みなさん、こんにちは。
(株)大共建設・きねつ工房 村岡誉久吏(つくり)です。
1月5日から二十四節気小寒(しょうかん)にはいりました。
小寒の期間は、1月19日まで。
12月の冬至と1月20日の大寒の中間にあたる「二十四節気小寒」は寒さが加わるころという意味で「寒の入り」のことです。
今年は、二十四節気小寒を過ぎたころに、東京にも雪が積もり、寒の入りにふさわしいなと思いました。
この日から寒中見舞いに変わります。
小寒から節分までの30日間を「寒の内」。
寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなり、これから冬本番を迎えます。
「寒の明け」は立春。
小寒から4日目のことを「寒四郎(かんしろう)」といい
この日の天候が、その年の麦作の収穫に影響があるとされ、
麦の厄日とされています。
小寒から9日目を「寒九(かんく)」といい。
この日に降る雨は「寒九の雨」と呼ばれます。
豊穣の兆しという言い伝えがあります。
この日に汲んだ水を「寒九の水」といい、
寒の内の水は雑菌が抑えられ腐りにくく、
薬を飲むのによいとされています。
さらに、餅をつく、お酒を造るのにも向いていると
考えられてきたようです。
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小寒の頃から寒中見舞いに変わり、重箱などのお正月用品をしまうといいですね。
このころの旬のものといえば
蝋梅(ろうばい)
寒さに強く、花の少ない冬に咲く貴重な花。
可愛らしい黄色い小花が甘い香りを漂わせるます。
名前の由来は、ろう細工のような花びらと、梅に似ていることから蝋梅となりました。
柊(ひいらぎ)
葉の鋭いトゲによって、邪気を払う木とされている。
節分の頃には玄関に柊と鰯を置きます。
家の植栽に柊を選ぶ人もいるのは、邪気を払う、泥棒などが柊のトゲで入りにくくなるということもありますね。
ただ、柊の鋭いトゲは老樹になると、トゲをなくし丸い葉になります。
フグ(河豚)
この時期の河豚は、産卵前で脂がのって、まさに旬の食べ物。
刺身で食べる場合は「てっさ」と呼ばれ、普通の魚よりも弾力があり噛み切れません。
器の絵柄が見えるほど薄く切ってあるのは、美味しくいただくためだったんですね。
フグは、ポン酢につけて食べるのが一般的。
七草粥
無病息災を願い、1月7日に春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の入ったお粥を食べ、年末年始で弱った胃を優しくいたわります。
私も今日は七草粥をいただきました。
お粥を焚いた土鍋は、子どもの頃から母が使っていた土鍋を使っています。
子どもの頃は、風邪で熱が出たりすると、この土鍋で母がお粥を焚いてくれました。
毎年、七草粥を焚くと、その時のことを思いだします。
いつもは塩だけでいただきますが、今年は明石に住んでいるお友達からいただいた「味付け海苔醤油」を少し加えていただきました。
こういう一品を贈ってくれるお友達がいる。
寒気の中にお粥の湯気がたち、そこに一滴加えたお粥は、いつもに増して美味しさが増し、心が温かくなりました。
十日戎(とうかえびす)
七福神の一人である「戎神」を奉る、年初めのお祭り。
参拝者は笹に小判や米俵などの縁起物をつけ、商売繁盛を願い、福を集める熊手やざるなども売られます。
日々、慌ただしく過ごすことが多いからこそ
我が家でゆったりと、二十四節気などの季節行事を楽しむのも
日本人ならではですね。
住んでいる家と季節の行事は、繋がりがないように思いがちですが、季節を感じるために植栽を選ぶ、季節を感じる過ごし方をすることで、過ごしたい、暮らしたい家の姿も見えてくるのではないでしょうか。
そんなことも、七草粥を焚きながら思い今年は「丁寧にモノと向き合い、自分と向き合い、暮らし方、過ごし方を見つけていく一年にしたいな」と思いました。
来週には、鏡開きがありますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
村岡誉久吏
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村岡 誉久吏(つくり)でした。