受験に良いのは私立?公立? | 大学受験対策のプロ

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特に、化学や日本史を克服するにはどうすればいいのかを中心に、受験全般の話題も取り扱っています。

大学受験を目指す上で

私立と公立のどちらが良いのかで

悩まれる親御さんも多いと思います。

 

近年、コロナの影響で

オンライン化して

地元の公立進学校だけでなく

全国の有名私立の生徒も

教えるようになって

私立のカリキュラムも

生徒や親御さんから

情報が入るようになったので、

いろんな事が分かってきました。

 

もちろん、私立でも

レベルによってかなり

進め方が違ってくるので

一概には言えませんが、

 

簡単に言うと、

私立は進度がとても速いです。

それは、難関大受験を前提に

対応しているから当然の事で、

そういう意味では難関大対策としては

調度良い進度なのですが、

生徒本人にしてみれば、

進度が速すぎて、

付いて行けなくなる生徒も多いです。

 

進むスピードが速い上に

内容的にも難易度が高いので

一般的な公立高校の授業であれば

余裕で付いていけたハズの生徒が

私立に入ったために

ボロボロの成績になって

どこにも入らないというケースも

大変多いと思います。

 

近年私の生徒は関東や関西の

有名私立校の生徒が多いですが、

まさに、

学校に付いていけなくなった生徒が

助けを求めてくるケースばかりです。

 

そして彼らは、

資質で言えばかなり優秀なので

彼らのペースで

ちゃんと理解出来るように教えてあげると

驚異的なスピードで

学力を付けていってくれます。

 

逆に、公立高校の問題点はというと、

カリキュラム自体が一般レベル対象なので

難関大対策はほぼ網羅されていない

という事です。

 

なので、公立高校に進学した生徒で

本来なら難関大に入る資質のある生徒でも、

学校の授業のペースで勉強を進めたせいで

結局難関大には全く通用せずに

一般国立大学に進学するというケースが

大変多く見られます。

 

つまり、私立も公立も

結局は一長一短であり

どちらも諸刃の剣のような一面があります。

 

その中で、

生徒がどちらに向いているのか

あえて見極めるとしたら、

自力で学ぶ力がどれだけあるか、

つまり自主性の有無だと思います。

 

何か興味のある事なら

自分で調べて次々と掘り下げていったり

自分で考えて動くタイプの子ならば

私立のカリキュラムに

向いていると思います。

 

なぜならば、超進学校の私立の場合

ある程度自分で切り崩していく力が

かなり要求されているからです。

 

一方、

与えられた事はちゃんとするけど

自分から考えて動いたりする

自主性はないような生徒であれば

どちらかと言えば公立進学校の方が

向いているように思います。

 

なぜならば、公立の場合は

ある程度親切に授業をしてくれるからです。

その変わり、高いレベルの授業は

網羅されていないので、

旧帝大以上の大学や、筑波、横国、

神戸大などの難関大を目指したいなら

塾や通信教育などで

学校とは別に対策していく必要があります。

 

私の所に学びに来る生徒で

圧倒的に多いのは

 

私立に通うけど

学校に付いていけなくなったパターンか、

公立に通っていて難関大を目指したいけど

学校が対応出来てないパターンの

どちらかが多いです。

 

どちらの生徒にしても、

私の場合はまず大学受験が前提の

カリキュラムなので、

受験に必要なモノは

すべて網羅された形で対応出来ます。

 

つまり、私立、公立などの

カリキュラムに関係なく

大学受験が基準の授業なので

どちらの学校も網羅出来ています。

 

そして私の授業で何より重要な点は、

本人が理解出来るペースや速さで

習える所です。

 

生徒は一度躓くと、

それがちょっとした事でも

その後の勉強に大きく影響して

どんどん付いていけなくなります。

 

逆に、どこで躓いたのかを

私が見つけて、そこを改善した上で

学習を進めてあげると

水を得た魚のように速いペースで

学力を上げていくようになります。

 

つまり、

躓かずに勉強を進めていく事が

どれだけ大切かという事です。

 

付いていけるだけで好循環になり、

一旦付いていけなくなっただけで

悪循環になるので、

その2つの差は雪だるま式に

広がっていきます。

それについてはコチラ

勉強を早めるメリットと遅れるデメリット | 大学受験対策のプロ (ameblo.jp)

 

なので、ほんの少しでも

付いていけなくなったら

すぐにでも対処すべきです。

 

これを放っておけば

あっという間に取り戻せなくなります。

そして難関大を選ぶ選択肢は

無くなってしまいます。

 

つまり、順調に付いていけてる事が

どれだけ大きな事かという事です。

 

また、

私の授業のもう1つの

大きな特徴は

難関大レベルの難しい内容を

物凄く分かりやすく学べる、

という点でしょう。

 

普通に考えれば

難しい内容ほど

習うのに時間がかかるし

理解するのも困難ですが、

私の授業の場合は学校の授業に比べて

難しい授業をより短い時間で

とても分かりやすく

教えられるという点が

大きなメリットだと思います。

 

これは一見矛盾しているように

感じるかもしれませんが、

簡単に言うと、それだけ濃密かつ

工夫された教え方で

無駄のない授業を

行っているという事です。

 

難関大に合格するためには

躓いたり回り道をしたりする

時間も余裕も全くありません。

 

最短距離かつ最速で進んでいく事が

何より重要なのです。