札幌観光は北大札幌キャンパスの散歩だけだった。 | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 孫ロスを癒やす札幌の居酒屋で夜を過ごし、木曜日の朝一番は、宿の近くにある北大札幌キャンパスを散歩。 午前7時頃に入ったのですが、構内ではジョギングやお散歩人が既に居られて、普通に公園という印象です。 やっぱ大学はいい。 もう一度大学生になる夢はコロナなどで霧散したけど、諦めきれない。

 

 よく整備された森林公園という感じ。

 

 クラーク先生胸像のあるロータリーに出て、白い建物(古河講堂)で右に回って北上します。

 

 「クラーク会館」から「北大の端の木」まで学内を南北に延びる広い並木道を、ただただてくてくと散策。 どんよりと曇っていましたが、けっこう人々が思い思いの方法で朝の散歩中でした。

 

 右手(東)に見えてきた銀杏並木が綺麗。

 

 このまま 「平成ポプラ並木」 まで行こうかと思っていたのですが、少々時間が押しそうなので引き返します。  紅葉が遅れている北海道。 大雪山系でも漸く色付きはじめたとニュースで話題になっていました。 札幌キャンパスの団扇楓はまだ青々と?

 

 陽当たりが良さそうな楓は既に (ようやく?) 紅葉が始まっていました。

朝散歩やジョギングの地元っ子は気にもしていない様子でしたが、私が撮影を始めると、足を止めてスマホをかざすランナーがちらほらと。

 

 なんか北海道に来て得した気分。

 

 北海道大学総合博物館手前まで戻り、右手(西)に折れて昔からあるポプラ並木に向かいます。 平成16年に台風被害で壊滅的との古い情報が頭に残っているのですが、どうなっているのだろう。 途中のこの道もちょっとイメージと違うのですが。

 

 看板発見。

道の右手に緑の柵の切れ目が見えるでしょうか。

ポプラ並木はそこから入ります(実際は立ち入り禁止になっている)。

詳しくはこちらをご参照ください

 

 散策する事は出来ませんが、柵の外から雰囲気だけでも見学。

 「平成ポプラ並木」の方もいい感じだそうですが、次回訪問でのお楽しみ。

 

 イチイ(櫟/一位)の仲間を発見。 

(こういうところにレンズが向くので余裕をもった時間割にしているつもりですが、絶対に押す)。

 

 赤くて見栄えのする実と緑のドングリみたいな実。 どっちが実?

 

 裸子植物なのでこれが若い未成熟の種だそうです。

 

 成熟してくると、種は黒くなり、赤い果肉のような仮種皮に覆われるのだそうです。 因みに仮種皮は甘くて食べることが出来るようですが、中の種子は毒性がありますので注意が必要。 万一つまみ食いしても当ページは一切の責任を負いませんからね。

 

 農学部裏手の誰も居ない小径を経由してクラーク先生胸像のあるロータリーまで戻ってきました。

 

 クラーク先生に一礼してお散歩はお終い。

 因みに、比較的なじみ深い、未来を指し示しているかのような立像はここでは無くて、さっぽろ羊ヶ丘展望台にあります。

 

 クラーク像は全国で九つあるそうで、北広島市の旧島松逓所にもレリーフが存在し、先生の帰国前にここで「Boys be ambitious」という名言を残されたそうです (ネット受け売り情報です)。

 

 東方向の正門に向かうのでありました。

 

 宿に帰って、そそくさとチェックアウトしてJR札幌駅へ。

朝食は駅のカフェで軽くいただきました。

 

 そして、久しぶりに特急券を握りしめ、札幌駅プラットホーム上の人になるDaimalなのであります。

 

 唐突に決めた帰路の道草旅行は、雨に降られるという湿った感じになってしまうのでありました。

道草旅行の自己満足日記はあと数回続きます。

 

 9/21撮影@札幌

 

 

 昭和後半が青春だったので、乗り物はスマホじゃなくて切符とか券が手元にあると非常に楽しい気分になります。 それは飛行機も同じこと。 旅行は計画するところから家に帰るまでというノスタルジックな旅程も味わいですよね。