【2013年9月の記事を再アップ】
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夏太りの原因となる
腸内腐敗を考える
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先日、某テレビ番組で「夏太り」について紹介していましたが、その内容は「内臓が冷えていると、代謝力も落ちて、太りやすくなる!」というもの。
その対策として「腸腰筋を鍛えると内臓の冷えにも効果的」とありましたが、代謝力をあげるという意味では、腸腰筋だけに限らず無理のない程度に毎日、体を動かしてあげることが良いと思いますので、難しいトレーニングをしなくても、健康対策なら「ラジオ体操」でも良いと思いますよ(o^-')b
そして「内臓の冷え」といえば、もちろん「腸の働き」が深く関係していますので、内臓の冷えが気になる方は、腸の元気を取り戻すことも考えてほしいです。
だって、腸が弱って内臓が冷えた状態のままだと、いくら食事に気をつけても、やっぱり腸内腐敗がおこり血液も汚れて、代謝も悪くて、夏バテどころか、色々な不調の原因にもなっちゃいます。
そういえば、ある年の夏に、腸内腐敗について考えるための「夏休みの自由研究」をしたんです。
その内容は、「腸内は普段から37℃くらいで保たれているので、食べ物を約1ヵ月、37℃くらいの環境で放置してみて、どんな感じで腐っていくのかを観察してみよう!」というもの。
この腐敗の過程をみると、腸内に食べ物がいつまでも残こしていたら、腸内は、こんなにも汚くなるのか、という風に腸内腐敗を想像しやすくなると思います。
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お肉類の腐敗課程
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まず、お肉類の腐敗過程から。今回、用意した食材は『豚肉、魚肉、鶏肉』の3種類。
【豚肉の腐敗】
一番早く腐敗しはじめたのが『豚肉』で、すぐに汚い汁もいっぱい出てきて、触った感じも、ベチャっと軟らかくなり、すごく臭いニオイを出してたかと思うと、4週間で、吐きそうな位に臭いまま固まってた。
【魚肉の腐敗】
それに比べ、魚肉は、変色はあるものの、なかなか触った感じも変化がおきず、3週目で、ようやくベチャってしてきた感じ。4週間で、やっぱり硬くなってた。ベチャってしてる期間が豚肉よりも短い。
【鶏肉の腐敗】
鳥肉は、なぜかグチャっとすることもなく、そのまま、段々と硬くなっていったので、一番、腐敗しにくいのかな?と思います。
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お肉を食べる時は
野菜も必要なわけ
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そして、これを腐敗という面からすれば、やっぱり豚肉が一番、腐りやすい!という事になりますが、それは同時に逆に一番早く、栄養として吸収しやすい!という事も言えます。
だから、普段から体を動かすことも少ないのに、お肉ばっかり食べている人は、栄養の吸収が早い分、脂肪として蓄えやすくなって、太っちゃう。
その上、腸の働きが弱ってきて、キチンと排泄できないと、腸内ではすぐに腐って、吐きそうな位に臭いニオイを出しながら、停滞して血液も汚し、ドロドロした血液が万病の元になるわけです。
だからといって、お肉を食べちゃダメって言うわけじゃなく、腸内腐敗が気になるなら、鳥や魚にすれば腐りにくいと言えます。また全てのお肉類が、最後には硬くなってるから、やっぱり、お肉だけだと、腸内に溜まった便が石ころみたいに硬くなるので、出にくくなるし、大腸憩室を作る原因になったり、腸壁を傷めたり・・・
つまり、大事なのは「お肉ばっかり食べ過ぎない」こと、お肉を食べる時は、お野菜も一緒に食べること、腐敗を避けたいなら、牛と豚を減らして鳥や魚にする。ようは、自分の状態に合わせて食べることが大切だと思います。
だからといって、極端にお肉を食べない様にするのは賛成できません。細胞の原料となるタンパク質が減れば、お肌の代謝も悪くなるし、体の活力や筋力も低下、見た目が急に老けちゃう人もいるので、注意が必要。
良いか悪いかの二者択一ではなく、バランス良く摂りましょう。
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野菜類の腐敗課程
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次に野菜達を見てみると『キャベツ、バナナ、キューリ』の3点。何故、コレを選んだかというと、その時、そこにあったから(b^-゜)
【バナナの腐敗】
そして変化をみると、バナナがダントツで変化が早い!すぐに変色したかと思うと、触った感じも「ギャー」と言いたくなるグチャっと感。
それだけバナナは消化効率も早いということで、マラソンの練習時にもエネルギー補給としてもバナナは食べられているくらいです。また、ビタミンやミネラルも豊富に含み、エネルギー代謝もあげるらしいです。
さらに、幸せホルモンのセロトニンの原料にもなる、とっても、すぐれものなバナナさん。ちなみに私も、毎日の様に、バナナを食べまくっていますよー。(≧▽≦)
そして、他の食材の変化にもバナナの影響が。。。
(2週間後の写真)
なんかバナナから出ているようで、一緒に入れているキャベツもキューリもバナナに近い部分から、変色していってます。食べ合わせも消化に関係している、とうことかな。
