錦糸町から両国までお散歩(2/2) | まほろばのdaimal

まほろばのdaimal

特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 

 前回の続きです。

下地図の赤線のように錦糸町(下方)から両国に来ました(地図は西が上です)。

地図の最下方が北斎通りの西端江戸東京博物館です。 次の目的地は赤丸に示す刀剣博物館。

 

 

 日本美術刀剣保存協会が運営する刀剣博物館。

入館料は1,000円です。

 

 

玄関前に置かれた鉄の塊。

 

 

 日刀保 (にっとうほ) たたらで製造された鉧 (けら) だそうです。

たたら製鉄で造られた粗鋼で、雨ざらしなので赤く酸化していると思われます。

 

 

 展示室。

現代の匠による刀剣とその構成品を見ることが出来ます。

 

 

 見事な流紋

 

 

美術品として、これも見事な彫刻が施されている作品。

 

 

 刀身と鞘との隙間を保つ鎺(はばき)。 上の写真の真鍮色した部分で、ここにも匠工がおられます。

 

 

 現代の名工による柄巻(つかまき)

 

 

 鍔(つば)

見事な象嵌細工です。

刀身に取り付けるために、鍔の前後に「切羽」という金板を入れるそうで、これが詰まると刀を抜けなくなることから生まれた言葉が「切羽詰まる」との説。 刀剣の構造上、鎺 (はばき) が詰まれば抜けなくなるが、切羽は影響が少ないのではないかと思うのですが。。。

 

 

 

 お江戸古地図と現代の名所を重ね合わせた図。

お江戸の新興都市本所界隈(下段地図)には水運のために縦横に運河が走り、町割りも碁盤の目状。 スカイツリーより上は農村ですね。

 

 

 そろそろお昼。

再び旧安田庭園を抜けて国技館方向にでると、気になる食堂を発見。

 

 

 わざわざ道路反対側に出て全体観察。

上部からちょこんと顔を出す瓦からすると、木造モルタルの、表はいわゆる看板建築風ですね。

下総屋かぁ、かつての職場近くで通った定食屋も下総屋だったことを思い出す。

これは入ってみるしかないでしょう。

 

 

 観光客には人気になりそうな、いわゆる昭和レトロ。 因みに、エアコンなんて見当たらず、重ねられたビールケースの上に扇風機が鎮座。 右に見える飲料冷蔵ケースには、食材が保管されていたりする。

 

 

 ぼーっ座っていると、「おかずを先に取ってください」と案内される。

あ~、小梅の定食屋もそうだった。 御飯は普通盛りで豚汁をお願いする。

 

 

 今日のお昼御飯。

生姜が効いている豚汁が食欲を促す(ジャガイモがちょっと固かった)。

サンマは焼きたてじゃ無いけれど、温めてくれました。

 

 

 おかみさん曰く、多くのドラマ撮影に利用されたとかで、著名俳優が沢山訪れたようであります。

会計時にもらった飴ちゃん。 「休息をとろう」って書いてある。 意味深長と心に響く。

 

 

 場所中であるが、静かな国技館。

 

 

 触れ太鼓の櫓は、ハシゴでは無くエレベータのように見えますね 。

 

 

 あしたのジョー??

国技館でオリンピックのボクシングの試合が開催されるのでこの幟になっているようです。

あしたのジョーは台東区と荒川区なんじゃないかと個人的には思います(泪橋)。

 

 

 国技館のお隣はJR総武線の両国駅。

足腰に疲れが出てきたので、本日はこれにてお散歩終了、両国より電車で帰ることにします。

 

 

 駅舎改札を入る。

色々と散策ポイントが多い本所・両国界隈は自転車散歩射程圏内。

そのうちまた訪問することでしょう。

 

 

9/15撮影@両国界隈

 

 この日は早朝に用事があったこともあり、帰宅後たっぷり3時間も昼寝してしまいましたとさ(退役者特権じゃ!)。