今日は先週に続いて併願の私立を選ぶための学校説明会に行ってきました。
2週間前に文化祭に行ってきた学校です。
校長先生の話、教務の先生の話、在校生の話、費用や入試方法などを聞いて併願先として考えるにはいいかなと思いました。
中でも、今年入学の1年生が
「なぜこの学校を選んだか」
の話はとても感動しました。
その子は中学受験を経験していれば名のある中高一貫校に入学したものの、2年生になってから生活のリズムが崩れ学校に行けなくなってしまったそうです。
系列の高校に行くことができず、外に出ようと考えた時に選んだそうです。
そこにいたるまでの葛藤の気持ちが赤裸々に語ってきれました。
中学の学習がかなり遅れていたのでしょうが、学校では取り戻すべくゆっくり進めてくれるそうで夏以降から大学受験に向けて塾通いも始めたそうです。
とても正直な素晴らしいお話でした。
最近、不登校というのは珍しいことでなくなくなっていて、先週訪れた学校もそういう子達が自分の居場所を求めて通っていました。
学校形態は通信制ですが全日制の学校とあまり変わらず、通いたければ週5日も可能。
英数国理社といった勉強科目に加えて、選択科目としてデザインや料理なども週2日選べるようになっていて、文化祭やお手伝いに来ていた生徒さんを見ても楽しそうでした。
人数も少ない学校なので先生との距離も近いし。
体験授業でデザインの授業を受けてきました。
テーマは、色面分割で色の使い方で立体感を出すというもの。
色相環と補色とい論理が背景にあり、セブンイレブンの看板もその論理が使われていることを知りました。
また他の教室では、感覚とは違った数学ということで、条件付確率を扱った
「モンティホール問題と確率」というテーマの授業が行われました。
たまに算数の入試問題でも扱われる「モンティホール問題」を実験をするというもの。
試行回数が少なかったので選択を変えた時の確率がずいぶん高いものになりましたが、試行回数をもっと増やせば2/3に収束していくという落ちまでついて、楽しそうでした。
高校選択に限らずですが、入試となると「偏差値」という魔物に特に親が取りつかれがちですが、
通うのは子供。
子供が楽しく通えて、居場所を作ることができる学校、それが本人に合った学校選びなんだなと感じました。
地頭の違いは確かにあります。
仕事をしてみるとある程度学歴に比例するのも事実です。
でもそれが全てではないというのも事実としてあります。
最後は、自分がどう考えて自分と言うものをもって生きていくか。
それを親は応援や陰で支える立場であること。
「偏差値」はその人の価値を決めるものではないことあらためて感じた1日でした。
学校の先生ともざっくばらんに話をして、学校の方針なども聞けて、本人も
「明るい学校だね」と好印象だったようなので、併願私立の候補になりました。
やっと受験校を絞ることができてきたので少しほっとしています。
(追記)
今年入学の1年生が、話の最後にこう締めていたのを思い出しました。
色々と中学生時代に悩み苦しんだからこそ思う言葉、
「置かれた場所で咲きなさい」
この言葉を自分に対してと、今日来ていただいたみなさんに送ることで締めたいと思います。
と言って締めてました。
すばらしくないですか!
私もこの本について記事を書いています。
日本最大級の学習塾検索サイト「塾選」の口コミは塾選びに本当に役立つの?
ブンブンどりむの口コミは?読解力・思考力・算数力がつくって本当なの?
ワンダーボックスの口コミは?遊びながら算数力がつくって本当なの?
【アマゾンプライムビデオの11月注目映画4選!次に観るべき作品はこれ!