12月7日 火曜日の続き
二見興玉神社から伊勢 豊受大神宮(外宮)へ。
雨は止むどころか本気の本降りとなり、我が穢れの多さを改めて思うのでありました (心当たりがあるとかないとかいろいろですが)。
色味が少ない雨降りに染みる紅葉を愛で
外宮の火除橋を渡ります
二ノ鳥居に向かって歩く人々が
徐々に増えてきている感じがします
森の中は風も静か
さぁ~っという雨の音 砂利を進む歩音
時折聞こえる話し声
霞む宮が見えてきました
次の遷宮先が手前に見えています
宮の入り口に咲く紅葉のコントラストが綺麗でした
せんぐう館を見学し暫し休息。
ミニチュアと原寸モデルがとても参考になります。 尚、ここのトイレは使えませんので注意ください。 駐車場のトイレまで我慢となりますから、お参りされる前にトイレを済ませることが肝要です。
「 雨止まないねぇ 」
勾玉池を前にして、誰かがぼそっと漏らす
次に詣でるチャンスがあるのなら、他の別宮なども含めて見学させて頂きたいなと詫びつつ、外宮から内宮へ向かうのでありました。
参宮
皇大神宮 ( 内宮 ) へ
猿田彦神社近くの駐車場に車を止めて、伊勢街道を皇大神宮(内宮)に向けて進みます。 雨に煙るおかげ横丁。 彩る紅葉が寒さを演出。
傘の雨音が激しくなる
冷たい雨とはいえ徐々に混み始めたので、先に暖を取って食事と致しましょう。 「 豚捨 」 という牛丼や牛鍋を食べさせる店。 牛肉だけを扱うから 「 豚捨 」 と云う様ですが定かではありません。
二個で300円のコロッケはそのままでも美味しかった。
そして、牛丼。
中部地域独特なのか、甘みが可成り強く煮込まれています。 赤味噌とか八丁味噌がベースなのかな? 関東の野蛮人にとっては、ちょっと甘すぎるかも。 某庶民派店とは肉が違うので、やっぱ相応に美味しいなぁ。
食事とお茶で温まってから
赤福本店などを後回しにして、宇治橋を渡ります。
里山などにかかるような霧雲が寒々神々しい
濡れた重い緑の合間に見える紅葉もまた艶やか
御手洗場で五十鈴川に降り立つ
落葉したモミジの枝に光る水滴とは、雨降りならではの美しさよ
晴れの鮮やかな紅葉もよいけれど
これはこれで気づいた者のみに与えられる楽しさではありませんか
降り続く雨は我が60年間の穢れを洗い流してくれているのだと、
ポジティブに ( お気楽に ) 信じて疑わない
後厄のDaimalでありました。
神楽殿が立派!
正宮前へと進み参拝いたしましたが、石段下の人溜まりと雨で撮影を断念。 替わりに内宮の紅葉写真を日記替わりに貼り付けました。
参集殿で雨宿り休憩
内側宇治橋鳥居の周辺は
紅葉の名所とか
鳥居をくぐり、振り返って一礼
赤福本店はいつの間にか混雑しており、月讀宮に詣でる事も次回の楽しみとして、早々に 「 第一回お伊勢参り 」から宿へと引き上げるのでありました。
翌朝、12月8日 水曜日
東の空に日が昇ろうとしている
晴れてきた
右側の斜面に漂う不思議な緑の靄
参宮開けの朝日に、私の穢れが霧散してく様子に違いない!
そして
祓い清められた晴天の下、ばびゅーんとグリーンで帰るDaimalで御座いました。
(写真はこだまだけど、乗ったのはのぞみです)
次はどこに行こうか。
12/5~8@三重県
ばびゅーんと帰着した水曜日の東京は。。。冷たい本降りであった。。。
「諸用で伊勢へ」 久方ぶりの旅でした。