そして4週間後には、バナナ軍の白い何かに他の野菜も完全に飲みこまれてしまいました。なんだか、バナナって、凄い・・・凶暴?「バナナさん、マジ、ヤバいっす!」 ((>д<))
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じつは野菜の方が
消化に時間がかかる
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それに比べて、形状だけは似ているキューリ。こいつは、なかなか変化しませんでした。確かにバナナの近くは、軟らかくもなりましたが、その他は、最後まで硬さを保ってる。
つまり、普通にしてたら、消化に時間がかかる、ということ。私も「毎日、サラダも食べましょう」と言ったりしますが、だからといって、生野菜ばっかり食べましょう、とは絶対に言ってません。
だって、生ばっかりだったら、このキューリの様に、消化に時間がかかるから、腸の消化力が弱っている人からすれば、この生野菜の食べ過ぎだって、腸へ負担となるんです。
それに、「お肉は腐りやすいから、お野菜で・・・」と言って、お野菜ばかり食べている人もいるようですが、この写真を見てわかるとおり、お野菜だって放っておけば、いずれは腐るんです。(´・ω・`)
結局は、お肉も、お野菜も、スピードに違いはあるものの、お腹の中で放っておくと、どっちも腐るわけだから、食べ物に気をつけるのは大事だけど、それと同時にお腹の中に溜めない、というのは、もっと大事です。
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食べ物の腐敗から
腸壁が汚れていく
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だからといって、お薬で腸内の便を出そうとしても、それだけで、腸内が綺麗になることはありません。これも、いつも言っていることですが、栄養を吸収しているのは「小腸」です。
その小腸の壁は、フィルターのような構造になっていて、食べ物の栄養を吸収した後の残りカスは、腸壁の絨毛細胞の間につまって、本来は、その汚れた腸壁の細胞も便と一緒に排泄されていきます。
しかし、腸の働きが弱っていると、この腸壁の細胞を、いつまで経っても捨てられない。それどころか汚く詰まって、腸壁を変色させ、腐敗臭をまき散らす。イメージするならば、次の写真です。
お肉類と野菜類を乗せた紙皿を見ると、白かった紙皿も、1ヶ月で汚く変色しています。汚れが紙に染み込んで、すんごく臭いです。触っただけで、手にニオイが残るくらいです。
まさに、小腸の壁の汚れもこんな状態、腐った物を長く放置しておいて汚れた紙皿が腸壁だとすれば、紙皿の上の内容物(便)をいくら薬で出したとしても、
汚く変色して臭い紙皿は、そのまま残り続けるので、こんな汚れた腸壁のままだと、いくら『カラダに良い食事』を食べても、結局は腸内腐敗がすすんじゃう。(´д`lll)
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汚れた腸壁を綺麗
にしていく方法とは
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じゃぁ、どうすれば・・・、答えは簡単です。この汚れた紙皿を新しい物と交換すれば良いんです。「どうやって交換するの?」、それも、簡単です。腸が元気になれば、勝手に新しく入れかわるんです。
でもね、注意しないといけないのが、腸が自発的に動くよう、元気にしてあげないと、この腸壁細胞の代謝が上手く進まないんです。
よく考えてみて下さい。お薬で便を出していても、腸はどんどん弱るでしょ?毎日、下痢で便を出している人も、調子悪いでしょ?断食して、腸の中を空にしても、また食べたら溜まるでしょ?
だから、『便が出ている=腸が元気』では無いんです。本当の意味で、腸が元気になっていくには、腸の緊張をとりのぞき、腸が自発的に動くよう、やさしく鍛えていくことが必要となります。
また同時に、人それぞれに違う腸への負担を、いかに軽減していくかを考えて、改善していく。その作業が、原因からの改善となるのです。
だから、美腸セラピーは、腸が自発的に動くように、腸を優しくほぐして鍛えていく施術に加えて、何がその腸へ負担となっているのかを考え、ご来店の度に、自分ケアの方法も覚えていく。そんな本気の腸ケアを行っています。
もしアナタが「本気で腸ケアしたい!」と思ったなら、少し遠くても、美腸セラピーを頼ってみて下さいね。きっと、貴方の助けとなれるはずです。本気の人の全国からのご来店を心よりお待ちしています。
NPO法人健康増進技術協会 理事長
美腸セラピースクール 主宰
松下大山
美腸セラピーの考え方
不調を抱える人ほど「体に良いもの」を日々、探していると思いますが、いつまでも元気になれないのは「体への負担(原因)」を減らせていないからです。
美腸セラピーは、人それぞれに違う体への負担を一緒に見つけて、その原因から改善する。つまり、引き算の考え方で、これまでに多くの方が不調を改善しています。
腸セラピーは『どの店でも同じ』ではありません。「本気でなんとかしたい」なら、少し遠くても当サロンを頼ってください。本気の方の全国からのご来店をお待ちしています。
お問合せ・ご予約
電話:078-779-8613
sms:080-8515-3024
mail:npo.kenko@gmail.com
※美腸セラピーは、あくまでも「予防療法」であり、「医療行為」ではありません。施術により直接的に病状や疾患の改善および完治を目的とするものではなく、人が本来持つ自己治癒力を高めることで、健康維持・増進を目指すものです。