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「社」(ヤシロは神がまつってある建物。神社。古くは、神をまつった場所を言った。

(岩波国語辞典、第5版より)



ここ数日何度もヘブライ語を勉強してきている私達には、「ヤ」は神を意味する事は既に分かっています。



では、後半部分の「シロ」



聖書の中では、この単語「シロ」がどの様に使われているかを見ていきましょう。



この、シロという単語は聖書に何度も出てきます。



まず最初に「シロ」という単語が登場するのが、



 旧約聖書の創世記49章10節。つえはユダを離れず、立法者のつえはその足の間を離れることなく、シロの来る時までに及ぶであろう。もろもろの民は彼に従う。



この時には、「シロ」という単語は「彼」を指し、それは人であると捉える事ができます。



多くの研究者は、ここに出てくる「シロ」は救世主キリストを表していると解釈しています。



その後、ヨシュア記では、「シロ」という単語は何度も地名として登場します。



 旧約聖書ヨシュア記:18章1節: そこでイスラエルの人々の全会衆は、その地を征服したので、シロに集まり、そこに会見の幕屋を立てた(幕屋は契約の箱を置き、神と話す場所です。)



また、士師記では、「神の家がシロにあった」と書かれています。ここでも、シロは場所として読み取れます。



旧約聖書 士師記:18章31節: 神の家がシロにあったあいだ、常に彼らはミカが造ったその刻んだ像を飾って置いた。



そして、サムエル記では「シロ」は地名として、そして「契約の箱」も登場します。



旧約聖書:サムエル記上:4:3   民が陣営に退いた時、イスラエルの長老たちは言った、「なにゆえ、主はきょう、ペリシテびとの前にわれわれを敗られたのか。シロへ行って主の契約の箱をここへ携えてくることにしよう。そして主をわれわれのうちに迎えて、敵の手から救っていただこう」。  



  旧約聖書:サムエル記上:4:4   そこで民は人をシロにつかわし、ケルビムの上に座しておられる万軍の主の契約の箱を、そこから携えてこさせた。その時エリのふたりの子、ホフニとピネハスは神の契約の箱と共に、その所にいた。



その後は、列王記でも「シロ」は地名として登場します。



(ちなみに、紀元前1100年から紀元前961年ごろのダビデ王の時代、ダビデ王が契約の箱の前で踊りながらエルサレムへ運び、神殿に収めたという記述があります。サムエル記下6章12~23節)



その後、シロが出てくるのはエレミヤ書です。この時点では、シロという場所は呪われた場所という事になっています。



旧約聖書 エレミヤ書 7章 12節 : わたしが初めにわたしの名を置いた場所シロへ行き、わが民イスラエルの悪のために、わたしがその場所に対して行ったことを見よ。



エレミヤが預言を始めたのは、ヨシヤ王の治世の第13であるとされている(紀元前627年)。エレミヤは、バビロニアによるエルサレム陥落後の紀元前585年頃まで活動を続けたと考えられる。

(Wikipedia より)



となると、エレミヤ書の書かれた時代には、


東の果てを目指してイザヤと共に旅立った古代イスラエル人は、そこにはいなかった。


となると、東の果てに来た古代イスラエル人は、シロが呪われた場所になった事は知らない。



ここで、最初の疑問に戻ります。



神の家がシロにあったという聖書の記述からも読み取れる様に、



日本語の「社」(ヤシロ)と全く同じ意味だという事がわかります。



そして、新約聖書ヨハネの福音書2章19節では、



イエスは答えて言われた。「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」



自分自身を神殿と呼んでいるのです



それは、聖書の最初に人物に例えられた「シロ」が登場した創世記49章10節と重なる事だと思います。



そして旧約聖書 エレミヤ書 7章12節 : わたしが初めにわたしの名を置いた場所シロ」と言われているように、



「シロ」とは神の家がある場所、神自身、



即ち、それは神殿であり、キリスト自身でもある、と解釈が出来ると思います。



そして、日本に渡来した古代イスラエル人は、契約の箱(神の声が聞こえる箱)をヤシロ(神の神殿)に置くかもしれないと、思いませんか?



もちろん、神社のお祭りのお神輿は神社の至聖所に置くわけです。それは日本全国でそうだと思いますが、



「契約の箱」自体は、「ヤシロ」という地名に置くかもしれませんネ。



ちなみに、お神輿(どっからどう見ても契約の箱にしか見えない日本の伝統) の掛け声

「わっしょい」はヘブライ語で「神が来た!」という意味です。



「ヤシロ」社の地名!?



奇祭の多い、諏訪が怪しい。。。。笑

地図を見ると、ますます  怪しい 。。。笑



旧約聖書:サムエル記上:4:3   <省略> シロへ行って主の契約の箱をここへ携えてくることにしよう。そして主をわれわれのうちに迎えて、敵の手から救っていただこう」


という記述からも、戦国武将である武田信玄が諏訪大社に戦の勝利を祈る為に、高価な物を沢山奉納していたという歴史からも、契約の箱がその近辺にあるのではないかと、考えてしまいます。ネ。



しかも、シロは「城」にも聞こえるし〜!

シロは “清い色” の「白」にも聞こえるし〜!



日本語(または 古代ヘブライ語)は深いですね。笑