中途半端な暑さが続く関東地方。
明日・明後日と雨降りで気温も下がるとの、梅雨並みの予報です。
雨が降らない今日のうちに、気になっていた青山界隈の美術館を散歩してきました。

上の豪華な装飾時計がある美術館目指して、まとわりつくような湿気のなか、青山界隈を散歩。 表参道を原宿とは反対側に進み、青山通りを過ぎるといきなり道幅が狭くなります。

目立つのはこのビル。 プラダです。

そう、ここは表参道の有名店とは趣が違う、高級店が並ぶ通り。
野球帽+ミニバックパック+ジーンズにでかいカメラなんて出で立ちで歩くと浮いてしまう街です。

向こうに見えるのは六本木ヒルズ。

目的の交差点までやって来ました。

青山・根津美術館です。
以前から訪問したかったのですが機会に恵まれず、初見参です。

個人のコレクションとしは超一級。(鉄道王の根津氏)
加えて庭園が素晴らしい事で有名な美術館です。

入り口からエントランスに向かう、竹に誘われる小道。

エントランス。
空間と光を意識した建物自体が気に入りました。

木目調の板は、外光を柔らかな光として吸収反射させる為の工夫でしょうか。

自慢の日本庭園を上手く魅せるエントランス展示。

エントランス展示までは撮影可能です。

外が曇りなので、かろうじて庭の緑も写り込むことが出来ました。

二階の休憩エリアからも庭園の一部が見えることで、後で庭園にも回りたくなるような誘導があります。 (青い髪の少女は宇宙人ではなく、とても素敵なロシア系のお嬢さんです)

企画展「やきもの勉強会」は撮影出来ません。
中国青磁なのになぜエメラルドグリーンなんだろうとか、その深みが立体感を醸し出してなんて綺麗だろうとか、更に日本の焼き物はやっぱり日本人のセンスが渋いなぁなんてことは、実際にご訪問頂いてご自身で感じて下さいませ。
下の写真は2階エントランスに飾られた時計。(Top写真もその一部)
きっと宝石なんだろうなあと、下世話な想像をしたりしてしまいます。


日本庭園に通じる地階に相当するエントランス。

ここは美術館自体が素敵な空間演出の美術品です。
次回は日本庭園散策写真と、青山界隈散歩後編です。
8/13撮影@東京青山