猫と占いの小部屋 -4ページ目

猫と占いの小部屋

こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
1年前の5月はクロピの身の上にいろんな事が起きた1ヶ月でした。
さすがに今月は堪えまして、寝込むこと2回…どうも精神的な不調が体に現れるようでして(›´ω`‹ )




去年の今頃、クロピの骨盤骨折は順調に治りつつあり、トイレトレーニング第1週目にしてトイレを1回使うことができました。
慢性腎不全は末期だったけど、歩けるようになってクロピは元気を取り戻していた。
6月を目前にして体重も200g増え、私たちは希望に満ちていました。



ベランダから落ちて、1週間絶対安静の身になったクロピ。
先生からは「1週間、完全看護です。できますか?」と挑むように訊かれ、「できます。やります」と答えた私。
左後足で立ち上がらないように、24時間つきっきりで看護するーー



猫日記には書いていないけど、クロピにお願いしたことがあったのは今でもよく覚えています。
骨盤骨折して3日後、クロピの目が見えなくなっていたのがわかった日の夜のことでした。
それまでは「クロピ、大丈夫だからね。私がついているから」と声をかけてきたけれど、この時ばかりは私自身が大丈夫じゃなかった。



いくつも持病があって大変なのに、ベランダから落ちるような目に合わせてしまった。
この日は動物病院へいくまで、何回も嘔吐していた。
この子の体にはもう限界が来ているだろう。
ごめんね、辛い思いをさせて。
ケージの中で横たわるクロピの頭や頬を、黙って撫で続けていました。



込み上げる思いに堪えきれず、私はクロピの小さな頭に口づけて小さな声でお願いしたのです。
「クロピ、そばにいて。そばにいてね」と。



するとクロピは顔を上げて私に鼻チューしてくれました。
弱音を吐いた私を、「わかってる。だいじょうぶ」と励ますように。



それから17日間、クロピは私のそばに居てくれました。
2kgそこそこの体で骨盤骨折を完治させて。
亡くなってからわかったものを含めると、6つも病気を抱えた体で。




もうすぐクロピの一周忌。
その準備をしながら、今まで書けずにきた記事を下書きしていこうと思います。







お気に入りのダンボール箱で くつろぐクロピ❤️
足元にある緑色の物体は、お気に入りの猫じゃらし♪
2019年5月21日に撮影したものです。




猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
桜の葉っぱも青々と繁り、新緑の季節になりつつありますね。
人にとっても猫にとっても、過ごしやすい時期になりました。
換毛期を終え、しっかり食べて夏に備える、猫にとって春は身も心も躍る、そんな季節♪



ところで猫って よく吐きますよね?
クロピと知り合って以来、ガッツキゲロやら毛玉ゲロをされて、私はその度にオロオロしたものです(´Д`|||)
今回はそんな猫の嘔吐に関係のある病気、猫の胃腸炎について、クロピの症例を元に記します。



*参考サイト





猫が吐くのには様々な原因があります。
よくあるパターンを書き出してみましょう。


・急いでご飯を食べた
・食べ過ぎ
・毛玉と一緒にフードを吐いた
・合わないフードを食べた


病院へつれていった方がいいケースは?

・痛んだものを食べてしまって元気がない
・紐やビニールなどの誤飲
・1日に何度も吐いている
・嘔吐が激しい
・吐く動作だけが頻繁にあり元気もない
・吐いたものに血が混じっている
・毎日1回の嘔吐が数日続いている
・何らかの中毒の疑いがある場合(ネギ類や花瓶のお花をかじった等)




クロピは地域猫時代に、よほどお腹が空いていたのか猫缶を1.5缶一気に食べて、外に出た途端に 全部吐いてしまったことがありました。
当時1歳10ヶ月、私は初めて見たクロピの嘔吐に気が動転し、クロピのお気に入りの空き地の前までついていって、隣に並んで回復を見守ったのを 今でもよく覚えています。


2時間後には普段の量である0.5缶を食べられたので、たんなるガッツキゲロだと安心できました(その間にご近所さんや友達に連絡して、病院へ連れていった方がいいのか相談済み)。




去年の3月、いつも購入している通販のショップから、試供品としてもらったオヤツがありました。
クロピの好きなフードを販売しているメーカーのものだったので、試しに5粒あげてみたら喜んで、物凄い食いつき!(ФωФ)♡
5個ずつ試して、最初の1袋は何ともなかったように見えたのですが、実はそうではなかったんです。



細菌性膀胱炎で頻繁に通院しなければならなくなり、嫌な注射や血液検査を受けた日は、このお気に入りの試供品をあげてご機嫌をとっていました。
すると、夜半には食欲不振、嘔吐、下痢といった激しい症状が表れはじめた。
胃液はもちろん、朝方に黄色い胆汁を吐いたこともあって。
これらは みんな急性胃腸炎の症状です。


私はクロピに与えているフードの全てを主治医の先生に報告していましたが、この試供品だけ報告漏れになっていました。
この試供品のオヤツを4月に10粒ずつ3回与えて、3回とも同じような症状が出ていたのです。
私は膀胱炎用の抗生剤の副作用とか、他のことばかりに気を取られてしまっていました。
3回目にあげたとき、クロピは珍しく半分残した。飽きたのかと思った。
本当はクロピにはわかっていたのかもしれません。


