これは一体何でしょう?
重量はおよそ1.4トンで高さは1.2mくらい。

これも同じ主成分で出来ている岩石です。
600kgくらい。

答えは岩塩。
本日炎天下、自転車散歩で「たばこと塩の博物館」を見学してきました。

場所は業平。
業平と言えば、この建物でございますね。

塩の展示では、沢山の岩塩。

宝石のような物や氷砂糖のような固まりも。
下写真の右端に写っている石柱状の物体は、塩分を多量に含む泥岩の一種で、家畜に与えるのだとか。

クリスタルのような結晶状の岩塩。
これだと高価に取引されるんでしょうね。
因みに石像がなぜこの結晶をもっているのかという蘊蓄は、是非スカイツリー観光ついでのご訪問で明らかにしてみて下さい。

採掘型の塩入手の次は、採取型の塩。
塩湖などの天日塩です。

こちらは、ほぼ白い塩が採れるようです。
この結晶が岩塩化すると、先のクリスタルキューブ状になるのかな?

我が日本では、採掘型も採取型も難しいので、濃縮海水から塩を精製する製造型。 その工程も詳しく解説されていますので、一度ご訪問されるとおもしろいかもしれません(って、書くのが面倒なだけですが)。
下の写真は瀬戸内での塩田と精製の様子を復元した模型です。

今日、初めて藻塩の意味を知りました。
古代の製塩は、干した海藻を焼いた灰をそのまま使用していたんですね。。

たばこ展示エリア。
主に年代毎のタバコラベルや喫煙具などが豊富に展示されています。

記念タバコ等という物があったんですね。

次の東京オリンピックでも、斬新な記念タバコが出るでしょうか。
変に洗練されたデザインよりも、こんな直球的な絵柄の方が好きですね。

万博デザインが一番いいかな。

館内では特別展「着物と装身具にみる 江戸のいい女・いい男」開催中。

袢纏、羽織、陣羽織などの違いが、実物を見比べながら判るので、私にはおもしろい展示であります。 (残念!内部撮影禁止)
今回仕入れた知識。 お江戸の冬には、鹿皮の羽織を着ていたそうな。
現物を見ましたが、袂のある皮ジャンですよそれって。
6/17撮影@たばこと塩の博物館:業平