猫と占いの小部屋 -5ページ目

猫と占いの小部屋

こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんもこんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
本来ならクロピの9回目の月命日の記事を先にアップするところなのですが、あえて違う記事を書きます。



それというのも、今とても時間に追われているからなのです(><)
タロットの仕事を自宅で再開する準備をしているのですが、書斎のレイアウト変更を完了しなければなりません。
佳境に入ったまま時折寝込んだりしてた結果、足の踏み場もないんです!。゚(゚´ω`゚)゚。



なのでここ数ヶ月間、デスクワークはリビングのテーブルでやっているという体たらく(^^;




だけど、そのお陰で助かっている面もあります。
私は3月を迎えるのが怖かったから。
1年前を思い出すのが。



去年の今頃は新型コロナの影響が大きくなり始めていました。
外出を控え、小さな部屋でクロピとずっと2人きり。
当時クロピの体重はついに3kgを切り、3月下旬には細菌性膀胱炎になってしまった。
1年後にクロピのいない春を過ごしているとは思いもよらずに。



クロピは猫生を全うしたけれど、私はまだ人生の途中。
前へ前へと押し出されるように、怒涛の日々が続いています。
「1年前はこうだった」と思い出にひたっている余裕は幸いにしてありません。
暮らしの端々で何気なくクロピの名前を呼んだりしてると、ドアの陰から黒い顔を半分だけ出して、

(ФωФ)<サボるニャ

と監督されているような、そんな気がします。



1年前、今の状態を予想していなかったように、今も1年後の自分がどうなっているのか予想はつきません。
ただ、「1年後にはこうなっている!」という目標はあります(´ー`*)
クロピも応援してくれているんだなって感じられることもあって♡
一昨日、クロピは夢に出てきてくれて、テーブルの下で眠る可愛い姿を見せてくれました。
頭を上げて目を開けてくれるまで、どこが顔なのかわからない黒い毛玉の塊状態だったけど(ФωФ)?





Sちゃんの足に頭をちょこんと乗っけて、スヤピと眠るクロピ❤️
2017年10月20日に撮影したものです。




猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんもこんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
みなさんは「スタッドテイル」という言葉をご存知ですか?
直訳すると「鋲の尻尾」という意味になり、一見カッコ良さそう(そう思ったのは私だけ?)…ですが、これ、病名なんですよ!
今回はクロピがスタッドテイルになった経験談を記します。



*参考にしたサイト

ねこちゃんホンポ「猫のスタッドテイルとは」





スタッドテイルは原因がわからないことが多いそうです。なので、再発しやすいとも言われていますが、原因がわかれば再発を防ぐことができます。
症状も軽症(ベタつきのみ)から、重症(ワックス状の物質が出ている)まで様々。
その度合いによって治療法も変わってくるのです。
命に関わる病気ではありませんが、猫へのストレスは大きく、細菌感染を防ぐためにも、気がついたらすぐに治療しましょう!




それは2015年5月のこと。クロピは7歳7ヶ月でした。
膝に乗ってきたクロピの背中を撫でていたら、なんだかベタつく感触が。背中を中心にフケも見られる。
「毎日お手入れしなくちゃ」とブラッシングして、数日が過ぎました。
また夜に背中を撫でると、にゃんと!ベタつきがひどくなっている!
すぐにシャンプータオルで背中を拭くと、更に固まってしまった!!(><)
ペットシッターをしてくれているSちゃんに相談すると、「そりゃ固まるわ。油分に水を加えると分離するやろ?」と言われてしまいました(^^;


コーム片手に丁寧に固まりをほぐしていく私。
次第に苛立つクロピ。
「フッフー…」と鳴き出した(イントネーションは「フッ↑フー⤵︎」)。
これは爪を切ったりブラッシングし過ぎて機嫌が悪くなると、出てくる鳴き声。5秒おきくらいに、「フッフー…」をくり返し始めたから中止。
これ以上時間をかけるわけにはいかない。
といっても、とてもこのままにはしておけない。


さっそく翌日、病院へ。
ここ1ヶ月間のフードメモを先に渡してから、診察室に。
クロピはいつものように先生に、挨拶代わりの「フーシャー」をする(ФωФ)ノ💢
背中を診ていただき、先生はこう言われた。
「これはスタッドテイルですね。最近フードを変えましたか?」
「はい、3ヶ月ほど前から、メインのドライフードに、新しいドライフードを加えました。夕食はその新しいフードにしています」
「おそらくそのフードが原因でしょう」



先生曰く、猫はマーキングのために特有の油のような分泌物を出している。背中を人や物にこすりつけるときに、臭いつけの素になっているもの。
フードに含まれている油分が良くないと、出てくる油も良くないものとして出てくる。良くないものだからこそ、どんどん排出されていく。その結果、被毛が油で固まってしまう。