(ФωФ)< これをたべると、おなかがいたくなるのにゃ


「たった10粒でこの症状?」
私は心のどこかで、そうタカをくくっていたのだと思います。
通院したその日の夜に限って、激しい症状が出るのはなぜか、3回目に先生に訊いたとき、
「この子の体の中では治ろうとする力と、それを妨げる力がせめぎ合っています。その原因はフードです」
と、ハッキリ告げられ、試供品のおオヤツが原因だったと ようやく気がつきました。


先生曰く、「メーカーやショップから貰った試供品は保存状態がわからない状態なので、安易に与えない方がいい」


その試供品のオヤツは、たとえばモンプチのクリスピーキッスのように小袋に入っているものでした。
購入したフードが入っていたダンボール箱から出して、私はそれをオヤツ専用の大きな瓶に移しました。
届いたのは3月、2袋目を開けたのは4月の上旬のことでした。



<猫の胃腸炎・クロピの症例>
・末端軟便が出始める(後に軟便になる)
・腹鳴が聞こえる(キューゴロゴロゴロとお腹が鳴っていた)
・下痢
・食欲不振
・お水を飲まない
・嘔吐(胃液、黄色い胆汁を含む)
*症状が出た順に記しています



<治療法>
・ビタミン剤入りの輸液を行う
・下痢止め、抗生剤、制吐剤(セレニア)の皮下注射
・腹痛が治まり、食欲が戻るまでお腹を休める(お水も無理に飲ませない)



猫の急性胃腸炎で注意したいのは、何度もくり返すと慢性胃腸炎になってしまうこと。
お腹を休めるために絶食すると、48時間後に肝リピドーシスを発症する恐れがあること(太っている子は36時間まで)。
他の病気で治療中の場合は、その治療の妨げになるばかりか悪化させてしまうこと。
この三点です。





先日、私は鎮痛剤を少ないお水で飲んで、急性胃腸炎になりました。
みぞおちがキリキリ痛み、横になったまま「エロエロエロ(本当にこういう擬音でした)」と嘔吐して、トイレにもフラフラと通い、最後には胃液しか出てこない状態になって。
『クロピもこんな状態だったんだなぁ。辛かっただろうな…。私にいろいろ鳴いて訴えてたのは、こういう感じだったのか』
と、感慨深く思いつつ独り うめいておりました。
本当に愛猫には経験させたくない病気の一つだと、しみじみ思います。


(ФωФ)< おかあさんも おなかをだいじにしてよねー




ひなたぼっこ用のお布団の一段目で、気持ち良さそうに眠るクロピ。
当時は関節炎のため足が痛み、あまりジャンプできなくなってきたので、古い布団を階段状にして くつろぐ場所を作っていました。
クロピの寝姿も肉球も可愛い❤️
2019年4月4日に撮影した写真です。





猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんもこんばんは~( ´ ▽ ` )ノ
ついにクロピの月命日を迎えるのが二桁に!
10回目となりました。



去年の今頃、クロピは膀胱炎が悪化し、胃腸炎も併発して大変な状態でした。
生まれて初めて胆汁を吐いたりして。
そんな最中に緊急事態宣言が発令されました。


嘔吐と粗相の嵐で 週2~3回ペースで通院しはじめた頃は、ちょうど桜の季節でした。
もちろん私にはお花見にいくような余裕はなく、世間には新型コロナ対策でお花見を自粛する動きがあり。
去年私が桜を見たのは、買い出しに出たときに見かけた公園の桜程度のもの。



今年もお花見には行かなかった。
桜は大好きな花だけど。


去年の4月9日の猫日記を読み返してみました。
早朝にクロピはトイレ砂を掘るように、モウモウと砂塵を上げて掻きまくっていた。
残尿感があってイライラするんだろう。
トイレ掃除とペットシーツの交換、それからお水の交換。まあまあ飲んでくれた。
外はいい天気、クロピがご飯より先にベランダに出たいと鳴くので 一緒に日向ぼっこした。
そのあとご飯の器を持っていったら、うれしそうに「ミャーン!」と鳴いていた。


夜にはペットシッターのSちゃんがきてくれて、ご機嫌そうに「クルルッ」と鳴いて、座った彼のお膝に飛んでいった。
Sちゃんが帰ったあと、またトイレラッシュが始まった。辛そうだった。
私の隣にきて鳴きわめくから、「ここにくる?」と座椅子を半分空けたら乗ってきた。
「しんどいねぇ、クロピ。頑張ってて偉いわね」と声をかけながら、ずっと背中を撫でていた。
座椅子にきたら鳴かなくなった。



私に八つ当たりしたり甘えたり。
そんなクロピの記録が残っている。



ちょうど一年前の今日、確かにクロピも私も辛かった。
だけど一緒に頑張ってた。
苦しいことばかりじゃなかった。
笑顔もあったし、何よりもそこにはお互いの愛情と信頼があった。


今、ここにクロピはいないけれど、クロピが生きた証は残ってる。
もうそれだけで充分。
ありがとう、クロピ。
今でもクロピが大好きだよ。





今月は真紅の薔薇3本を中心にアレンジメントしていただきました❤️
(白い花が一輪入っているのですが、名前を忘れてしまったので あとで花屋さんに聞こうと思います)




今月の缶詰は、クロピに初めてあげた思い出の缶詰であるモンプチの極上かつおにしました。
当時クロピは生後8ヶ月。すっごく美味しそうに食べてくれたのを 今でもよく覚えています💖