河川は文化を分断する。
そう大げさな書き込みではないのですが、近所を流れる中川の対岸で殆ど行ったことが無い場所があります。 パワースポットとして知る人ぞ知る青龍神社もその一つで、初めてそのお姿を拝見しました。
高砂橋で中川の左岸に出て遡上、京成線橋梁をくぐって直ぐ、
対岸には、慈恵医大葛飾医療センター(旧慈恵医大青戸病院)。 ここの一階の受付などはホテルのロビーじゃないかというほど綺麗な地域基幹病院です。
左岸は葛飾区高砂(たかさご)。
この界隈は道路が直線的に縦横に配置されており、水路跡も多いことから、かつては水田地帯であったと思われます。 下の写真のような元農家と思われる立派な木造家屋が散見されます。
その農家付近から土手を降りて、貨物専用線路の小松川街道踏切近くへ。 この貨物専用線路はJR常磐線と総武線をつないで葛飾区を縦断する路線。 私が小さい頃から旅客路線への変更が叫ばれてきましたが、未だに実現出来ていません。
踏切から見える「青龍神社」を示す石柱。 住宅街に挟まれ、ちょっと判りづらい。 鳥居が見えるわけでもない。
青龍神社に向かう左手には 「怪無池 (かいなしいけ) 」 があります。 晴天の下では感じませんが、夜は可成り雰囲気が出てきそうです。。
昔々、この怪無池には白蛇が住んでおりました。 日照りが続いて村人が困っていたときに、池に雨乞いをしたところ見事雨が降ってきたとか。 それ以来、雨に困ると池の水を汲んで田畑に注ぐ雨乞いの神事が行われるようになったとの伝承があるのだそうです。 そして白蛇は青龍神社に祀られるようになったそうです。
けして広い池ではないのですが、清涼感が伝わってきました。
奥の浮島のような所から、青々とした光が届きます (ってオカルトチックになってきましたが)
きっとこの水生植物の群生でしょう。
少なくとも今日は釣り人を見かけませんでした。
柵に囲まれた景観は残念でしたが、安全上致し方ないでしょうね。
そして奥に青龍神社のお社。
参拝させて頂きましたが、清涼感のあるパワースポットだと感じました。 これだけ綺麗に維持するのは結構大変でしょう。 私が池や神社の撮影をしている20分程度の間、二人の方が順次詣でられておりました。 地域に愛されている神社なんですね。
参拝したのは5/1。
帰宅後、遅い昼寝から覚めれば雷雨。 青龍神社からの天啓でありましょうか! (と、このブログを寝っ転がって書いている時点で、無為大食のぐ~たら以外の何物でもない自分にあきれるのでありました)。
まだ終わりじゃないよ、帰り道のおまけ。
この立派な木造家屋の現役農家は、盛り土の上に建てられ、三階建て並みの屋根にはしっかりとした屋根裏部屋があるとお見受け致しました。 かつては水田に囲まれた水害に見舞われやすい地域だったのではないかと推察致します。
住所は柴又になるのですが、美味しいパン屋さん。
チーズ系がとても美味しいのですが、甘いのも美味しそうです(私にとっては御禁制品であります)。
因みに、前回買いに来たときは相撲取りが外を歩いておりました。 家内の情報によると、東関部屋の転出跡地に双子山部屋がやって来るというニュースにこのパン屋さんが登場していたそうです (右に見える窓の向こう側が、道路はさんで相撲部屋)。
そして新宿交通公園(にいじゅく交通公園)。
もう50年くらい前に作られた、ミニ列車まである交通公園。 私自身も利用し、子供達を連れてきたこともありました。 駅舎だって可成り良い味を出してきました(旧高畠駅舎を思い出す)。
まだまだ載せたい写真がありますが、今日はこれまで。
コロナ渦と折り合いつけた街歩き(自転車街散歩)を考えなくちゃ。。
5/1撮影@青龍神社 他