後編は根津美術館の庭園紹介から。
庭園へは地階のエントランス若しくは1階のエントランスから入る事が出来ます。 場所がら外国人が多く、庭園を散策してる半分は海外からのお客様のようです。 下の写真は1階から庭園に通じる前庭の道。

庭園の入り口にはカフェNEZUCAFE。(NEDUが正しい表現と思うが。。)
庭園を眺望できる窓席は残念ながら満席で今回は諦め。。

高低差のある庭園は青山の起伏を利用しています。

茶室。
この他にも茶室があり合計4棟が細長い池の周辺に点在します。

池を配した回遊式庭園。

ちょっと安定感の無い屋形船。
池に浮かぶ航行しない茶室といったところでしょうか。

あぁ、ここは紅葉の時期には素晴らしい景観になるんだ。。。
(天候の関係で黄色い写真になってしまいましたm(_ _)m)

地形からして、湧き水があっても不思議ではない庭園。
ここで顔を洗いたくなるような、ねっとりとした気候の東京であります。

各所に置かれているオブジェ。
風雨で腐食が進んでいるところに味がありますが、もったいないという気持ちは庶民感覚ですね。

地階庭園のエントランスで回遊終着。

前編でも紹介した地階エントランス内部からの見え方は、光の空間である美術館から和の庭園に向かう期待感を演出しているように思えます。
写真に写るドイツ系一家(奥さんは写り込んでいませんが)とは何度もすれ違い、思わず会釈したり。 お姉ちゃんは活発ですが妹はちょっとお疲れ気味の「西洋人形」。(持って帰りたくなる!)

根津美術館を出て六本木方面に向かって散歩。
起伏の多い山の手では、変化に富んだ街の形と家に遭遇出来ます。

下の写真で何か気づきませんか?
キャップナットが外れて置き去りにされてますよね。
真ん中のアンカーボルトから破断したと思われます。
これって弛み止めなのでまず問題ないでしょうし、破断面に塗料でさび止めが追加されていますから、大丈夫。。。多分。

右のビルは東京ミッドタウン(多分)。
正面の林付近が青山墓地。 東京の一等地に広大な墓地があります。

青山墓地を過ぎると乃木坂界隈に出ます。
正面のビルはご存じ六本木ヒルズで、左側の建物は国立新美術館です。

国立新美術館到着

ジャコメッティ展

彼の作風である、ちっちゃい彫像とか細身の人がなぜ出来上がるかが判りました。 あなたも行けばわかりますよ。
今回の展示では、以下3作品の撮影がOKでした。



某有名建築家が手がけた国立の美術館。 根津美術館に比べて大規模で大胆なデザインと採光ですが、品がない。 展示室への入り口も、倉庫に入るようで味がない。 ここは美術館ではなくて展示場です。

この後はミッドタウンの庭園にある小さな美術館を巡り、ラーメンを食べて帰る予定でしたが、微妙な暑さで少々バテ気味。
お楽しみを次回の都内散歩に残して、館内から直ぐに入れる千代田線の乃木坂駅から帰宅したのでありました。
8/13撮影@青山界隈