だってturn outが。 | DAG DANCE studio.
ダンス用語で『ターン アウト』といえば
ずばり「股関節を外側に開く。」


もう、今ネットで検索すれば
■ターンアウト 解説
■わたしは中3までターンアウトができなくて
■ターンアウト バレエならではの基本姿勢
■ターンアウトとは何か

etc…

とにかく、たーーーーーーーっくさん 情報が出てきます。

私はバレエからダンスを始めましたが、
とにかくこのターンアウトというのが大の苦手で。

どーーーうしたら あんなポーズに入れるんだろうなー。
だって私の身体はあんなに開かないもん。
と続々世界コンクールで賞をとってゆく方々を尻目に思っていた小中高生時代。
バレエって、誰もターンアウトのより良き取り組み方なんて教えてくれないんですよ
(もちろん個人的見解です。教えてくださる所も絶対ありますが、何せ自分で盗め的な現場で鍛えられまして(^^;))

よりよき方法は
自分で勝ち取りましょうみたいな。


大学生になるときに
「ダンスで生きていけたらいいとおもうんですが…」と
そのバレエ団の団長先生に言ったら



「舞台で生きていきたいんなら、ジャズダンスを学ばなきゃだめよ」



そう言われて。
大学に入ったらジャズダンス部に入って、スクールにも通おう!!
と思い、そして今に至ります。


大学に入学して入ったジャズダンスの世界は、
とにかくパラレル(股関節は並行)の世界

ターンアウトが嫌でしょうがなかった私は
なんて素敵なジャンルがあるんだろう!!!!!と小踊りし、没頭していったのを
今でも覚えています。


そのあと、直感のままにジャズダンスの先生に
教えをこい、学び、コンテストにも挑戦させていただき、
「ダンスでやっていきたいだなんて。どこかで賞をとったわけでもないくせに!」

と、親からごもっともなご意見をいただき、
先生のもんのすごいご指導のもと全国のテレビ局のコンテストで数回結果を残させていただき、
親に「やったよーー(^^)0 (結果に残しましたよね?)」とここぞとばかりに連絡し

今があります。



そして今。
素晴らしいジャズダンサーのみなさまを間近に見ながら
『ターンアウトができるとこれが可能になる。』という世界に触れております。


まず、ダンスのパワーがやばいほど変わる。

身体に蓄えれるエネルギーが、抜群に違う。
だから、放出した時の印象がすっごい違うのです。

うっわーーーーーーーぁ!!!!すっごいなあ!すっごいなあ!
です。マジで。

ターンアウトォォォォォォォォォォx(TT)と思って ジャズに入りましたが、
今は結局… もとに戻っています



大昔にダンスの師匠に言われた言葉
『上手い人って、どういう人だと思う?』の質問に
みな、

基礎のあるひと!
機転の利く人!
5回転回れる人!!

色んな意見が出ていましたが



『上手い人。それは戻る場所のある人だ。』

これを身にしみております。


『どうしたらいいかわからなくなったら。
ここにまた戻る。そういう場所のある人が、上手くなっていける人なんだぞ。
それが基礎のある人っていうんだぞ。ただ上手い人じゃないんだぞ。』

今、とても身に染みています。


手は遠く、丸く…
足はターンアウトに。
遠くに伸びるように…

マダマダ(^^;) 道は遠いです