第12回 阪神カップ事前予想 | 運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

競馬に関する四方山。
主に自分のためのメモとして利用しています。

第12回 阪神カップ
3歳上・G2 芝1400m 定量 登録19頭
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2016年
① シュウジ(7番人気)
② イスラボニータ(2番人気)
③ フィエロ(5番人気)
三連単: 80,280円

キンシャサノキセキ(SS)、Kingmambo(MP)
フジキセキ(SS)、Cozzene(GS)
ディープインパクト(SS)、Danehill(DZG)

2015年
① ロサギガンティア(3番人気)
② ダンスディレクター(5番人気)
③ ビッグアーサー(1番人気)
三連単: 49,650円

フジキセキ(SS)、Big Shuffle(BR)
アルデバラン2(MP)、サンデーサイレンス(SS)
サクラバクシンオー(PG)、Kingmambo(MP)

2014年
① リアルインパクト(8番人気)
② コパノリチャード(3番人気)
③ ダイワマッジョーレ(5番人気)
三連単: 213,360円

ディープインパクト(SS)、Meadowlake(セントサイモン)
ダイワメジャー(SS)、トニービン(GS)
ダイワメジャー(SS)、Law Society(リボー系)

2013年
① リアルインパクト(8番人気)
② ガルボ(10番人気)
③ クラレント(7番人気)
三連単: 328,560円

ディープインパクト(SS)、Meadowlake(セントサイモン)
マンハッタンカフェ(SS)、ジェネラス(Nijinsky)
ダンスインザダーク(SS)、ダンシングブレーヴ(リファール系)

2012年
① サンカルロ(3番人気)
② ガルボ(14番人気)
③ ファイナルフォーム(2番人気)
三連単: 328,560円

シンボリクリスエス(RBT)、Crafty Prospector(MP)
マンハッタンカフェ(SS)、ジェネラス(Nijinsky)
ディープインパクト(SS)、O'Reilly(ND)

深く掘ると荒れるしリピーター傾向も強い。

短距離戦という事もあり展開と位置取り次第で何が来てもおかしくない。
騎手力が問われる印象も。

血統傾向的にはサンデー系中心。
広義なノーザンダンサー系とグレイソブリンも良さそう。

キンシャサノキセキが連勝しているように産駒も良さそうですね。
サンカルロも連勝しており唯一傾向が違うロベルト。
ガルボは2着2回でマンカフェ、ニジンスキーと阪神っぽいかも。
リアルインパクトも連勝、ディープ、セントサイモン。
近年連続連帯が途切れているがどうかな。。

そういった意味では、シュウジ、イスラボニータ狙いで良いかも。
両方共フジキセキルーツでこのレースの好走馬イメージとしてはピッタリ。

フジキセキ系が台頭するレースではワンセットでダイワメジャーが良い。
過去見ればコパノリチャード、ダイワマッジョーレの好走もある。

そしてバクシンオーやストームバード系なんかもワンセットで良いのがパターン。
となると血統ではよくわかんなくなる。。

まあシンプルにリピーター狙いでイスラボニータから入ると良いかも。
穴狙いでシュウジでも良いかも。

簡単に各馬評価。

イスラボニータ

父: フジキセキ(SS)
母父:Cozzene(GS)

クラシックシーズンは皐月賞勝利を軸として1着が多い。
古馬戦線に参戦した後はブロンズホルダーな印象が強いが天皇賞秋を2回、毎日王冠、マイルCSと十分な実績。
その後、富士S2回、マイルCS、阪神カップとシルバーコレクターにシフトも十分な成績。
ここまで安定して強い馬も珍しく6歳秋とは言えまだまだ衰えも感じない。

しかしこの馬の本当の適距離はやはりマイル。
距離の融通は効くが短距離のスペシャリスト相手に非根幹距離で戦って速度勝負がどう出るかが疑問。
しかし、このレースはどちらかと言えば長めの距離適性が問われるレースな印象が強い。
安定して強いこの馬であれば昨年同様に2着に入ると思う。という思い込み。

軸にするかはともかく保険として2着付を買っておきたいかもなあ。

シュウジ

父: キンシャサノキセキ(SS)
母父:Kingmambo(MP)

デビュー後、三連勝しデイリー杯2歳Sを2着。朝日杯を5着しNHKマイル路線へ進む。
NHKマイルでは12着に大敗。

その後、函館SS、キーンランドカップで2着に好走しスプリンターズSで4着に好走。
レッドファルクス、ミッキーアイル、ソルヴェイグと差のない競馬。
その後迎えた阪神カップを勝利した。

