病院帰りに甘藍の蘊蓄を知る。 | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 今日は小岩の整形外科への月次通院。

二年も通っていると、医師とも砕けた会話になり、「姿勢がいいと比較的痛みもないね」「そりゃぁ神様が姿勢良くしろっていってんだよ」「神様が見ていてくれるんだったら、とっくに治っとるわい」。 この先何十年も薬漬けじゃいったいいくらかかることやら。

 

 まぁ、通院後の楽しみは小岩でラーメン。

相変わらず「坂内」で喜多方ラーメンなんですが、今日は野菜たっぷりニンニクの芽が効いた一杯 (名前はスタミナラーメンだったような)。 野菜たっぷりで食べ応えがありましたが、効いているのは揚げニンニクチップ。 ニンニクの芽と思われる焦がし野菜はほのかに焦げ味を出して美味しい。 焼きネギが入ったラーメンも美味しそうだなぁと妄想。

 

 ラーメン二郎の行列を横目に、小岩から高砂・新宿方面に抜ける暗渠道を北上。 以前は中川左岸土手道を北上したのですが、こちらの方が平坦で風の影響を受けません。

 

 良い香り。

ジャスミンだろうか。。。

 

 Google先生曰く、アベリア

ジャスミンは蔓のように伸びるのでしたね。

 

 ジャスミンの香りには強い何かの記憶がありますが、思い出す事が出来ません(追記:写真はアベリアです)。 30歳中頃に一度思い出したのですが、切なくて強い後悔が伴っていたような気がするものの、今では何の事であったのかは闇の中。 40歳くらいまでは、ジャスミンの香りをかぐと何かを思い出しそうになったのですが、今ではそのトリガーすらも響かなくなりました。 もしかしたら、私は遠い未来から来て帰れなくなった未来人かもしれません (ラベンダーマンって知ってる? Daimalは「時をかけるおじさん」に違いない)。

 

 家内曰く、「そんなの誰でも一つや二つあるんじゃない」。

そんなわけないだろう! 家内はきっと未来人を監視している政府機関のエージェントに違いない。

 

閑話休題

 

 折角自転車で散歩しながらの帰路なので、道を外れて細田神社に偶然流れ着く。

 

 

 鳥居向かって左側に蘊蓄板を発見。

 

 ここ細田に住んでいた農家の中野氏が春キャベツを開発したとの蘊蓄板でありました。 明治初年に西洋野菜として日本に入ってきたキャベツは冷涼な環境に適した野菜で、当時は秋野菜として栽培されたとか。 いまでも長野等の高原キャベツは有名ですが、初夏からの需要にこたえるべく苦心して温暖な地に向いたキャベツを開発し、春キャベツを実現したとのことであります。

 

 比較的近隣なのに知らなかった葛飾区郷土の偉人さんですね。

 

 因みに、キャベツの和名は甘藍(かんらん)。 勉強になりましたか。

 

 

 境内は綺麗に掃き清められています。

 

 狛犬の位置には狐。

稲荷神社系ではよくあるのですが、ここはお稲荷様? ネットで調べると、ご祭神は「 宇賀之御魂命(うかのみたまのみこと)で「お稲荷さん」。 登記上は「稲荷神社」であるそうです。 ついでに、稲荷は稲生りから転化した言葉で、稲の精霊とか。

 

 よく見ると、狛犬は彫り物の中に。

龍の彫り物一段下の左右に鎮座しているのが判りますか? ちゃんと阿吽の形相です。

 

 拝殿右側には水神様。

 

 左側は天神様 (北野神社)。

 

 あっ、電話BOX発見。

 
 今では珍しくなってしまった、電話BOX。
腰掛けられるバーがあるんだ。 かつてここに腰掛けて、女子の家に電話する中高生男子が宵闇に浮かび上がっていたことでしょう (その頃はこんなデザインじゃないね)。

 

 立派な社務所ですが、生活感がありません。 かつて幼稚園か保育園が併設されていたのではないかと勝手に憶測(違うな・・)。

 中川の土手道に出ました。

あの高砂橋を左に渡れば、Daimal領であります。

 

 真っ黒な水が流れていた中川も、今は大分綺麗になりました。

でも、ここを水上バイクで疾走する集団をよく見かけますが、私はちょっと勘弁かな。

 

 病院帰り自転車散歩はここまで。 戻り残暑が結構効きました。

 

9/10撮影@葛飾区細田とか

 

 

 ハロウィンよりも日本の秋祭り。 仮装するなら狐のお面(Baby Metaか)

青砥神社にて