お出掛け散歩:旧古河庭園~巣鴨 | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 旧古河庭園を出て、本郷通りを南に進み駒込駅から帰る予定でありました。 が、ここから写真約30枚羅列散歩の始まりです。

 

 駅に着く前に、何かに導かれるようにして、ふらっと途中で右に入ります。

 

女子栄養大学前を通って。

 

 正面に中央聖書教会(神学校)、左には妙技神社が見えてきました。

 

 ちょっと見づらいとは思いますが地域地図掲示板に描いた漂流散歩はおよそ3km。 もちろん計画していたわけもなく、結果論であります。

 

左下から本郷通りを北上し、途中で右折。

駒込小学校の横を登り(染井坂)、染井通りを右に折れ、染井霊園を通り抜け、中山道を南東に進んで巣鴨駅まで。 旧古河庭園もそうですが、丘陵地端に位置するので起伏が多い街でした。

 

 ちょこっと妙義神社に寄ってみる。

勝負の神様で勝軍宮とも云われるそうです。

 

御祭神は日本武尊


 「日本武尊が白鳥に生まれ変わり飛び立ったという伝説から、白雉(はくち)2年(651)5月12日、白鳥社と号しました。豊島区内では最古の神社として伝えられています。」 (神社ホームページより)

 

 末社には太田道灌公が祭られています。

あとで知ったのですが、道灌を助けた黒猫に因んで狛猫が置かれているそうです。

 

アップにしてみると、確かに狛猫ですね。

 

勝軍宮と云われるのは、江戸城を築城した太田道灌による逸話。

 

「最初に江戸城を築いた室町時代後期の武将 太田道灌は、文明3年(1471)5月、古河公方 足利成氏との戦に出陣する際、当社に参詣し、神馬、宝剣を寄進し戦勝を祈願しました。 道灌はこの戦に勝ち凱旋した際、当時の通貨である15貫文を社領として寄進しました。」  (神社ホームページより)

 スポット的な掲示物以外、神社のあらましを俯瞰できる掲示を発見出来なかったのですが、漂流お散歩人がさらっと通り過ぎた割には蘊蓄のある神社でした。

 

 中央聖書教会を回り込むように右に折れ、左に曲がる。

 

 住宅街の先は突き当たりのようなので、次の路地を右に進むと、

 

染井坂に出ました。

 

染井坂を登り切る辺りから振り返る(北北東方向を見る)。

右は駒込小学校

 

 あとで写真を見ていて気づいたのですが、駒込小学校には二宮金次郎の銅像が置かれています。 中央右端でハイライトした所です。 最近見たのは葛飾農協だったけど、本当に見かけなくなってしまいました。

 

 更に進むと蔵がある小さな公園 『門と蔵のある広場』 に出ました。

 

 豊島区のホームページによれば蔵の中を見学出来るそうですが、正面から撮影するという基本すら忘れており、チャンスを逃してしまいました!

 

 そして旧丹波家の腕木門

 

 

 丹波家ってどんなお宅だったのでしょうか?

散々ネットを見てみましたが、殆ど判らず。 ここ旧染井村で植木職人として財を成した家柄であるようです。

 

 染井村で植木。。。

お江戸の昔、ここは植木生産をする村で、桜の染井吉野発祥の地であります。

蘊蓄板が汚れていて肉眼でも読めなかったのですが、画像処理でいくらかは読めるでしょうか(もうちょっと大きく出来ないと無理だな)。

 

 四月初めに行われる『染井よしのさくら祭り』に『日本さくらの会』が寄贈した、ポトマック帰りの苗木であるようです。

 

 

染井通り出て右に向かい、本郷学園の前を通過。

 

 ザレジデンス駒込染井の入り口で立ち止まる。

陽射しの影で読めるように工夫されているのだとしたら素晴らしいセンスのネームプレート。 冬の陽射しを考えると、もっと壁から浮かせた方がいいかもしれないけれど。 いずれ何かで真似してみようと、心にメモするのであります。

 

 東京染井温泉裏手。 ちょっと立ち寄り湯を頂きたくなりましたが、今日は先を急ぎます。

 

 入り込んでみたくなる横道は眺めるだけにして。

 

 流れ着いたのは都立染井霊園。 

 

 結構広い。

なにやら名前が地図に書かれているが。。。

 

 沢山の著名人も眠る霊園なのですね。

 岡倉天心、高村光太郎と智恵子、二葉亭四迷 水原秋桜子等々 65名がリスト状に掲示されておりました。

 

 いつも思うのですが、青山霊園や谷中霊園などの東京の台地にある霊園は風通しの良いすっきりとした印象があります。 じめっとしている墓所であると他界しても入りたくならないのですが、都立霊園はどれも青空が似合う整然とした所ばかり (場所もいいんですけどね)。

 

著名人墓所巡りへの興味は湧かず、桜の木を写して通り抜けたのでありました。

 

中山道に抜けた。

お腹が空いた漂流お散歩人はネパール料理屋にて早めの昼食。

ここのご主人(多分ネパール人)はとても愛想のよい御仁でありました。

 

 ランチサラダと別注文のミニタンドリーチキン&ラッシー。

 

 本日のランチはやや辛にして頂きました。

付け合わせの茗荷と大根の酢漬けが美味い。 そもそもカレーに福神漬けは好まない派なので、さっぱり感がある酢漬けは好みです。 ラッキョウもいいですが、茗荷の風味が素晴らしかった。

 

 美味しかったカレーを褒めずに付け合わせを褒めたDaimalは中山道を南東に進み、巣鴨地蔵通り商店街 (旧中山道) を見ながら、

 

 巣鴨駅に到着したのでありました。

お地蔵さんや商店街をひやかすのがお散歩の定石ではありますが、少々腰が疼きだしたので、このまま帰宅と相成りました。

 

 10/20撮影@染井村界隈から巣鴨まで

 

 次のお散歩は早稲田辺りを狙っておりますが、桜の季節の方がよいかなぁ。。。と思案中。