まほろばのdaimal

まほろばのdaimal

特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 どうにもハッキリとしない天気の割には、湿度と相まって中途半端に暑さを感じる日曜日。 猛残暑の戻りがあるという天気予報を信じて今のうちに自転車散歩。 数日涼しかったので、30度手前でも大汗。

 

 水面を埋める「菱(多分)」の仲間。 何やらツンツン

 

 花が咲いていました。

新しい葉も、レタスのように巻いて育って開いていくようです。

 

 水面近くの花は昆虫にとってリスクが高いと思うのですが、飛来者を暫く待っていても現れませんでした。 オニバスなどは多くが自家受粉ということもなんとなく納得。

 

 

 

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 水生植物園近くの水路

 

 タマスダレがスッキリと咲いています。

 

 たしか彼岸花の仲間だったかな。

 

 花が葉より先行するので、シュッとした印象です。

 

 よく見ると花弁の先端がプチッと桃色なんですね。

 

 少々雲が濃くなってきたので、背景の色味が落ちてきました。

 

 

 

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 かつて、水元公園の水生植物園付近には神社かお寺があったはずだという記憶があるという事を書きました。 50年ほど前にキャンプしたときやオリエンテーリングに参加したときに、遭遇した記憶です。 たまたま1880年頃の水元公園付近の地図を見るチャンスがあって、該当地区を見てみるとありました。 

 

 「日枝祠(日枝神社)」という記述があります(写真赤丸)。

右側の大きな川は江戸川。 上から流れ来て左へ向かっている水路が大場川(古利根川)で、小合溜と併走合流して中川に向かいます。 その小合溜と大場川を背に日枝神社(水神様?)があった様です。 水の豊かな低地なので田圃ばかりと思っていましたが、畑も多く、日枝神社は果樹園の中のように見えます。

 

 彼の地。

東側から見る。 林の向こうは小合溜

 

 この第二の彼岸花のコロニーと

 

 その奥が、社があった所だと思います(思い込んでいます)。

 

 西側から見る。

 

 現在の公園地図ではここです。

 

 

 そしてその日枝神社は『創建は 寛文3年(1663)で、上小合村の鎮守社であったといいます』『 近年まで現在地の北東約700メートルの水元小合上町670にあり、大場川を背にして老松鬱蒼とした景勝の地にあった。 社地は昭和51年、東京都の自然公園の敷地の一部として買収されて、現在地に移り、同53年3月、新社殿の造営を完了した。』のだそうです。

 

 これでナゾが一つ解けました。

 

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 公園に戻ってもう一回りと思いましたが、雨が降りそうな雰囲気になってきたので、自転車散歩ご褒美のお店に直行。 「芋煮ラーメン」をライス&温泉卵セットでいただく。

 

 サトイモ+牛肉+ネギ+シメジに甘い醤油系の味に麺は太め。 ナルトと若干のとろみで照りを出しているのはラーメン用としての演出かな。 ちょっと甘味が強い気がしますが、ちゃんと真面目に芋煮風になっています。 もう少し甘味が抑えられていたら、このまま御飯にぶっかけて食べてもいいかも(ほぼ牛肉の少ない牛丼かって?)。

 

 温玉いらずでライスのみセットあればいいなぁ。

もう少し涼しくなったら、また注文してみようか。

 

 

 9/14撮影@都立水元公園

 

 

 秋祭りの季節ですね。

あちこちでお祭りのポスターを見かけるようになりました。

そういえば、山形市の 日本一の芋煮会フェスティバル 」は今日だったかな? 「世界一」でいいんじゃないかと思いますが。

 

 

 

 

 雲が割れたので、出かける準備を整えていると

 

 すぐに怪しげな雲がやって来ました。

右下方などは、北斎が描く巻雲のようです。

 

 北斎さんも、こんな雲を観察したのでしょうか。

 

 そして可成りインパクトのある積乱雲接近でお出掛け準備中断。

 

 ほどなく、景色がくなるようなに叩かれ始めました。

 

 お隣の室外機も強烈に雨粒クラウン。

 

 雨粒の間をミストも舞っています。 傘があっても全身濡れる原因の一つでしょうか。

 

 当家の害鳥である尾長鳥も雨宿り。

そこじゃたっぷり濡れるでしょう。 次は柿の木に逃げていきました。

 

 小一時間で晴れ間が顔を出し、

 

 雨上がりに、どこから来たんだ、狸!

