る。

道草とはいえ折角観光にダークな気分でチェックイン。

 

 札幌で散財しているのでコンビニ弁当で終わらせようと思っていた函館の夜。 

でも行くっきゃないでしょうイカ食べに。

 

 サッポロクラシック樽生を所望。

函館ビールは明日に取っておこう。

 

 クリスタル握り680円

これ、美味しかったですよ、今夜のヒット。

乗っているのはキモでしょうか。 酢飯がほんのりと温かくてネタも冷え切っておらず旨かった。

 

今夜も懲りずに生干しイカで二杯目も一気に半分。

イカの生け簀前に陣取っているので、活イカが手招きしてきます。

 

 ゲソザンギとは? ゲソ揚げだよね。

内緒だけど三杯目も残り少なし。

 

 吟醸酒、大雪の蔵絹雪へちょっと浮気。

升酒のようにたっぷりなみなみいただく。

 

 いかゴロ貝焼は美味しいんだけど、イカ少なすぎだし見栄えせず。 コストパフォーマンスも悪いのでお勧めできませんね。 でも御飯が欲しくなります。

 

 というわけで「まかない丼」を注文。

魚介は漬けなので色が立ってきませんが、旨かった。

 吟醸酒は一杯で止めておくべきだったと、いつもの反省と懺悔を呟いてお会計。

 

 投宿ホテル最上階は天然温泉浴場。 

 

 駅前+温泉+朝食付きで1万円を切っているところが魅力でした。 

 

 翌日も函館一日行き当たりばったり観光のつもり。

 

 明日天気になぁ~れ。

 

 9/21撮影@札幌~函館