ついにクロピの月命日を迎えるのが二桁に!
10回目となりました。
去年の今頃、クロピは膀胱炎が悪化し、胃腸炎も併発して大変な状態でした。
生まれて初めて胆汁を吐いたりして。
そんな最中に緊急事態宣言が発令されました。
嘔吐と粗相の嵐で 週2~3回ペースで通院しはじめた頃は、ちょうど桜の季節でした。
もちろん私にはお花見にいくような余裕はなく、世間には新型コロナ対策でお花見を自粛する動きがあり。
去年私が桜を見たのは、買い出しに出たときに見かけた公園の桜程度のもの。
今年もお花見には行かなかった。
桜は大好きな花だけど。
去年の4月9日の猫日記を読み返してみました。
早朝にクロピはトイレ砂を掘るように、モウモウと砂塵を上げて掻きまくっていた。
残尿感があってイライラするんだろう。
トイレ掃除とペットシーツの交換、それからお水の交換。まあまあ飲んでくれた。
外はいい天気、クロピがご飯より先にベランダに出たいと鳴くので 一緒に日向ぼっこした。
そのあとご飯の器を持っていったら、うれしそうに「ミャーン!」と鳴いていた。
夜にはペットシッターのSちゃんがきてくれて、ご機嫌そうに「クルルッ」と鳴いて、座った彼のお膝に飛んでいった。
Sちゃんが帰ったあと、またトイレラッシュが始まった。辛そうだった。
私の隣にきて鳴きわめくから、「ここにくる?」と座椅子を半分空けたら乗ってきた。
「しんどいねぇ、クロピ。頑張ってて偉いわね」と声をかけながら、ずっと背中を撫でていた。
座椅子にきたら鳴かなくなった。
私に八つ当たりしたり甘えたり。
そんなクロピの記録が残っている。
ちょうど一年前の今日、確かにクロピも私も辛かった。
だけど一緒に頑張ってた。
苦しいことばかりじゃなかった。
笑顔もあったし、何よりもそこにはお互いの愛情と信頼があった。