しかし、昨年の阪神カップ以降さっぱり。。。
早熟血統の末路のような成績に突入している。

各々のレースお細かく見れば1200mより1400m。
下手すれば1600mの方が良い印象もある。

阪急杯は適距離ではあったがハイペース消耗戦。
デビュー以来使い詰めで連戦の疲れもあったように思う。

スプリンターズSの前にDDSP(ノド鳴り)が凡走原因であることが伝えられ対処するとのコメントが須貝陣営よりあったが結局は凡走。
しかし勝ち馬とは0.4秒差であり鞍上:横山典弘で最後方からの競馬でDDSPが問題だったとも言い切れない結果に。

個人的には今回は狙って良い気がしており、実績のある実力馬の復活の舞台として大穴の使者として信頼してみたいかも。

次に三歳馬を評価。
今年の3歳は強く特に短距離馬のレベルは高いと感じている。
その中でも有力所が出て来る印象が強くあなどれない。
有力外人騎手がどの馬を選択するかは非常に重要なファクターになるので枠確定して改めて見直す必要があるが世代間評価の難しいレースだけに重要な視点にはなると思う。

モズアスコット

父: Frankel(サドラーズウェルズ)
母父:Hennessy(ストームバード系)

デビューが今年の6月と遅くクラシックには間に合わず。
矢作厩舎所属の秘蔵っ子という印象。
フランケルは諸説あるが個人的な感覚的に1400m〜1600mが良さそうな血統に見える。

デビューより2戦1800m〜2000mを使うも4着。
その後、マイル〜1400へと距離を短縮し破竹の4連勝でオープン入りを果たす。
やはり距離的には短い所がいいのかもなあ。

三戦目のマイル挑戦では中京をマクリ気味に進出してトルネードアレイに2馬身差の快勝。
500万下では阪神マイルでキャスパリーグに3馬身差の圧勝。
1000万下は1400mに距離短縮しバリス相手に1馬身差の勝利。
1600万下はクライムメジャーを相手に2馬身差の快勝と一気にオープン入りを果たす。

時計的には十分なレベルにある。
そのレースもそれなりの着差で勝利しており良血馬の底が見えず今回も軽視出来ないと思う。
バケモノの可能性もあるかも。
しかしデビューより6戦しておりこのタイミングでの阪神カップ参戦は些かタフで上がり目も無いか。
調教を確認して少しでも手を抜き気味で時計が悪い等の状況があれば軽視したいが仕上げていると感じられれば重い印を打つべきだと思う。

サングレーザー

父: ディープインパクト(SS)
母父:Deputy Minister(VR)

3歳短距離で言えば最も実績豊富な1頭。

昨年の夏デビューも成長が遅くクラシック路線には乗り切れず。
夏に本格化した印象。5月に500万下を勝ち上がり、その後破竹の4連勝目がG2のスワンステークス。
ヒデノデイバロー、レッツゴードンキを破る。
5戦目に挑んだG1マイルCSでは3着に好走する等、古馬1戦級と戦っても遜色は無く有力。

割りとスキのないタイプな印象でディープ産駒として480キロなら悪くない。
阪神はクリアしており稍重馬場もクリア。時計的にも問題無し。
ここは軸にしても良いのかもなあ。

レーヌミノル

父: ダイワメジャー
母父:タイキシャトル

言わずと知れた今年の桜花賞馬。
前走は10番人気とかなり舐められていたが4着と力を魅せた。

適距離はマイルで1400mは少し忙しい印象もあるが時計は問題なく足りるレベルです。
血統的にはイメージ通りかもなあ。

又、正直このローテーションは厳しすぎる印象も強く本当に出してくるのかしら。。
馬主の意向であるような気もするが今年重賞8戦目とかなりタフな臨戦過程。
流石にこのメンツだと上がり目ないと厳しそうだし激戦の菊花賞後の連戦は流石に厳しいか。
軸にするタイプでは無いが能力は高く安定したタイプ故に軽視は出来ない。
キレると楽なんだけどな。。。
調教を確認して前走より出来が落ちているようであれば軽視しよ。

ミスエルテ

父: フランケル(SW)
母父:Pulpit(API)

やはり早熟だったのかしら。。。
叩き二戦目の今回が試金石になると思う。
前走は+24キロと成長分をかみしても流石に太い。
今回馬体が絞れどの程度の前進が見込めるか。

