断捨離男爵シリーズ第五段、ノートPCを断捨離する。
最初にお断りしておきますが、写真サイズがまちまちなのは、撮影場所が雑然としていたのでトリミングした結果であります。 尚、なぜタオルの上かともうしますと、机天板が汚れていたのでテーブルクロス代わりであります。
1,NEC製 PC98ノート初期モデル (MS-DOS機):廃棄決定
1980年代後半、颯爽と登場したPC98のノート型。 ハードディスクなんかも無くて、内部メモリに搭載されたMS-DOSで起動します。
外付けフロッピーディスクから一太郎等のワープロソフトを起動することが出来たと思います。 既にPC98互換のデスクトップも持っていましたが、きっと仕事で使うときが来ると確信して買っちゃいました。 表示は液晶でモノクロであります。
見た目は現在のノートPCに見えますが、とっても重くて厚みがあり、更に液晶パネルの向こう側にもバッテリーエリアなどがあって、今ではとても大きな代物です。 ノートPCというよりは、ラップトップPCと呼ばれる部類に入るのかと思います。 当時開発を担当していた機器と接続して実験などをしていました。
2,NEC製 PC98ノート中期モデル (MS-DOS機) 廃却決定
1990年初頭に買っちゃったノート2号機。 CPU性能もアップし、なんと液晶表示がカラーで当時としては凄かった。
まだWindowsなんて一般的じゃ無かった時代 (Windows 3.1の時代)、ようやく色々なフリーソフトが出始めていました。 ハードディスクを搭載しており、デスクトップ並みの仕事をノートで出来るようになり、個人で購入したものの会社で自慢顔で使っていました。 当時はPCが各自に配布されて居らず、事務所に設置された数台の共用PCでロータス123とか一太郎で事務処理をしていた頃でした。
3,カシオ製 カシオペア (Windows CE):残存決定
次の4番と年代が若干前後します。 当時、日本製OSであるトロンと組み込みOSで争った(?)、Microsoft製OSであるWindows CEを搭載した電子手帳の高級版みたいな機器。
眼鏡との大きさ比較でサイズが判ると思います。 PCカードスロットなるインターフェイスで、FAXモデムを装着すると、電話回線からFAXを送信出来ました。 主に電子手帳として使っていましたが、手で書いた方が早くて楽だった。。。
4,東芝製 リブレット (Windows 95):残存決定
もっとも好きなノートPCです。 これも小さいでしょ (右に置いてあるのは3番のカシオペア)。 ハードディスクを搭載したWindows95マシンで、画面は小さくてもカラー表示された当時の世界最小Windowsマシンです。
この頃は品質保証関連の仕事で、機械不具合対応など国内外飛び回っておりましたので、このPCを機械の制御機器に接続して状態監視や診断を行っていました。 海外顧客や現地法人の目の前でこれを出して診断などをはじめると驚かれたものです。 電話回線を使ったリモート診断を試したのもコイツ。 インターネットが普及していなかった30年ほど前に、通信を使った世界は大きく変わると実感したものでした。
とても気に入ったリブレット。 新しいバージョンが欲しくなり、結果的に3世代3台を買ってしまった(自腹)。
まだ、動くんです(私もびっくり)
5,セイコーエプソン製 プリンターAP-300:廃棄決定
そんな私のモバイル黎明期(といっても30年も前ですが)、診断結果等を現地でプリントするために買った充電池駆動のプリンターです。 これは完璧に道楽で衝動買い。 4番のリブレットと共に出先でプリントするなんてカッコ良かった(と思う)。
バッテリーと電源器が無くなってしまい、熱転写インクリボンも手に入らないので、廃却決定です。
6,DELL製 インスパイヤーインスパイロン(Windows 98?):廃棄決定
なぜこれを購入したのか、、、忘れちゃった。。。家と会社で使ってました。 当時はまだセキュリティなんてうるさくなかったので。
ここにUPしている以外にも、リブレット2台とレッツノート1台がありましたが廃却済み。 現在はWindows7のレッツノートとWindows10の富士通ノートPCが現役で活躍中(?)。 我が家の皆様、仕事と探求熱心な道楽者で申し訳ないと心より反省しております?
おまけ
電池駆動の小型液晶テレビ。
もちろん地デジなんて観れません。
30年頃前に衝動買いして家内にあきれられた。
どこで使うつもりだったのだろうかと、当時の”探求熱心”な私はいずこに。
さて、今日は月次通院とお買い物に行っておしまい。
白い果肉と赤い種の苺って美味しいのだろうかと”探究心”が頭を持ち上げましたが、750円位の値札に萎える。 ノートPCよりは遙かに安いけれど。
月曜日・火曜日と春の暖かさであった東京は再び寒くて風の強い水曜日となりました。 染井吉野の桜並木は未だひっそりとしている午後で御座います。 (わざと買い物が写るようにしているところがあざとい)
2/24などに撮影@断捨離男爵制作委員会
なぜ「断捨離男爵」なのかというお問い合わせがありました。
単に語呂がよいかなぁと思っただけで御座います。
そのうち、いつか、断捨離男爵6リリース予定!