最近野良猫を見かけなくなったのは、ぽんぽこの仕業?

 

 

 9/10撮影@我が家の庭とか

 

 

 

「山下白雨」を模写
これで北斎・富嶽三十六景の三役の模写完成。

 

~ネット記事引用~

 

 「夏の激しいにわか雨を白雨という。 雪が残っている頂は、青空を背景にして瑞雲の上にそびえ、一方、裾野は厚い雨雲に覆われて真っ暗となり、稲妻が走っている。 気象現象の対比によって富士のスケールの大きさが表現されている。」

 

 あり得ない風景です。 雲の上に頂上が抜きん出て、雪を頂く赤く染まった美しいお山が雷様まで従えて麓を見下ろしている一切の景観を、季節を超えて一枚で表した、北斎の富士山愛か?

 

絵をよく見ると、

稲妻付近の黒ベタに若干ムラがありますが

50cmも離れてみればわかんない

百均の額で廊下に飾ろう。

 

 

 9/15開催予定の、山形の芋煮会催しの大鍋設置がはじまったとか。 記憶に寄れば毎年残暑で大変だったと思います。 最上川河原で行う芋煮が懐かしく思い出されます。

 

 前回からの続きです。

台風一過で凱風快晴と言いたいところでしたが、この日は東寄りの風。 一旦は猛暑から解放されたものの再び猛暑日が懸念されるそうです。

 

 今季はすでに何度も登場しているオミナエシとベニシジミ。

 

 レンズの関係で、ふんわりぼけた黄色い雲に浮かんでいます。

 

 図らずもブラックバックに出来たので、立て続けにシャッターを切りました。

 

 

 ナウシカに出てくるオームの目にも似たクワクサの花? 確認出来ず。

 

 セイヨウニンジンボクだろうと思います。

蕾はまだあるものの、一番綺麗な時期は過ぎてしまったかもしれません。

 

 雄しべには真珠の珠のような何かが乗っていました(花粉にしては大きいかも)。

 

 エキナセア(和名:ムラサキバレンギク:紫馬簾菊)。 

ギリシャ語のハリネズミが名前の由来とか。 海外ではハーブとして重宝されているようです。

 

 花粉を乗せた雄しべと、くるっとした雌しべは解るのですが、あのロケットみたいな物はなんだろう。 ネットで調べると萼が変化した苞なのだそうですが役割がわからない。 雄しべと雌しべを守り且つ昆虫を誘引する色と造形だろうという事では萼や苞の一種ということが呑み込めなくもないのですが。。

これがハリネズミという由来だそうです。

 

 

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 湿度も下がるとの予報でしたが、体感的にはまとわりつく感じがのこります。

レンズをお散歩レンズに交換して彼岸花の丘を偵察。 彼岸花がツンツン伸びてくる前に雑草は丸刈り。

 

 昨年はあまり密度が高くならなかったと記憶している彼岸花。

今年はこの斜面を赤く染めてくれるでしょうか。

 

 彼岸花の丘頂上に植えられているタイワンモクゲンジ (台湾木欒子)の前で休憩。

 

 よく見ると花が咲いています。

 

 女性が王冠を頂いているようにみえます。

 

 少々強引にトリミング。

可愛らしい姿のようですが、画質が粗くて残念。

 

 このタイワンモクゲンジは、このあとフウセンカズラのような赤い袋の実をつけます。 タイミングが合えば彼岸花が咲く頃に見ることが出来ます。 

 

 

 

 

 

 

 9/6撮影@都立水元公園

 

 

 北斎の「凱風晴天」(通称赤富士)を模写。

「凱風」とは「和漢朗詠集」に由来する言葉だそうで「夏に吹く穏やかな南風」という意味があるそうです。 夏の早朝に朝日を受けて赤く染まる富士が描かれているのですね。