ノーザンファーム、サンデー、池江厩舎と舐められないメンツ。
昨年のファンタジーSは悪い競馬では無く朝日杯の結果も今から見ればそれほど悪く見えない。
調教確認して穴として検討したいが血統的には全然違う印象も。

フランケルは軽視したいが短距離適正が高くバケモノ出すような気もしている。。
ソウルは別路線に行くとは思うので、モズアスコット、シグナライズ、ミスエルテには注目している。
後はタニノフランケルの距離短縮は結構狙い目かも。

いずれにせよこのレースで判断かなあ。

3歳勢がこんな感じか。
にしてもキレる馬が少ないなあ。困った。。

で、古馬勢を短評します。

アドマイヤゴッド
タンザナイトSでは1番人気で6着。
連闘で出るようなレースか?
そこまで評価していないです。

アポロノシンザン

血統的には面白い1頭。
先行馬だし長く緩やかな成長も感じる。
先行馬で粘り強い印象でタフ。
流石に斤量が大幅に増えるが1000万下を勝ち上がった山陽特別はレベルの高いレース。
阪神芝1400mで斤量57キロで1.20.5なら十分通用する。
この馬強いと思うんですよね。
阪神内回1400mはこの馬にとって最適な舞台だと思うし頭迄予想したいかも。
一番の穴かな。

エポワス
安定しているし阪神成績はなんと2-2-0-0と超得意。。
騙馬9歳でも筋肉は柔らかく老いを感じない。
490キロ台で出てきたら抑えるか。。。
穴馬ってやはり斬りにくい。。。

オールザゴー
忘れてた三歳馬。これは足りない代表で即切りで。

キャンベルジュニア

南半球産馬で半年程成長が遅い感じ。
マイル主体で使われており安定した良績を残すもいつも人気にならない印象。
中段から競馬をするが明確な武器がない印象で少し中途半端。
距離短縮で何かが秀でるイメージも無いかも。
良馬場じゃないと駄目なタイプ。

サンライズメジャー
阪神成績(2-1-4-3)は魅力的。
オープン好走歴もあり穴馬っぽい雰囲気はあるがここでは少し足りないか。
あるとしたら東京かもなあ。

シャイニングレイ
確実に気になる1頭。というか気にすべき1頭。
元々クラシック期待されたが屈腱炎で2年の休養を余儀なくされる。
復帰後、2戦で復調を果たし距離短縮で臨んだ安土城Sでトウショウピストを破り快勝。
次走CBC賞でセカンドテーブルを破り重賞を制覇。
雨の良馬場で後方から上がり最速の勝利で33.2秒と十分な武器。
ディープ、クロフネ。時計的にも十分足りる。
前が早くなれば勝ち切るだけの力は十分にある。
距離は融通がききそうだけど1400mくらいが一番良いのかもなあ。

タガノブルグ
タガノブルグを狙って良いのは新潟、東京なイメージ。
実力は確実にあるがここでは無いかも。

ダンスディレクター
昨年4着、一昨年2着と確実に適正はあるが今年このメンツだとやはり5着前後な印象かも。
ここまで有力馬多数だと買う余地が無い。。
武器はあるがやはり1200でこそな印象も1400mでも阪神であれば切れなくなる。
鞍上が変わると連戦連勝も可能。そんな馬な印象です。
デムーロとか合いそうだなあ。多分確実に抑えたほうが良いと思います。

トウショウピスト
阪神は合うと思うしオープンであれば可能性はある。
でも、ここでは足りない。

ビップライブリー
牡馬4歳とは思えないほどの安定感。
条件戦勝ち上がるのはかなり遅く勝味に遅いが相手なりに走るタイプ。
阪神は確実に会う。
良馬場なら抑えないと行けないタイプだけの多分7着くらいかなあ。
切るべきか。

ムーンクレスト
足りないか。

モーニン
うーん。。出るのかしら。。
でも血統的には芝も行けそうだけど来たら事故とするべきかも。

ここまでか。

◎ アポロノシンザン
◎ イスラボニータ
◎ サングレーザー

○ シュウジ
○ モズアスコット
○ レーヌミノル
○ シャイニンググレイ
▲ ダンスディレクター
△ エポワス

? ミスエルテ

このくらい絞ってから悩もう・・・

暫定的には本命はアポロノシンザン。。。。
ちょっと考え直します。。