今日は16℃を超える気温。 溶けそうであります。
怪しげな虫たちが目覚める前に、破損していた網戸を張り替えてみました。 ネットなどでは 「 簡単にできます 」 と紹介されています。 確かに簡単に出来ましたが、不精者にとっては少々面倒くさいのであります。
二階部分4枚と一階部分2枚の張り替えを予定していますが、今日はお試しの為に2枚だけ実施します。 不器用なので失敗した場合。。。
既存網の除去と枠の清掃。
玄関前に陣取り、先ずは記念撮影。 自由の女神みたいな影は私であります。
四半世紀以上も風雨や日光に晒され続けた網は意外と丈夫でした。
繰り返される気温の上下に伸縮され続け、端っこが解れたり外れてしまったりしています。 職人さんに張り替えをお願いすると、一枚当たりで2,500円~5,000円+材料費だそうです ( 掃除までやってくれると高くなるそうです )。
網を枠に固定しているのは紐状のゴム。 枠の溝に網をゴムで固定しています。 そのゴムの端っこを探し出します。 下写真中央に、押さえゴムの端が見えますか?
その端っこに目打ちなど、先の尖った工具をズブッと突き立てて、
ゴムを溝から引き抜きます。
因みにこのゴムは ( 溝は ) 5種類ほどの太さがあって、それに合った代わりのゴムに交換する必要がありますが、引き抜いてみた感じでは再利用出来そうです。 25年以上経過しているのでボロボロかと思っていましたが、使えそうな感じとはある意味驚きであります。 もっともボロボロになってから外すのでは ” 掘り出す ” ような作業になるでしょうから、再利用せずに新品に交換することとしました。
剥がす。 埃でむせる。
四半世紀以上も有り難うと、心の中でちょっとだけ感謝。
散水用の高圧ホースで水圧&ブラシ洗浄。
水遊びに暫し興じる。 因みに上半身は半袖のラガーシャツで丁度良い。
乾す。
布団じゃなくて枠の方ですよ。
網は細かな目の24番網を準備しました。
網色もグレー ・ ブラック ( ブロンズ ) ・ マジック ( 表銀/裏黒 ) などが有り、それぞれ特徴があります。 外が良く見えるブラックにしました。 一巻きで掃き出し窓概ね三枚分。 網戸一枚当たり500円くらいに相当します。
カラフルな機関車トーマスのレジャーシートが網貼り職人Daimalの作業場です。
道具。
張り替えセットを購入しましたが、お勧めしません。
実際に必要だったのは左端に移っている緑色のローラーとカッターおよびハサミです。 写真右側は黒色の新品押さえゴムで、掃き出し窓一枚分相当で凡そ150円くらい。 我が家の網戸のゴムは標準的太さのサイズではなく2.8mmでした。
網を枠に重ね、編み目と枠が縦横それぞれで平行になるように置きます。 剥がした古い押さえゴムの切れ端で短辺二カ所を仮止めし、新しいゴムをローラーのヘラ部分で圧入。
(なぜかローラーの色が薄い色に写っている)
今度はローラー側をあてがって
最初の一辺は網目が真っ直ぐになるようにローラーの進行方向に注意して、第二辺目からは軽く網を張りながら、ゴロゴロっとゴムを溝に押し込んで網を固定していきます。
網張り完成。
弛まなようにとか曲がらないようになど、気を遣いすぎると上手くいかないというコツがあることに気づきました。 まぁ綺麗に仕上げようなんて思わなければ、そこそこ簡単に出来ます。 余った網のカットも専用カッターなる物がありますが必須ではありません。 普通のカッターで刃さえ新品にしてあれば、ゴム枠沿いに刃をゆっくり進めて問題なく切れます。 専用カッターなら安全に且つ張ったばかりの網を傷つける事が少ないようです。
装着。
網戸枠の車輪に油を差して窓枠に填め込みます。 網が目立たない仕上がり。
外が綺麗に見えますが、外からは室内が良く見えるということですね。 ミラーレースカーテンを使ってますから問題はありませんけどね。
掃き出し窓一枚当たり凡そ650円の材料費で張り替え出来ました。 YouTubeなどでは 「 一枚15分で出来ます 」 なんて言ってますが、それは張るだけの話で、剥がし→洗浄→乾燥→張り→整備→お片付けなどで三時間のお楽しみでありました ( 水遊びしちゃったからねぇ )。
残りの張り替えは今週中にやってしまおうと、窓辺に寝転んで空を眺めながら眠りに落ちていく Daimal でした。
2/27撮影@我が家
残念、今夜はノンアルの日だった。。。