告白 | 未完成な私の心中

未完成な私の心中

読んでくださってありがとうございます
なかなか心を開ける友人が居なくて
ここで本当の私をさらけ出しています
賛否両論、あると思いますがご理解いただけるようであれば
お友だちになってください




不倫をきっかけに別居中のあたし



そしてここ2週間彼と
会えないだけじゃなく
連絡も取れなかった



日々は変わらないけど
彼が仕事を頑張っていることも分かっているけど
平日はほぼ毎日
彼の声を聞くことが当たり前になっていたから



寂しくて
しんどくて
誰かに頼りたくなった



あたしのことを好きだと言ってくれる
年下ヒモくんに
またLINEして
さらさら会う気もないことを自覚した



そしてそんなときに限って神さまは
血迷ったあたしを止めるかのように
試練をもたらす



しんどすぎて
また拗らせてしまいそうだったけど



久しぶりの電話口で
泣きながら愚痴るあたしの話を
ひと通り聞いた彼は



『誰もハッピーにならないようなコミュニケーションは
自分さえ守れないよ
自分を守るために気持ちを素直に伝えたほうが
自分もみんなもハッピーだよね』
って諭した



愚痴っていて
俺と話せても全然嬉しそうじゃないじゃんえー
って言いながら
彼は急いで会うための準備をしてくれた



そしてやっと会えました
しかもお泊りラブ



前回ここにお泊りした時は
あたしが体調不良だった



10分違いで到着
今回はふたりとも元気



嬉しい
会えた
こんな幸せがずっと続けばいいのに


一緒に見るもの
食べるもの
居る場所…
何でもいい
どこでもいいから




彼は落ち着きがない
何かしていないと落ち着かないらしい
あたしは彼が落ち着くのを待つ



ソファで並んで座って
『会いたかったよ』って抱きしめる
いつもそう



限られた時間の中で
愛し合っていることを確かめる



そしてあたしは
やっと伝えられたことがある



『あたしね
◯◯さんに出会うまではね
ちゃんと寂しさを紛らわせてたの
色んな事や 色んな人で』



『…』



『でももうだめなの
◯◯さんじゃないと』



『うん』



『信じてる?』



『うん』



ずっと言えないでいたこと



アプリで出会ったあたしたちだけど
彼はどうやらあたしが最初で最後らしいから
あたしが
ひどいフラれ方をした元カレ以外にも
会っていた人が居たことを
なんとなく言えないでいた



別に言わなくてもいいことだし
彼もなんとなく想像できたことだろうし…
でも
自分でちゃんと伝えたかった



あたしがそういう人間だったこと
でももう
あなただけで
あなたさえいれば
あたしは十分だということを



世の中には
あたしの想像以上の
恋愛のカタチがあるだろう



あたしは今 彼が好きで
その好きという気持ちに
浮いたり沈んだり
振り回されたり
疑問を感じたり
思い込もうとしたり
改めて納得したり
ずっとそうやって考えていくんだろう



会えた時
会えたことに
すごく満たされる



そしていつもなら
帰り際がとても寂しい



でも今日は違った
寂しかったけど
あたしに会うために
仕事の時間を割いてくれた彼のことを考えられた


相手のための素直な気持ちを
伝えられたからかな?
いい天気だったからかな?


自己満だけど
あたしが素直で楽しく過ごしていることが
彼の満足にもつながるなら
素直な自分で一緒に居たいな