第140回 中山大障害事前予想 | 運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

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競馬に関する四方山。
主に自分のためのメモとして利用しています。

中山大障害 

障4100m / 天気: / 馬場: / 発走:14:45

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中山11R:土曜日

 

土曜日はオジュウチョウサングッズも欲しいので久々に現地に行こうかと検討中。

 

事前予想を綿密にしてと思ったがやはり絶対的な王者の居る今年の総決算的なレースだけに予想余地が少なく買い目はすんなり決まりそう。

 

先ずは過去傾向から整理。

 

2016年

① オジュウチョウサン(1番人気)
② アップトゥデイト(2番人気)
③ ルペールノエル(3番人気)
三連単:890円

2015年

① アップトゥデイト(2番人気)
② エイコーンパス(5番人気)
③ サナシオン(1番人気)
三連単:28,680円

2014年

① レッドキングダム
② アポロマーベリック
③ サンレイデューク
三連単:15,590円円

2013年

① アポロマーベリック
② ハッピーティア
③ メイショウブシドウ
三連単:221,810円

昨年はかなり固いレースだったが基本それなりに波乱を伴うレース。

中山襷コースは中山グランドジャンプと中山大障害のみで使われる国内最高峰の難易度と集中力が必要なコースで障害馬としての総合的な能力が問われる。

置障害等のコースとは根本的な前提が異なるコースで有る印象が強い。


今年は中山グランドジャンプを連覇し昨年の中山大障害の覇者でもあるオジュウチョウサンの連覇に注目が集まる。

今年はオジュウチョウサンが当然に勝利すべきレースであるように感じている。

春の障害G1となる中山グランドジャンプではメイショウヒデタダを前に置き番手追走の競馬。
4角早々に前を捉え追いすがろうとするサンレイデュークを切り捨て3馬身以上の差をつける快勝。
ライバルと目されていた今回も出走するアップトゥデイトに10馬身以上もの差をつける圧勝となった。

前走の東京ハイジャンプでは剥離骨折による休み明けということもあり万全の体調とは言えなかった。

タマモプラネットの奇襲大逃げで始まり、後続から前が見えない程の大差を付けての先行。
もはや届かないと思う程の展開となったが馬自身が競馬を理解し前を捕まえようという姿に気迫と意思を感じた。

結果的には後続に圧倒的な大差をつける圧勝劇となったがこの結果を見てこの馬を敗る事が出来る障害馬は当分は出ないように感じた。

現在障害重賞を7連勝中、障害G1を3勝と圧倒的な成績を継続している。
競馬で絶対的な王者というのは近年なかなか現れなかったが王者と呼ぶにふさわしい実績を誇る。
牡馬6歳の冬とまだまだ衰えを感じる時期ですら無く連署記録を伸ばして欲しい。

斤量63キロは昨年既にクリアしておりステイゴールド産駒の割に馬体重:500キロと馬格にも恵まれている。
落馬の可能性も感じられず貰い事故か故障等の要因が無ければ先ず負けることは無いと思う。
鞍上の石神も現在熊沢と勝利数が並んでおりこのレースに勝利する事で2017年の障害リーディングが確定するドラマティックで負けられない状況下での戦い。
 

しっかり快勝して2年連続のリーディングを確定して欲しい。

今回は、2着以下を予想するレースとして検討を行いたい。

相手筆頭はやはりアップトゥデイト。
鞍上はベテラン:林満明、牡馬7歳の冬を迎え来年はもう8歳になる。

2015年中山大障害の覇者でもあり昨年も2着。
障害成績は16戦して6-7-1-2と圧倒的な安定感を誇る。
無駄な買い目を増やすよりアップトゥデイトの2着付、3着付で外れたらしょうがないと諦めるのが良いのかも。

この馬がものさしになるように思うのでオジュウチョウサンを除き近走先着した馬をピックアップ。

・ ソロル(小倉SJ:ハナ差)
・ サンレイデューク(中山GJ:8馬身)

サナシオンやニホンピロバロン等とのシノギを削った時期もあったが近走だとこんな感じかな。

オジュウチョウサンさえ同時代に居なければ十分障害馬として名を残せたのかもしれない程の実績馬として評価すべき。

ソロルは前走の競走中止で残念ながら引退となり、今回はサンレイデュークのみ。
この3頭で決まっても良いのかも。

サンレイデューク(鞍上:難波剛健)は4着が定位置な印象もあるが中山戦が特に強い印象。
中山GJではアップトゥデイトを破る大金星。
それ以前だと中山GJで3着に入着する等の実績を残す。
脚質は差しで前が早くなると確実に台頭する。
2014年の中山大障害でも3着しており、9歳馬ながらもあなどれない1頭か。
抑えは必須ではあるが今回2着迄買うか買わないか。。悩ましい1頭。