そのドライフードは地域猫時代に共にお世話してきた友人が、クロピの為に毎月差し入れしてくれているものでした。
クロピも大のお気に入りで、喜んで食べているのに。
「先生、でも友人のところの8歳の兄弟猫が同じフードを食べていて、何も問題なくて元気なんですよ?」
私は悲痛な声で訴えた。
「この子には合っていないんです。個体によって合うフードは違ってきますから」
そんなぁ。゚(゚´ω`゚)゚。


固まった毛はシャンプーで綺麗にすることができる。しかし、被毛に問題があると時間が掛かる。
クロピの場合、シャンプー自体がストレスなのに加え、時間を掛ければ怒りMAXになるのは当然予想できる…。
先生には鎮静剤を使ってシャンプーするという選択肢はなさそうでした。


「時間を掛けて根気良く固まった毛をほぐしていくこともできますが、もっと手っ取り早い方法があります」
「それは何でしょう?!」
激しく食いつく私。
「固まった毛を全部剃ってしまうという方法です」
「oh…」
驚きのあまりアメリカ人になる私。
「剃られた部分は1ヶ月もすれば元に戻ります」
「それなら剃って下さい。本猫も背中の固まりを気にしてますので」
「逆モヒカン状態になりますが、いいですか?」
「大丈夫です!(何が?クロピが?!)」
どうやら先生はクロピの見た目が変わることで、私がショックを受けると思われたようです。


看護師さんがクロピを保定、まずは固まっている部分を軽く鋏で切る。
次にバリカンが登場。ウィーンという特有の音に、最初はビクッとしたクロピですが、いい子で大人しくしていました。
時々「フッフー」と鳴いたものの、予想していた大暴れはなく。



注:元々クロピは怒りのスイッチが入ると、「噛む・蹴る・ひっ掻く」の大暴れをしてきました(相手は飼い主の私限定)。怒りが強いときは部屋も飛び回るし。



固まりのひどい部分は根元までキッチリ剃られ、所要時間は5分も掛かっていなかったと思います。
手早く、あっという間に終わったのもストレス回避の為。
「これで大丈夫でしょう。もし、何か症状が出てきたら また連れてきて下さい」と、先生は爽やかな笑顔を見せてくれました。


帰宅してご褒美の ちゅーるをあげて、クロピもホッと一息。
その後、背中がベタつくこともなく、皮膚炎が起きることもありませんでした。
グルーミングの際、毛のない部分に「ん?」という表情をしていたクロピも、すぐにその状態に慣れたようです。
そして、本当に背中の被毛は4週間で元通りフサフサに!


原因となったドライフードは即座に中止、友人にもその旨伝えて、差し入れはスープ系に変更になりました。
新たなフードはグレインフリーの登竜門であるナチュラルバランスを選択。
更に毛艶も良くなりました(*^^*)







<スタッドテイル・クロピの場合>
症状 / 背中のベタつき、フケが出る、被毛が固まる
原因 / 新しいドライフード
治療 / 剃毛のみ、お薬・薬浴は無し





こちらが当時のクロピです。病院から帰宅した日の夜、私の膝に乗っている時に撮りました。
衝撃的(笑撃的?)な写真なので閲覧注意。








後ろ姿だけでは寂しいので、7歳6ヶ月の頃のお顔も公開しておきます。若いときも可愛い❤️
ピンボケで すみません。









猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんもこんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
今日はバレンタインディ、今年も長年クロピのペットシッターをしてくれてきたSちゃんにチョコレートをプレゼントしました♡



Sちゃんはお菓子が大好きで、チョコレートに関してはブランド物より国産メーカーが好みな人。
なので、今年は季節限定チョコレートの詰め合わせを作って贈りました。


いつも一つはクロピに前足で持ってもらって(黒子は私)、「これはクロピからのチョコレートね」と渡してきたので、今年はホワイトチョコレートのパッケージに、油性ペンで手書きの肉球を書いて、「今年はこれがクロピから」と見せると、Sちゃんは「そうか」と微笑んでくれましたよ(´ー`*)


毎年クロピは、バレンタインディにはSちゃんにあげたチョコレートのパッケージ(袋)に頭を突っ込みそうな勢いで、「なにかおいしいものはないの?」と探し、「わたしも なにかオヤツほしい!」と鳴いたものでした。


最初にそう鳴かれて以来、バレンタインディにはクロピ用の特別な缶詰かオヤツを用意することに。
今年はモンプチのクリスピーキッス「とびきり贅沢チキン味」をあげましたよ♪
これはしばらくあげてなかったから、クロピにとって新鮮だったと思います。



こういうイベントがある日が来ると、愛猫との絆は永遠に残るんだなって実感します。
愛もクロピと共に永遠に❤️✨




2020年4月7日、ご機嫌でお気に入りの猫ベッドをフミフミしていたクロピです❤️