向島百花園での久しぶりの撮影は、かがみ込んだ瞬間に「最近また腹部が少々成長したなぁ」なんてこまった発見があったりします。
「アブよ!」 「刺されないように注意して」。
心優しいクマバチ(キムネクマバチ)は、危害を加えない限り攻撃してきませんから、どうかお静かに。。。。

今回大きく撮れました。
力強く見える羽根は、漆塗りとでも申しましょうか、鼈甲のような美しさ。
(上の写真を拡大して見て下さい)

昆虫が苦手な方、申し訳ありませんでした。
クマバチが蜜集めをしている花は、「ハナトラノオ」だそうです。
ピンクの鈴成が綺麗な花ですが、拡大するとちょっと無粋な表情になってしまいます。 袋状の花びら上部からつり下がるしべは、クマバチのような昆虫を選択的に狙っているのでしょう。
クマバチの背中がまるであつらえたようですね

桔梗。
中央のしべが宇宙的造形。

恐らく桔梗の奇形ではないでしょうか。 花が八重になっています。

おみなえし。(をみなえし)
女郎花と書きます。 名前の由来には蘊蓄がかなりあるようですが
ネット検索にゆずります。

粟花とも言うようです。

折角ですからマクロで撮影してみました。

ススキといえば。

お団子。

「しろみのこむらさき」 白い実の小紫。。そのまんまの名前です。
緑の実が徐々に白く熟成していました。

みつばあけび。
山形で食べた皮の天麩羅が美味しかったなぁ!

ということで、食欲を刺激されて昼食です。
ヒレカツと生姜焼きの盛り合わせ定食。 写りはあまり良くありませんが、味はOK! ソースをかけてもサクサクのカツと、ちょっと味が濃い生姜焼きでご飯2杯はいけそうです(いきませんでしたが)。

向島から吾妻橋へ向かう途中の、東武曳舟駅高架下「とんかつ 曳舟」
ステーキが美味しい様ですが、それは次回にしておきましょう。

ここ押上界隈は、いわゆる本当の下町が”あった”ところです。
この古くてモダンな電柱(今はつかわれていませんね)。
碍子の高さから、これが建てられた当時は平屋が多かったのだろうなんて勝手に想像してしまいます。

押上界隈では秋祭りのようです。
祭り囃子が遠くから聞こえてきます。

ここは京成線と東武線に挟まれた、三角州のような場所。
正面には押上地下駅から上がってきた下り方面京成線。 振り返ると東武スカイツリー線があります。

露店が並んでいると言う事は、この奥に神社があるようです。

飛木稲荷さん。
正面の銀杏の表面は焦げており、戦災の名残?(流石に古すぎるでしょう。。)
右側では、祭り囃子が演奏されています(痛恨の撮影失敗で写真無し)

この押上界隈といえば、スカイツリーですね。
綺麗に出来上がったソラマチ周辺の路地では、昔ながらの秋祭りがありました。

大した距離ではないのですが、久しぶりの自転車散歩は結構疲れます。
風が爽やかなのが、最高のごちそうでした。
9/14撮影@向島~押上