ちゃっちゃと髪を切りにいった火曜日、床屋は第二第三火曜が休みなんて知りもせず、結果は頼まれたちょっと重めな買い物に埋もれて終了。
散髪に行ってすっきりの水曜日。
晴れ間からの陽射しが、治まりかけた日焼け肌を再び焦がす。 焦がすと言えばステーキ。 そうだ今日の昼はステーキを食べてしまおう。 いきなりステーキでヒレ303gで2,999円。
腹ごなしに亀有駅北側の足立区界隈を自転車でふらふら走る。
むむ。 街路樹に秘密のスイッチが埋め込まれているではありませんか。 これは未来に帰るタイムトラベラー用のスイッチではないか(意味不明な方は前々投稿の記事を読んでみてください、暇なら)。
恐らく自転車のベルかなにかを押し込んであるようですね。
押してみたかって? 大人はそういうことを致しません (ちょっとやってみたかったけど)。
葛西用水暗渠通りに出る。
八か村落し親水緑道とな。
出たなDaimalが日本屋根に次いで好物な暗渠通り。
蘊蓄は各自読んでおくように。
そして、
いきなり石を縄で縛ったモニュメント出現。 台座には「碇」の文字が彫られています。
蘊蓄板登場。
イカリには三つの段階があるということでありましょうかね。
初期のイカリは、石を縄で巻いて投錨するので「石」偏に「定」という旁、そのまんまの漢字でありますね。 英語的にはアンカーななくてシンカーと分類するらしい。
次の「木猫」は「おもし」+「かぎ」。
なるほど、木で出来た 「かぎ」 に 「おもり」 が取り付けられ、より底に食らいつきやすくなった改良型なんですね。 でもなぜ 「木猫」 と書くのでしょうか。 ネットで調べてみると、「いかり」 の意味の一つとして、猫の首紐の端に付けた 「かぎ」 状の 「おもし」 で、猫をつなぎ止めておく道具というものがありました。
そして「錨」。
「木猫」を総て金属で作ったイカリだからね。 英語のアンカーの語源は「Ank」であるそうで、曲がったという意味になるそうです。 「Ankle」(アンクル、かかと)や「Angle」(アングル、角度) もお友達らしいぞ。
なぜ、ここに、このようなモニュメントが造られたのか不思議ではありませんか?
あえて言うのなら、このモニュメントは葛西用水との合流点であり、葛西用水は別名 「曳舟川」 だったりします。 曳舟水運との関連ではないかと思いますが、なぜここに???
もっと詳しく知りたいお子さんは、、
自分で調べてみよう、おじさんはただのお散歩おじさんなので。
親水緑道は続く。
ポンプ故障で水を汲み上げれれない親水緑道。
暫く進むと急に細くなって車道がなくなりました。
昼間は良い感じですが、夜は街灯があってもちょっと一人歩きはまずそうな小径。
途中で公園を横切り。
ほぼ路地。
東綾瀬小学校に突き当たりますが、右に続いています。
小学校を回り込んで進むと。
都立東綾瀬公園に到着。
暫くメンテナンスが行われていないようなこの無駄物は日時計だそうです。
都立東綾瀬公園。
以前は、古隅田川かなにかの河川暗渠と思っていた逆さU字の公園は、このような形に計画して造られたのだそうです。 公園西下には東京武道館があります。 高校生スポーツなどでは「聖地」なんですよ。
薬を飲む為にそろそろ帰宅しなければ。
ちょうどカメラのバッテリーも切れてしまい、帰路に走った古隅田川跡地は撮影出来ず、何れ気が向きましたらポタリングしてみようかと思っています。
9/15撮影@足立区東北部
高度成長期などに造成・拡充された緑道や公園は老朽化してもなかなか改修出来ない所を散見します。 あの日時計なども都心じゃないんですから無駄なアクセサリーであって無駄遣い。 親水公園の水路は誰が掃除をするのでしょうか、町内会だって瀕死の状態でゴミ集積所の掃除すらままならない。 ITに代表される概念の技術は本当に大切な基幹技術ですが、手に取って触ることで理解し価値を生む世界に「生きている」ことを忘れたくありません。 リモート推進などと言っている割には、農林水産・製造・店頭販売などに携わるリアルな世界に蓋をしてしまわないよう気をつけたいと思います。
なんてね、