5年前のお芝居を思い出した。そして私は驚かない。 | DAG DANCE studio.

4年前。いや、2020年になったから5年前になるだろうか、私はとあるお芝居に参加させていただいたことがある。

 

 

それは、プロローグ的なシーンが終わって暗転し、明転すると私のセリフから始まるというもの。自分の旦那さんを前に昨日あった隣のおじいちゃんのまさかのエピソードを思い出し笑いしながら話すというもの。

 

入れ歯が置いてあって驚いたんだというエピソード。

当時、物凄くその境遇をイメージして「自分がまさかの瞬間に入れ歯を見たら」の世界に挑んだ覚えがある。

 

 

時は変わって先日。とある映像でおじいさんが投資について真面目な話をしている最中、突如入れ歯を外してテーブルに置くというシーンに遭遇した。私は、その時「なるほどね、入れ歯って外した方が喋りやすいんだ」と始めて知ったなと思いおじいさんの話を引き続き聞いていた。

 

そして聞いていて「っっっって、ええええーーーーー!!!!!????私、"入れ歯突然エピソード"見ても受け入れるんだな」と自分に驚いた。

 

 

5年ぶりに思い出したこのシーンでした。というそれだけの話なんですが。

 

 

当時はそのお芝居のシーンで、「おもしろかった」ということを人に伝えたくて自分が笑っちゃっているということで挑んでいたけれど。本当にそのシーンをおもしろくお客様と共有するには、

“と、平然と話している姿“を見せた方が面白い場合もあるな、と思う。(そのシーン自体はお客様と笑うことが目的のシーンではなかったのでアレですが)

 

 

「伝える」件で、「映画のエピソードこんなんだったよ」って話したりするのが上手い人、なんで上手いんだろう。話す順番かな、と思っていたことがあるのだけれど、きっとそういうことではない。

 

話しながら相手の呼吸を感じれる人だろうか

その人は相手にまるで映画を見ているかのように想像させるのがうまかった。でも本人はおもしろく伝えてやろう、だなんてカケラも思ってなさそうだった。テンポかな、とにかく面白い人だった。

 

 

 

今日もダンスステージ振付です。

1週間後に中間共有があるので、ある程度形にできるよう挑みます。

 

それでは今日も目の前のすべてをたのしんで✨

午後もいってらっしゃいませ