重賞常連からもう1頭ピックアップするとルペールノエルか。
鞍上:高田潤、牡馬7歳とアップトゥデイトと同じ年。

昨年の3着馬と実績的には十分で中山G1で戦えるだけの実績は豊富。
三列目には抑える必要はありそうだけど阪神JSの着差を見るとアップトゥデイトと比較すると確実に落ちる印象もある。
鞍上の技量は不気味で軽視出来るほど能力は低く無い。
今回2着迄買うか買わないか。。この馬も悩ましい。。。

しかし、目立った上がり馬も居ないしこんなもんかなあ。
後は短文で舐めるだけで。。

ウインヤード:大江原
中山オープンで勝利するも昨年の話で近走冴えない。
距離に不安がありそうでこのメンツで勝てるとも思えない。

クラシックマーク:五十嵐
石神が育てた障害馬ですが騎乗もままならず前走より五十嵐に乗り替わり。
オープン2着するも福島で格下相手な印象で前走の中山で結果を出せない次点でここでは足りない。

クランモンタナ:熊沢
石神とのリーディング争いもあるので一発狙いたいんだろうなあ。
中山での好走歴もあり平地重賞常連で平地力は最上位。
結構怖いかもなあ。
清秋JSでスズカプレスト、キングナポレオンに続く3着。
イルミネーションJSでは4着に敗れる。
流石に平地力を活かすにも年齢的には上がり目も乏しく流石に難しいと思う。
ディープ産駒で先行しても垂れる印象も強く距離不安もありそう。
ここから障害馬で大成するというタイプでも無く今回は軽視で行こうかな。

サムライフォンテン:未定
石神の育てた障害馬。
未勝利戦勝ち上がったレースレベルも低く流石にここを勝てるイメージは無いかな。

シンキングダンサー:金子光希
ちょっと気になる馬で金子光希も最近乗れている印象。
現在牡馬4歳と上がり目のある馬で良い先行力を持ち飛越もうまい。

昨年のイルミネーションJSで3着しておりタイセイドリーム、シゲルヒノクニに敗れる。
福島の障害オープンでテイエムオペラドンに5馬身差を付けて勝利。
ここで本格化した印象が強い。
東京JSでグッドスカイを破りクビ差辛勝。
東京HJでは重馬場と異常ペースにやられて大敗も前走の秋陽JSで再度グッドスカイをクビ差破り辛勝とグッドスカイいじょうの評価はするべき。三列目には抑えた方が良いな。

スズカプレスト:北沢
崩れず安定し好走する印象で抑えは必須な印象も。
牡馬5歳と上がり目もありで今回穴になりそうか。
清秋JSで勝利しており中山適性はありそう。
披閲が上手く良い差し脚をもっている。
穴として面白いがやはりここ迄抑えるかは微妙。
格下感もありここ買うと他にも買わないといけない馬が増えそう。
軽視したいかな。。少し悩もう。。

テイエムオペラドン:中村
ここ2戦はイマイチも京都HJで2着している。
マドリードカフェに5馬身差の2着だとイマイチ評価が難しい。。
その前の福島の障害オープンでシンキングダンサーに5馬身。
中山の好走歴はなく牡馬8歳。
上がり目もなくこの結果を見ると買う必要は無いか。

ビコーピリラニ:田村
あからさまに格下。検討以前か。

でも小倉サマージャンプではオースミムーンを破り勝ち馬アップトゥデイトに1馬身迄食い下がる。。
なんか穴馬として変な適正があるようにも思うがここでは無いかな。

マイネルフィエスタ:植野
牡馬7歳ではあるが実績馬。
前走の京都JSではタマモプラネット、スズカプレストを破っている。
中山で良い印象も無くここは要らないかなあ。

ミヤジタイガ:小坂

牡馬7歳、平地オープンクラスからの障害転向。

カスタネットホース的な印象もあるがオープンでは好走する。
前走のイルミネーションJSでは先行して2着。
1馬身弱程度マイネルプロンプトに負けている。
先行力を活かせればとも思うが距離不安が強いかも。
ここでは持たないと思う。

ユウキビバワンダー:佐久間

父:サクラメガワンダー、母父:フォーティナイナー。
新馬、平地未勝利戦と2戦した後に障害入り。
騙馬4歳と不気味な感じ。
前目で競馬も出来るし瞬発力もある穴馬タイプ。
今回距離が大幅に伸びて好走する可能性もゼロでは無く底は見えない。
しかし流石にここでは足りないと判断します。

こんな感じかな。

現時点では以下な感じかなあ。

◎ オジュウチョウサン
○ アップトゥデイト
▲ ルペールノエル
△ シンキングダンサー
× スズカプレスト
☆ サンレイデューク

大障害はやはり特別である程度の実績は欲しいように思う。
オジュウチョウサンは絶対だとしてもアップトゥデイトも中山では素晴らしい実績。
実績的にもサンレイデュークのみでこの馬に先着できる可能性があるのは少ないかもなあ。

シンプルに買い目決めて予算配分する感じで良いかな。